「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き③

 先日に続き、日曜日に行って来た岡本太郎美術館の企画展の紹介となります。

 こちらは村上力氏の作品、「PW-生きている俘虜」で、展示室に入って比較的早い段階で見る事になるのですが、入場早々だとまだちょっと心の準備が出来ていなくて、最初は素通りさせて貰いました。勿論、怖くてです(笑)。

 ちなみにこの作品、材料が「麻布・樹脂・漆・鉄・木」となっていて、着ている物は当然そうなのですが、体や髪の毛も全て麻布で作られています。あ、麻って・・・!(恐)。

 最初に見た時は単に怖いだけの作品だったのですが、一周して戻って来て使われている材料を見てからは、「麻でこれか!」とその仕上がりに驚きました。右後ろにいるおじさんなんて、間違って本物の人が並んでいるかと思うくらいでしたので(笑)。

中がどうなっているのか気になって下から覗いてみると、固められているのは途中までのようですね。固定部まで見てみたかったのですが自重しました。

 そしてまさかのですが、岡本太郎氏です(!?)。

最初から太郎氏も作品の構想に入っていたのかどうか判りませんが、ちょっと怖い作品だったのでこちらを見つけた時はホッとしました(笑)。

 現代アートは、その作品の背景にある概念とか難しい面があるのですが、私的には使われている素材とか製造工程とか、自分の仕事に少しでも重なるような所を見つけたりするのが面白いと思って見ています。

 ちなみにこの会場の特徴として、部屋の中央に大きなガラスケースのようなブースがあります。

特にあそこに入る物が受賞作品と言う訳では無いと思うのですが、やはりと言うかガラスに囲まれて全方向から見れるのは傍から見てちょっと特別な感じがします。

 こちらは藤本りかさんの作品で、タイトルは「butterfly effect」です。

高さは3メートル以上あって、人が着る物としてはちょっとあり得ないサイズですが、それだけに存在感が凄いです(これが男物だったら怖かったかもです)。

 その巨大なセーターの下には小さな木製の椅子が置いてあって、そこに巻かれた毛糸とセーターが繋がっています。

ちなみにこの作品、最初は外から眺めていたのですが、別の作品を観に行っている時にここを見ると、なんとこのガラスケースの中に人が入っているじゃないですか!

 どうやらガラスケースの中に入って良いそうで、そう言えば前回の時も中に人が入っていたので、そういった参加型の作品向きのスペースなのかも知れませんね。

 セーターの糸を解き、それを椅子に巻く事で作品となるようです。

この時点では企画展が始まってまだ3日ですから、最後の方となる二か月後には一体どうなっているのか、それも見れたら面白いでしょうね。折角の作品が無くなってしまうと言うのはちょっと勿体ない気がするのですが、その辺も含めての表現なのだと思います。

実はそういった事も会場で貰える冊子に書いてあったりするのですが、開催早々ネタバレになるのはどうかと思うので伏せておいてます。

そして今回の「岡本太郎賞」に輝いたのがこちらの「さいあくななちゃん」さんの作品で、作家名からしてもうヤバい感じです(笑)。

その他も含めまだ結構画像があるので、続きはまた次回紹介します。

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「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き④

「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き②

 先日に続き、日曜日に行って来た岡本太郎美術館の企画展の紹介となります。

ちなみに去年の夏ごろには、美術館では初の試みとなる「岡本太郎美術館 プレミアムTAROナイト」なる催しもやっていた模様です。しかし個人事業にプレミアムフライデーは関係ないので、ちょっとそちらには行けませんかね・・・。

 と言う訳で今回はこちらの横山信人氏の「バスに乗り遅れるな」の紹介となります。作品を見た時の印象もそうですが、このタイトルを見た時に何故か私のツボに嵌り噴きそうになりました(笑)。

 氏の作品は、ベニヤ板を使った立体・彫刻や絵画などが特徴のようで、造りの精密さも凄いのですが、サラリーマン風の人がポリゴンっぽいフォルムになっていたのが私好みでした。ファックスの方は綺麗なアールが出ているのに、何故そっちを滑らかにしなかったのか!と(笑)。

 細部まで良く作り込まれていて、ついウットリしてしまいます。

 木の特徴も機械の特徴も、どちらもが合わさっていてちょっと不思議な感覚になります。

 電話線とか端子の接続部分までよく作り込まれていて、機械物が好きな方はたまらないのではないでしょうか。電源のロッカースイッチとかダクトとかもヤバいですよね。

 スキャナー部分には「それはペーパーナイフじゃないだろう!」と突っ込みたくなるようなナイフが置いてあったりと、ちょっとした闇感も感じられます。

この状況でもくそ真面目に名刺を突き出している姿は、なんだか見ていてちょっと辛くなる半面、全く怯む様子が見られないシュールさが何とも言えません。

こういうの、大きな会社のオフィスビルの入口ホールに飾ってあったらシャレが効いてて面白いと思うのですが、そんな会社はありませんか(笑)。

こちらは村上力氏の「PW-生きている俘虜」なる作品で、ちょっと怖い雰囲気なのですが、技術的には凄い作品だと思います。こちらも画像が結構あるので、詳しくはまた次回に紹介させて頂きますね。

念の為ですが、企画展は作品の撮影がOKで、また撮影する際は周りの方に迷惑にならないよう気を遣うようにしています。

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「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き③

