休日出勤

お陰様でここのところやり切れない程の仕事量に恵まれていまして、ただそんな状況ですから、連休と言ってもゆっくりと休んで居られないような気分でもあります。実際まだ休めておりませんし(苦笑)。

ただ休日出勤と言うのは嫌いでは無く、いや、むしろ大好きな方かも知れません(笑)。休日なら自分の好きなように時間を使えるのでいつも以上にマイペース&作業に時間を費やせますし、または普段出来ない事をすれば新しいスキルを得られますので、何故か得した気分になれるのです。

若い頃は時間外労働なんて仕事の出来ない奴がやるものだ、なんて思っていた事もありますが(すいません・・・)、やった分だけ自分のレベルが上がるのは当然ですよね。今日得られた事がもし無かったらと考えると、勿体ないと言うかもはや恐怖です。

 休日出勤とは全然関係ありませんが、そう言えばこんな雑誌を買っていました。

以前の号で蛍光色を特殊した時に知ったのですが、購入したのは今回が初めてです。

どうやらデザイン、さらには印刷関連向けに特化した情報誌のような感じでしょうか。

自動車補修(板金塗装)関係でもBSR(ボディショップレポート)なる業界紙がありますが、こちらは随分とお洒落なようで・・・(羨)。

 私の仕事とは全く関係無いのですが、余り一般には知られていない業界の内側を見るのはテンションが上がります。

 特に今回の箱型表紙の製作工程についての紹介はまるで工場見学に行ったかのようで、「これがパルプモールドか!」と非常に興味深く読みふけってしまいました。

さらには試供品のようなおまけがふんだんに付いてきて、ワクワク感が倍増します。

塗装の業界紙にもこんなのがあれば・・・。

アイアンマンカラー確認

メガネフレーム塗装承ってます

仕事の方でメガネフレームを「アイアンマンの色に」というご依頼を承っておりまして、まずは実際にその色を確認する事にしました。

 と言う訳でジャジャーンと!アイアンマンフィギアの到着です。

実は先日身内が秋葉原に行くと言うので、ついでにフィギアショップを覗いてみて欲しいとお願いしたのですが、希望していた製品は思っていたよりも少なく、良さそうだと思った物は三万円程と、色見本として購入するにはちょっと難しい金額でした。

 と言う訳でその後ネットで購入したのがこちらのBANDAI製「S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク42 」です。

 これに決めた理由としては、

・金額が妥当

・ゴールドの面積が多く、また微妙に違う2色が使われている

・ゴールドの色味がイメージに近かった

といった感じです。特にオフィシャルに掲載された画像がインチキ臭く無いのに好感が持てました(コントラストが強調された画像の色味は全く信用が出来ませんよね)。

ちなみに「赤」の塗色については既に決まっていて、いつもテールランプのレッドテールに使っているキャンディーレッドを使います。画像の色見本は以前作成した物で、現在は真ん中の物を使っています。

画像だと平板の色は明るく見えますが、その左にあるミニカー型の色見本と全く同じ色です。キャンディーカラーと言うのはこういう見え方をする物で、塗り方が違っているとかそういう訳ではありません。

画面右側にある色板は透明アクリルにキャンディーレッドだけを塗った物で、下にシルバーが塗っていないので光の反射が弱く暗く見えます。

キャンディー塗装は塗膜を透過した色=「透過色」で表現される為、下地からの光が反射すればする程色も明るく見えます。

尚下地のシルバーは色見本板に記載のある通りSTANDOXの原色MIX598で、メタリックアルミの中では一番粗目となります。

 そしてゴールドですが、こちらは以前作成していた色見本のゴールド色が丁度良さそうだったのでこれを採用する事にしました。

 こちらは以前北海道大学からご依頼頂いた時に作成した色で、配合データも残っているのでこの色をそのまま再現可能です。使われている原色は中粗目の球体アルミメタリック、イエロー、着色ゴールドメタリックの三種です。

それにしてもこのフィギア、可動域が広いのが特徴のようで、結構無理なポーズにも対応してくれます。これはヤバいです(笑)。

サイズは1/12で、これは以前作製したプラモデルのC3-POやR2D2と同じなので、色見本として使い終わった後はショーケースで一緒に並べて飾ってあげようと思います。

しかしここまでのポーズが取れるなら、1/12のスプレーガンを探して持たせてあげたいですね(笑)。

「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き⑤

先日に続き、日曜日に行った神奈川県川崎市にある、岡本太郎美術館で行われた企画展の紹介となります。

 こちらは橋本悠希氏の作品で、最初は単なる版画かな?と思って素通りしていたのですが、

展示室を何週かしている内に、壁の横に何か違う物が飾ってある事に気が付きました。

て、これってスマホじゃ・・・!?と。

 どうやらこの作品、スマホを版として作品が描かれているようで、確かに良く見るとホームボタンの跡があるのが判りますが、遠目からは作品全体に焦点を当てていた為、この事に全然気が付きませんでした。

 作品名は「拓」で、先にこの作品名を見ていたら最初の印象も違っていたと思います。が、こういう二度楽しめるのも現代アートの面白い所だとも思っていますので(ただこれから行く方はネタバレみたいになってすいません)。

