ワークショップ&塗装屋会

先日の日曜日、当工場では塗装ワークショップらしい事と、また今まで塗装関係で知り合った方々をお誘いして、いつもの塗装屋会みたいな事をしました。

塗装ワークショップについては現在私の体調不良という事もあってお受付を停止しておりますが、既に塗装をやられている方で「どうやっても上手くいかない・・・!」といった方向けにマンツーマンで対応するようにしています。アマチュア向けでは無く、それで飯を食おう!というガチの方向けといった感じですかね。

なので今回のメンバーも仕事に塗装が関係している(それで利益を得ている)といった方々となっておりまして、ご案内が出来なかった方々には申し訳御座いません・・・!

ご相談いただいて内容としては、自社で開発中の製品に施したUVプリントの耐久性を向上させたいといった事でして、今回はそれの下地処理と、トップコート(クリアー塗装)の見直し&テストをする事になりました。

ちなみにこちらの方は以前当ウェブショップで販売するクリスタルクリアーをご購入して頂いた方で、会社の規模としてうちは到底足元にも及ばないようなちゃんとした企業でビックリしました(笑)。

幸いにして今回お越しいただいたメンバーの中にはプロのUVプリント屋さんがいらっしゃったので(前回のサーモスワークショップに参加された方です)、その方からUVプリンター機器のアドヴァイスや使用方法、また今回その方が作成して持ち込んでくれたこちらのUVプリントシールを使って実際にテスト塗装をする事になりました。色々と有難う御座いました!

テスト用に持ち込んだサーモスにUVプリントで作成したシールを貼り、足付け処理の方法やガスプライマーなどを使った上にクリアー塗装を行いました。UVプリント屋さんが「印刷する前もちゃんと脱脂してからじゃないと!」とか口を酸っぱくして言っていたのが何故か印象に残っています(普通の印刷屋さんは多分脱脂とかしてないと思いますが・・・笑)。

またご参加いただいた方々が作成された物を持ち込んで頂いたりもしましたので、そちらも紹介したいと思います。

画像のフィギアは何度もこちらで紹介しているアートトイペインターのGUNさんの作品で、ただしそれらは今回持って来てくれなかったので(!)、私が以前購入した物を並べてみました。それを飾る台が、今回ご参加された方が制作したアイアンワークの作品となります。以前こちらでも紹介した「手」の作品を寄贈して頂いた方ですね。本業は鍛冶屋さんですが、造形とか塗装とか音楽とか色々やっている方です。

自在鋼房

ミニチュアの盆栽棚のような物が鉄器で作られていて、BLACKRABBiTを乗せて飾れる様になってます。

この枠が、私もGUNさんも超お気に入りでした。直線的なデザインですが、鉄を叩いた跡とかが残っているのが格好良いですね。

他にはいつもGショックを塗っている方が制作したザクヘッド!(プラモデル)なども!

当店のデカールが発展したのはひとえにこの方のお陰で、今回の作品にも相変わらずエグイ感じでデカールが多用されています(笑)。

今回こちらのGショック塗装屋さんが参加する事を、早い段階で鍛冶屋さんにも知らせていたので、それ用にとこちらのアイアンワーク品も作って来て頂きました。

人物の紹介をするのは難しいのですが、こういった感じでその方の作品があると判り易くて良いですね。

それぞれを組み合わせ、鍛冶屋さんとGショック塗装屋さんとGUNさん3人のコラボ!みたいな感じでしょうか。

無機質な感じと有機質的な組み合わせに、さらにこの蔦のような曲線がヤバいです(惚)。

Gショック塗装屋さんに関しては敢えて今まで紹介を控えるようにしていたのですが、その辺りの事も解禁となりましたので(?)、改めて紹介をしたいと思います。

カスタムGショック製作小屋

こちらのウサギのフィギアを塗っているGUNさんについては、以下リンク先の記事が判り易いかと思います。宜しければご参照くださいませ。

マスキングシートを届けついでに

詳しくは紹介出来ないので控えさせて頂きますが、その他にも色々な物を御持ち込頂きました。

ぱっと見は普通の看板に見えますが、実は色々な技術が盛り込まれていまして、普段は辛口なGUNさんも(笑)、これには絶賛していました。

その他、当工場用にも頂いた作品がありますので、そちらは後日改めて紹介したいと思います。

尚、通常のサーモス塗装ワークショップは受付を停止させて頂いておりますが、今回のように「新たな業務で塗装を始めてみたけれど上手くいかない・・・」といったご相談にはお受付は出来るかも知れませんので、宜しければお問い合わせくださいませ。

今回は福岡・愛媛・愛知・神奈川・宮城・東京からお越しいただいた6名で、この度はわざわざ遠方からのご参加、有難う御座いました!