2025五反田~銀座早朝ウォーキング

少し前の日曜日、五反田駅から銀座まで早朝ウォーキングに行って来ました。家の近所だと見知った光景しかないのですが、電車に乗って知らない道を歩くと冒険っぽい感じがしてとても楽しいんですよね。

車や自転車ではよく通る国道一号線ですが、徒歩でこの辺を歩くのは初めてかも知れません。見た事がある景色でも視点が変わる不思議な気分になるのが面白いです。

そんな感じで国道沿いを歩いていると神社の入り口らしき大きな鳥居があったので入ってみる事に!

階段を登ると大きな広間になっていて、建物はビルなのに神殿らしき建物があるところだけ屋根が無い・・・。

しかも人が全然居ないので勝手に入って良いのか、はたまた変な宗教施設だったらどうしようかと・・・。

どうやらこちらは雉子神社なるところで、ビルの一階の広場に組み込まれている珍しい神社のようです。こんなの初めてみました。ただ全体的に凄く綺麗だし、造りも細部まで丁寧な感じでとても良い雰囲気です。むしろ誰も居ないのが不思議なくらい。

さらに奥、同じ境内にもう一つ祠らしき物と鳥居がありました。こちらは三柱神社というそうで、元は上大崎村に 祀られていたのを1910年に合祀したとの事でした。のぼり台にキャスターが付いていて、神事的なのと合理的なのが合わさっているギャップがなんだかとても面白い!(そしてカチっとしてよく出来てます!笑)。

その後はさらに国道1号線を登っていき、高輪白金台方面に歩きます。多少起伏があるので歩き甲斐があります。

そして今回の一つ目の目的地、KAIKOU COFFEEさんへ!

今回の目的地は銀座で、その中間の休憩地点としてこちらを見つけました。めっちゃお洒落なカフェで普段だったらとても入り難い感じですが、朝一空いている時間は許される気がする(?)のが早朝ウォーキングの気に入っているところです。

以前も書きましたが、理想としているのが駅から多少離れた場所にある個人経営的なカフェで、探さないと行けない!という隠れ家的な感じが好きです。

ちなみに当初モーニングはお得な物!と考えていましたが、もはや都内では珈琲とセットで2,000円くらいが一般的な相場になってしまっているので、これも普段の日常では味わえない特別な体験の一つ!と言う風に諦める考えるようにしました。

この時はちょうど紅葉が始まっている時期で、その辺の公園を通るだけでも十分楽しめました。

しかしこちらの公園には何やら見かけない展示物が・・・。

どうやらここで貝塚が見つかったようです。昔はまだ海岸が埋め立てられていなくて海も近かったんでしょうね。

さらに奥には明らかに怪しい建造物が!

どうやら縄文自体の生活を再現した展示物のようです。さすが港区、税収に余裕を感じられますね(笑)


その後三田の交差点を過ぎると、

 またまた神社が!


階段を登ると鮮やかな赤色をした本殿が。

車で移動している時にちょっと寄ってみたいなんて神社を見かけてもわざわざ車を停めて行く事はしませんが(そもそも都内は車を停める場所がありません・・・)、徒歩なら思いつきで動けるので、見つけたら躊躇せず入ってみよう!という心意気としています。

ほんと面白い(笑)。

さらに歩いていくと東京タワーが見えてきました。ここは以前自転車を停めて撮影した場所ですね。歩道が広いのでとても歩き易いです。

なんとブレンボのお店が!

以前は地元、大田区雪谷の辺にブレンボのお店があったと思いますが、こちらに引っ越して来たんですかね。

めっちゃ格好良い!

これ一個で100万円以上とかするんでしょうか・・・。

さらにその隣にはSMEGが!

ドラマ等で登場するお洒落な冷蔵庫で、小物塗装屋になってから3個くらい塗りました。記事が見つからなかったのでXの投稿を。

 

元々ユニオンジャック柄のモデルがあったみたいなのですが、人気なのか日本には入って来なかったのかでご依頼を頂きました。

こちらはドルチェ&ガッバーナ?なのでしょうか。恐らくこれは塗装では無くラッピングでしょうね。

そして東京タワーです。もうなんだか日本じゃないみたい(笑)

東京タワーは中にも入ったのですが、展望台に上るのに¥1,500必要だったので(階段で登っても・・・!)今回はスルーする事に。

そして芝公園に。当初工場を探している時にこの辺でも一軒検討していたんですよね。危なかった…(笑)

さらに進みます。紅葉がとても綺麗。

そして銀座へ!

あの壁ってアクリルじゃなくてガラスですよね?凄くお金が掛かっているでしょうし、パネル同士で曲線のラインを繋げているのは本当に大変そう・・・(と言うのを想像するのがとても楽しいです)。

そして今回の最大の目的地である銀座四丁目交差点にある日産クロッシングへ!

