前回に引き続き、色見本ミニカー用のシリコーン型を使って水中花っぽい物を作ってみたのですが、うーん、仕上がりとしては今回は失敗っぽいです。
ちなみにメインはドライフラワーを入れた物で、青とオレンジのガラス片を入れたの物は樹脂が余っていたので急遽おまけ的に作成した物です。
今回試したかったのはドライフラワーの位置を固定する方法で、透明エポキシ樹脂(クリスタルレジンNEO)を二回に分けて入れる方法は上手く行ったのですが、真空脱泡に失敗して気泡の混入が激しいです。
またドライフラワーの色味に関しても、自然な状態のままだと微妙にパンチが足りません。ただこちらは既に染色用のダイロンを用意しているので、次回はそれのテストですね。
それでも樹脂の中いっぱいに花を詰めて、しかもちゃんと上を向けられたのは良かったです。
本当、これで気泡さえなければ・・・。
こちらに使ったドライフラワーは元々染色されている物で、やはりこれくらい色鮮やかな方が華やかで良いですね。染色用のダイロンは赤と青と黄色を買ったので、混ぜて色々試してみようと思います(どうもオレンジっていうのが無いみたいで)。
また今回ガラス片について気付いたのですが、そもそもこちらは色ガラスを使う必要は無く、透明レジンに塗料を入れて固めた物を刻んで使えば簡単に大量に造れそうです。ただ屈折率とかで綺麗に見えないかも知れませんけどね。この辺も試してみたいです。
今回花を入れた物は透明レジンを二回に分けて固めていますが、出来上がった物を良く見てもその層(つなぎ目)は全く見えず、この点は綺麗に出来たと思います。
次回こそはしっかり真空状態で花の奥までギュぅっと樹脂を行き渡らせ、透明感ほとばしる仕上がりにしてみたいと思います。