先日の続きで、新たに作成している色見本マイク用のシリコーン型です。
ブロックの隙間から漏れ出して減った分のシリコーン樹脂を後から足していて、それが固まったのでブロックの枠を外していきます。
零れていたよりも随分と減っていると思っていたら、どうやらブロックの内側に大量にシリコーンが詰まっていました・・・。
恐らくはしつこく真空脱泡を繰り返したので、隙間からブロック内側に充填されてしまったのだと思います。折角の高価なシリコーンが・・・。
尚、今回は分割はせず一度にシリコーンを注いだ方式にしているので、ここからそれをナイフで切り開きます。
この場合の切り方が良く判らなかったのですが、一応ズレないようにジグザグに切ってみました(余り意味は無かったかも知れません・・・)。
全部を完全に切る必要はなく、ある程度のところでスポット抜けました。
と言う訳で、さっそくレジンを入れて色見本用の素体を作ります。
15分くらい待つと固まるので、同じようにして抜き出します。
今回使った信越シリコーンのKE-1417は耐久性・離型性が良いとの事ですが、出来るだけ型を長持ちさせたいので一応3回に一回は離型剤も塗っています。
継ぎ目はやはり見えてしまうのでそのまま上塗りと言う訳にはいかず、数がまとまったらサフェを塗っておこうと思います。