3メートルの猫のぬいぐるみです!

以前こちらの投稿を見て「つくねだ!」と思ってどうしても見に来たかったんですよね。

こちらは猫人形作家の佐藤法雪氏の作品で、てっきり屋台で有名な猫の着ぐるみを作る方だと思っていたら違っていたみたいです。そちらは山田三毛猫さんとの事でした。

ちなみに全くの偶然だったのですが、その日の朝(6時頃)につくねにサンタクロースの衣装を着せて撮影したところ、まさか3メートルの猫も同じ格好になっていたとは思ってもいませんでした。観に行って本当に良かった・・・!

2025年12月13日スニーカースプラッシュ塗装ワークショップ

先日の土曜日、当工場にてスニーカースプラッシュ塗装のワークショップを行いました。スプラッシュ塗装の開催は3年ぶりです。

今回の参加者は3人で、ただ御一人がインフルエンザに罹ってしまったとの事で2人に、その他お手伝いにGUNさんとくま3D-さんが来てくれて合計5人となります。

まずはマスキングを行います。全部を塗ってしまうと如何にも自分で塗りました感が強く出てしまうので、部分的に納めて悪目立ちさせず普段使い出来るようにする感じですね。

慣れていないと中々難しいマスキング作業ですが、掛けた時間の分愛着も湧くのと、塗り終わってマスキングを剥がす時に感動出来るので是非こちらも体験して頂きたいところです。

その後は工場一階に移り、各原色を混ぜてお好みの色を作って貰います。

使うのはスタンドックス2Kエナメルで、着色とトップコートが一緒に行えるタイプとなります。クリアーに直接色(顔料)が入っているような感じで、本来は自動車ボディに使う2液性のアクリルポリウレタン系塗料で、紫外線による褪色などほぼ無いのが特徴ですね(その点染料は色褪せがとても早いです)。

出来上がった塗料にハードナーを添加し、あとはお好きな方法で色を飛ばして着色していきます。

ベチャっとつき過ぎると変になってしまうので、糸状にしたり、遠くから飛ばしたりと色々と工夫していました。

それを数色重ねていきます。

多くの色を重ねて華やかにするのも良いですが、単色でシンプルにしても良い感じだったりします。

また今回は参加者数が少なかったと言う事もあり、おまけでヤモリキーホルダーの試作品を作って貰う事にしました!

次回のワークショップではこれにエアーブラシを塗るのをやって貰おうと思っていて、今回はそれのテスト的な感じですね。

塗装作業が終わったら恒温器で60℃1時間程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

その後熱入れが終わったらマスキングを剥がします。

マスキングを剥がす前と、

剥がした後です。かなりイメージが変わりますよね!

実際に履いた状態でも撮影させて頂きました。派手過ぎず、華やかなのがとても良いです。

こちらの方は見える外側を単色でシンプルに、余り目立たない内側をカラフルにと塗り分けていました。なるほどですね!

一緒に塗ったヤモリのアクリル板は、骨格標本を入れた背面パネルと接着してキーリングを取り付けます。

標的が小さいので難しいですが、

スニーカーとお揃いと言う事でこちらも愛着が湧くかと思います。とても楽しんでいただけたようで本当に何よりでした・・・!

また今回は色相環時計の背面も一緒に塗ってみました。こちらも中々良さそうな物が出来そうな感じです。

お手伝いに来てくれたGUNさんとくま3D-さんも色々新しい事を試していたりしました。普段やらない事を試せるこういうの面白いですよね。

今回のこちらのスニーカーは敢えて塗装する面積を少なくする事で、既製品のようでいてオリジナルな物のお手本のような仕上がりになったと思います。お店に並んでいても全く違和感が無いというか、むしろ人気商品になるのではと。

元々は既製品を使う訳ですが、施工自体は完全オリジナル=自分で塗りたい色と範囲を決めて出来た物と言う事で満足感も高いのではないかと思います。IKEA効果は半端ないですからね。

マスキングと塗り方も上手くいったようで塗料のはみ出しもほぼなく、知らない人が見たらまさか自分で塗ったとは判らない仕上がりになっているかと思います。

ご参加頂いた方々、手伝いに来ていただいたGUNさん&くまさんありがとう御座いました!

