GMCホイールセンターキャップ注型1.0改2.0

 先日二回目のエポキシレジン&GP(ガラスパウダー)を注型していたGMCホイールキャップの複製品です。

 ボルト固定部に配したアルミリングは切り込みまでしっかり樹脂が行き渡り、

 注入口付近も良い感じです。

 ・・・が!

やはりと言うか前回と同じく表側の上部、注口周りで気泡が溜まってしまっています。ガラスパウダーを混ぜて粘度が高くなっているので、注口をもっと広げて気泡を全部浮かすようにしないと駄目っぽいですね。

 そこで他に何か違う方法で出来ないかと考え、新たに変則的な注型方法を試してみる事にしました。

表側の注口をシリコーンの破片で塞ぎ、型を開いた状態でエポキシ樹脂を1/3くらい注ぎます。

 ちなみにアルミリングは2個しか無かったのでさらに2個追加してローレット(風)加工も施しました。夜頼んで次の日の朝には来るという(amazon)、平日に時間が取れない身としてはとても助かります。

 エポキシレジンが半生状態くらいに固まったら、反対側の型を合わせて立てた状態で上から注ぎます。たい焼き方式とトップゲート方式、さらにウェットオンウェットを組み合わせたような工法ですかね。

 そして出来上がったのがこちらです。当然ですが気泡が出来ていた上部は綺麗に仕上がりました。

 が!どうやら違う所に大きな空気溜りが出来てしまっていたようです。迂闊でした・・・。

ただこれなら今まで造った物よりもこちらを修正した方が楽そうなので、足りない部分は構造用エポキシ接着剤(3Mパネルボンド)で修正して使おうと思います。

と言う訳で、アルミリングはもう一個あるのでもう一度これと同じ方法で試してみようかと思います(もう完全に赤字ですがこういった事はいつもの事でして、だからこその社外記なのです)。

マイク色見本 迷彩塗装 完成

 先日本塗りを終えていた色見本用マイクのピンクカモフラ塗装です。色はピンクを4色で、クリアーは二度打ち、最後は艶消しクリアーで仕上げています。

形はマイクですが本体は樹脂製で、判り易いよう一連の流れを纏めて紹介しますね。

まずは本物のマイクを分解&穴を目止めして、シリコーン樹脂でメス型を作製します。

マイクモックアップ 完成

 出来あがったシリコーン型に注型用ウレタンレジンを流し込み、複製品を作製します。

サンプルマイク 塗装準備

 元々あったSHUREのロゴをデカールで再現するようデータを作製します。

 事前にイメージイラストを作製して配色を確認します。

尚ピンク迷彩塗装はマイクの前に一斗缶などを塗っていて、塗料はその時の物をそのまま使用しています。

一斗缶 ピンク迷彩塗装(試作) 加装飾

 カモフラ柄はマスキングシート(オス型)を使って塗り分けます。画像は作業前の配置確認です。

色は濃いピンクから始めて、マスキングを貼りながら徐々に薄い色を塗り重ねていきます。

一旦普通のクリアー(艶あり)で仕上げたら、完全硬化後に全体を研いで段差を平滑にします。

 SHUREのロゴは小さ過ぎるので塗装では対応が出来なく、代わりにデカールを使って再現します。使っているのはALPSのドライプリンターMD-5000です。

木工用ボンドを薄めた水に浸して台紙を剥がし、デカール用接着剤を使って貼り付けます。

デカール貼り付け後、艶消しクリアーを塗って完了です。

最後に60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させたら完成です。

 ロゴは「特色ホワイト→マゼンタ→クリアー」の3度刷りで、フチを白くする為に最初のロゴは0.3mmオフセットして印刷してあります。

 反対側です。

 こちらはゴールドに黒フチのロゴにしてみました。

黒とゴールドは重ねず、それぞれのデータを別にして印刷しています(ピンクのロゴもそうですがあちらは白の上にマゼンタを重ねて印刷しています)。

一緒に作成したグリーン迷彩はマイク塗装のページで紹介しています。宜しければご参照下さいませ。

SHURE SM58 迷彩柄(グリーン)

通勤ルート寄り道

今日は18時くらいから雨が降り始めましたが、幸いにして21時くらいには止んでくれたので、いつもの池上本門寺を通っての帰宅です。

何故かここの境内は夜中に落ち葉の掃き掃除をしていたりするのですが(傍から見ると結構怖いです)、さすがに今日は無人でした。ランナーの姿も見えません(その代わり何故かスーツ姿の会社員の方が・・・)。

 少し前からほぼ毎日ここに寄って帰っているのですが、その理由はここで何度か見かけた狸(!)に逢う為で、てっきりハクビシンかと思いきや、「尻尾が短い」「顔の黒い部分が左右で判れている」と言う特徴から、恐らく狸で間違い無いだろうと思っています。

ただ未だ確信出来ない所もあるので、撮影してじっくり見てみたいと言う所であります。まあ単に触れ合いたいだけでもあるのですが(実際に触れられるとは思っていませんが)。

気温が落ちて、さらに雨が降ったりすると歩いている人の姿も少なくなる為、その辺で気軽に撮影を楽しめるのが良い所ですかね~。

ユザワヤ行き

 先週塗装で使う小物をユザワヤ(蒲田店)に買いに行ったのですが、うっかり買い忘れていた物があった為、運動がてら多摩川河川敷沿いを歩いて買いに行く事にしました。まあスタンドが無い自転車で行っても停めるを探す方が面倒ですしね。

 以前の移動手段は「車→バイク→自転車→電車→徒歩」といった優先順位でしたが、今は「徒歩→自転車→電車→バイク→車」と、ほぼ真逆となっています。電車はPASMO(電子マネー)が使えるようになった事が大きいですね。切符買うのに並んだり、乗り換えの煩わしさが全く無くなりました。

肝心のユザワヤで買った物に関してはまだ撮影もしていないので、今度実際に使った時に改めて紹介しようと思います。それにしてもユザワヤ、相変わらず楽し過ぎますね~。