 スマートフォンの液晶ガラスに絵柄や文字の彫刻が施されています。サンドブラストっぽくは無いのでリューターを使ったのでしょうか。

現在のようにスマートフォンがまだここまで普及していなかった10年前には出来なかったような作品ですから、私的にこういうのは面白いと思います。

今後スマホがさらに飽和状態になれば新しい作品も見れそうですね。Nam June Paik氏のブラウン管を沢山使った作品みたいに(博多にもあるらしいですね)。

 そして最後はこちらの大野修平氏の作品、「planted-15」です。

多分今回の企画展で一番地味な作品で、後ろを見ずに下がってしまう方がぶつかりそうになる場面を何度か見かける程でした(その都度係の方が飛び出していましたが、果たして最後まで無事でいられるのかどうか・・・)。

 注目度は高くなかったかも知れませんが、私的には今回の企画展ではこれが一番興味深かった作品です。

 使われている素材は、「植物、シアノアクリレート、ガラスクロス、エポキシ樹脂、ウレタン塗料、顔料、鉄」で、この羅列からして「人工物だろう」とは思うのですが、枝に関してはどうやっても本物にしか見えなく、そして材料名にある「植物」と言うキーワードで頭が混乱してしまうのです。

確かに葉っぱは人工物だと判るのですが、枝に関しては本物にしか見えなく、そもそもそこまでの技術があるなら葉っぱももっと本物らしく作れるのでは?

もしかしたら葉っぱの方はわざとで、また枝の方は本物でも時間を掛ければこういった形に出来るかも知れないと、色々な疑問が沸いてしまったのです。

勿論答えは判らずで、まあ本質はそこでは無いかも知れませんから、これについてはいつか何かのきっかけで答えが判ればとも思っています。いやー、でも是非本当の所も知りたいのですが(笑)。

 こちらは今回の企画展とは関係無く、出口付近にある岡本太郎氏の作品です。

いつもはこの辺りにも人が居るので撮影する機会が無かったのですが、今回は比較的早い時間だったのでこの辺もゆっくり見る事が出来ました。

 作品は何度も見かけていましたが、タイトルを見るのは多分初めてで、え?「女って・・・?」

横から見ていた時はてっきり鳥だと思っていたのですが(それも大分問題ですが)、上から見てみると確かに顔が!

女性に見えるかどうかは別として(むしろ私には魚にしか見えないのですが。笑)、こんな事も知る事が出来て楽しかったです。

「 第21回岡本太郎現代芸術賞展」は 2018年2月16日(金)~ 4月15日(日)が会期で、まだまだ余裕があるので時間があればもう一度訪れたいと思います。

ここの美術館の良い所としては、立地が公園内にあるからかアットホームな雰囲気があって、この日も子供連れやベビーカーを押して来場される方もいらっしゃって、美術館だからといって緊張を強いられるような事が無いので気に入っています。私としては極端に静か過ぎるよりも少し騒音があるくらいの方が集中出来るんですよね。

公園内にはプラネタリウム日本民家園、お蕎麦屋さんや喫茶店などもあって、一日居ても楽しめると思います。

「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き④

先日に続き、日曜日に行った岡本太郎美術館の企画展の紹介となります。

岡本太郎現代芸術賞展は今回で21回目となり、私が初めてこの企画展に来たのは13回目、そこから今年まで9年連続で来ていますが、その中では今回が一番面白いかも知れません。

 そしてこちらが今回の「岡本太郎賞」を受賞した「さいあくななちゃん」さんの、「芸術はロックンロールだ」なる作品です。

この企画展においては、前評判とか、どれが受賞作品だとかは極力知らないようにして見るようにしているのですが、こちらの作品は館内で貰える冊子の表紙にもなっていましたし、ここだけ何か圧倒されるような物があったので、これが太郎賞なのを知った時にはなるほど!と思いました。

 全体はピンク色を基調にしていて、そして派手に荒れてます(笑)。

 よく見るとちょっと怖い感じの内容があったりするのですが、都内の上品な美術館では中々こういった作品は余り見られないと思うので、そういったところもこの企画展の面白い所だと思います。まあこの辺は太郎氏も「爆発だ!」みたいな事を仰っていましたから、お墨付きなのでしょう(笑)。

それにしても膨大な作品数で、壁が見えないくらいに重なっている作品群を見ていると、昔通っていた駄菓子屋の壁とか、Windows95でIEのウィンドウが次々と開いて止まらなくなるウィルスに感染した時の事を思い出してしまいました(判りませんか。笑)。

 オフィシャルサイトは判らなかったのですが、ブログがあったので紹介させて頂きますね。

さいあくななちゃん

 さらに面白かったのは、展示室を出た所に設けられた物販コーナーで、

まさかのマッチが(笑)。

今時マッチ使う人も居ないだろう!と心の中で突っ込んでいたのですが、なるほど確かにこれは今回の作品に凄く合っているような気がします。良く考えてますね~。

今回はかなり引っ張り気味ですが、ようやく次で最後の紹介になると思います。

↓更新しました。

「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き⑤