ペールカラー色相環塗料 完成

先日より作成していた淡い色味の色相環用塗料12色です。各色の配合率が決まったのでそれを基に新たに色を作り、最初に作った色と確認をします。

が、ここでさらにもう少し調整したいと思う事となり、このうちの4色をボツにし、新たに一から作り直す事にしました。

そして完成です!今回は緑から紫に変化する間の青系4色を作り直しました。これによって緩やかにトーン(明度と彩度)が自然に変化していくようになったと思います。

いつも仕事でやっている調色は「比色」で、同じ調色でも今回はそれとは全然違う作業になりますから、慣れていないという事もあってまあまあ手間が掛かりました。

が、一度作っておけば一生使い続けられると言う事もあるので(それ故の配合データな訳です)、ここはしっかり時間を掛けて作っておこうと思った次第です。

その後スタンドックス純正風に作ったオリジナルラベルを印刷し、

それぞれのボトルに貼り付けました。

この辺は隣り合う色との差(色相差)が大きく、出来れば中間色を設定したいのですが、色相環は基本的にRGB、CMYの数値での組み合わせが基になっているので勝手にやる訳にはいかず、なのでこれは仕方ないですね。

明度が上がると(白を増やすと)色相差が判り難くなるので、基本構成は崩さないようにしつつその辺の修正に手間を掛けました。使っている原色自体を変更する場合は一から作り直さないといけないので、勿体ないですがかなりの量の塗料が廃棄となりました(実際には下色として使用するので一滴も捨てませんが…)。

お陰で淡い色味でもしっかり色の変化が判るようになったと思います。

こちらのセットは知り合いのアートトイペインターGUNさん用に作った物で、恐らく今後この12色で塗られたブラックラビットが登場するのでは、と思う次第です。

当店もこれを使って新しい色見本キーホルダーと色相環時計を作ろうと思います。楽しみですね!(今年も年末年始の休みは3日間だけですかね…)。

色相環新色作成

当店で使う塗料は自動車補修用の為、それ故に既存の色見本は比較的地味な色=自動車ボディカラーがメインとなりますから、塗装の対象が車から小物全般になった初期の頃はパントンカラー=印刷を塗装に変換した色見本の作成などに勤しんでいました。

その後パステルカラーやグレーなどの色も本も作り、

さらには補色などを見やすい色相環の色配合データも作成しました。

出来上がったのがこちらの塗料で、

その後それらを使ってキーホルダーや、

色相環の形を模した時計なども作成したりしました。

お陰様で念願だった「受注して塗る」スタイルから「塗った物を売る」と言う事も出来るようになりました。後者はまだ趣味の範囲ですが、これなら技術レベルが落ちた老後でも塗装を仕事として続けていけるのではと考えています。

と言う訳で今回新たに色相環の新色を作る事にしました。

元々作っていた色相環は極力彩度を落とさないビビッドカラーでしたが、

そこから彩度を下げたライトトーンや、

さらに淡い色のペールトーンの色相環を塗装で表現してみよう!と思った次第です。

色は単純に既存の色に白を加えれば出来るという事では無く、

それぞれを見本に合わせ、且つ他の色との兼ね合いも見ながら、さらには添加する質量をデータとして記録していく必要があります。一度足した分は引く事が出来ないので、ダメなら一旦捨てて(実際には捨てず下塗り用として取っておきます)一から作り直していきます。

配合データを残すために計量しながらの作業になりますから、まあまあ時間が掛かります。なので仕事が終わってから毎日1~2時間掛けて少しずつ作っていきます。

とりあえずこんな感じで7色程出来ました。

続けて暖色赤系の色を作ります。

こちらはグリーン系です。最初に作ったビビットな色だとそれぞれはっきり色味が違うのが判りますが、今回のペールカラーだと彩度を落とすと色相の差異が判り難くなるのでかなり微調整を行っています。

結果、先ほど掲載した青の3色は全てボツにして新たに作り直しました。上の画像だと右から左にいくに連れて赤味が増していく感じです。

最初のビビットカラーでは色見本(画像のRGB)を参考に極力彩度を落とさないよう色を調整しましたが、今回は隣合う色=類似色の違いが判るようにしました。

ボトル用のラベルも作りました。上の画像だとRGB値になっていますが、これとは別に配合データを記載した仕様もあります(そちらは当店用ですね)。

ただまだこれで終わりではなく、次はそれぞれの配合データ通りに色を作って今回の色との差異を確認、その後実際に12色を塗ってみてバランスを見て問題無ければ完成!といった感じになります。

塗料が完成したら色相環時計や色見本キーホルダーのパーツ、ベアブリックなども塗っておきたいですね(後で12色を塗るとなるとかなり大変なので…)。

ちなみに私的には大人な雰囲気のグレイッシュトーンも遣りたく、こちらはソリッドカラーではなくメタリック系、もしくは見る角度で色相が変わるクロマ系のパールを使っても面白いかと思っています。

まだまだ塗装でやりたい事があるので、このまま死ぬまで楽しく続けていけそうですね!