SATAエアーブラシ修理

 いつもロゴ入れ塗装などに使っているSATAのエアーブラシ(口径0.3mm)ですが、

最近グリップの隙間から、ベタベタする何かが染み出てくるようになりました。

シンナーで洗えば簡単に落ちますが、使う度にそれをやるのも面倒ですし、そもそも何故これが起きているのかが判らなく気持ち悪かったので、昔から懇意にして頂いているオートサプライヤーさんに相談してみると、

 なんと新しい部品を入手して来てくれました!

そもそもこのガンは日本に殆ど入っていない物なので(多分三個しか無く、その内の二個が私ので、もう一個は以前間借りしていたTACさんが使ってます)、簡単に部品が手に入る物では無い筈ですが、今回の為にわざわざ本国から取り寄せて頂いたのでしょうか。もう本当に有難い限りです。

 と言う訳で早速分解してみたところ、かなりシュールな光景に(笑)。

 どうやらこのガン、グリップはカバーだった訳ではなく、それ自体がスプレーガンの一部だったようです。こんなの普通ありませんよ・・・(恐)。

「最悪カバーをカッターで切って取っ払っちゃえば」なんて考えていましたが、そう言う問題では無かったようです。

 ネバネバの原因は良く判りませんでしたが(樹脂自体が劣化して溶け始めているのではと)、とにかくこれでスッキリしました。

 上が古い物で、下が新品です。少しデザインが変わりましたが使用は問題ありません。

しかしスプレーガンと言えばシンナーで洗う事は前提とされている訳で、そこに樹脂部品を使うのはどうなのか?と思いましたが、もしかしたら重量バランスとか、長時間使っても疲れないよう軽量化を考えての事なのかもですね。

とにかくこれで復活です。有難う御座いました!