「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き①

 今日は日曜日の休日を利用して、神奈川県川崎市にある岡本太郎美術館に行って来ました。

ここのところ毎年恒例となっている「第21回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」が一昨日から始まっていたのです。

今日はこの企画展が始まってから最初の日曜日と言う事もあって、もしかしたら混雑してしまうのでは?と思い、開館時間の9:30に合わせてやって来ました。間違いなく今までで一番早い時間です。

 普段から混むような美術館では無いのですが、さすがにこんなに早く来ているのは私だけだったらしく、館内は完全に貸し切り状態でした。

 企画展会場に入って最初にあったのがこちらの市川ヂュン氏の「白い鐘」で、てっきり普通のお寺にあるような釣鐘かと思い、一旦は素通りしたのですが・・・

 傍らにあったモニターの映像を見てみると、どうやら元々どこかの住居の中?にあった物のようです。

住居?って・・・。

 ちなみにこの鐘、鳴らせます(笑)。

しかし今回の鐘、芸術作品としては一体何の意味があるのかと思い、ふと後ろを見てみると、何やら空き缶が山積みになっています。

てっきりこちらは別作品かと思いきや、先ほどの鐘を支えている柱にも同じようなアルミ缶が切り貼りされていたような気が・・・。

って、

まさか・・・

どうやらこの釣鐘、先ほどあったようなアルミ缶を1万5千個溶かして作られているようです。う、嘘でしょ!!?と心の中で叫んでいました(笑)。

アート作品を鑑賞する上で、そこに意味や理由を探す事はどうなのか判りませんが、出来るまでの過程とか製造工程を知ると最初に見た時と後では全く別の印象になるのが面白いところです。見た目は普通の梵鐘なのに、まさか手作りの鋳造製品だとは思いもしませんでした(しかもアルミでって!)。

ちなみにこの鐘、ビックリするくらい良い音がして二重に驚きました(笑)。

氏のオフィシャルサイトは見つからなかったのですが、以下のサイトから他の作品とかも見れます。ちょっと笑えるかも知れません(笑)。

対岸の雑草 市川ヂュン

 そしてこちらは吉田芙希子さんの作品で、FRPとポリエステルサフェーサーで仕上げられているとの事です。ウレタンサフェでは無く、白ゲルコートまたはスプレーパテといった感じでしょうか。

 作品はてっきり女性かと思いきや男性像との事で、画像だとちょっとサイズ感が判り難いのですがかなり大きいです。高さは3メートルくらいあるでしょうか。

 曲線のラインが非常に美しく、細部の仕上も大変だったと思いますが、この大きな頬っぺたのラインを自然な感じに形成するのは結構大変だったのではと思います。艶消しの質感と立体のコントラストが凄く良い感じでした。

今回は入館から1時間程は見放題・撮り放題!みたいな感じだったので、多分撮影数も今までで一番多かったかも知れません(ただ手ブレも酷いので使える画像は半分も無いのですが・・・)。

上の画像は今回お気に入りの「バスに乗り遅れるな」なる作品で、こういったシュールな作品を纏めて見れるのがこの企画展が好きなところですかね。

まだ画像が結構あるので、何回かに分けて紹介しようと思います。

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「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き②

プライムビデオで「ゴースト・イン・ザ・シェル」

ふとKindleを弄っていると、攻殻機動隊の実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」がプライム会員無料で見られるとの事で、早速先日観てみました。

ちなみにこの映画、評判は余り芳しく無かったので微妙かな~?と思っていたのですが、いやいや予想以上の楽しめました。既存のストーリ―からの寄せ集め感は否めませんでしたが、元の原作を知っていた方が良いか、または知らない方が良かったかと言うと、私は知っていた方が楽しめたと思います。ただそれ故に、目で見える部分だけしか表現出来ていない軽さが少々残念ではありましたが・・・。

ストーリー以外にちょっと残念だと思ったのは、序盤に出て来た芸者ロボットの顔に何故日の丸が描かれているのとか(あれに萌える人が居るんでしょうか・・・)、街の巨大なデジタルサイネージの映像も何故芸者風なのかとか、その辺の意図がちょっと判りませんでした。日本人からすると未来のロボットとか広告は、そんな物では無い気がするのですが・・・。

ちなみにKindleやPCモニターで映画を観る事は殆ど無いのですが、今回は余り期待していなかった(そこに時間を割けなかった)と言う事で、お風呂に入りながら全編を観る(!)と言う作戦で行きました。以前こちらで紹介した、湯船の上に棚を置けるというあのシステムです。

お風呂用快適グッズ 改

Kindleは防水では無いのですが、Ziplokに入れれば浴槽に落ちても問題ありませんし、腰痛持ちになってからはとにかく長くお風呂に浸かるようになったので2時間くらいはあっという間です。薄くて読み易い本ならお風呂に入っている間に読み終えるくらいですので(時々意識を失って水没しますが。笑)。

ちなみにこの「ゴースト・イン・ザ・シェル」ですが、本当はちゃんと映画のスクリーンで観たくて、実は上映している映画館まで行っていたのですが、一緒に行った同伴者の要望によりこちらでは無く、その隣でやっていた「キングコング 髑髏島の巨神」の方を観るという事になりました(苦)。

まあでも興味が無い人にこれを観せても多分面白く無いと言われそうなので、となると本当に見たい映画はやっぱり一人で行った方が良いんだあろうなぁと改めて感じます。なので今回の結果としてはKindleで一人で観れて凄く楽しめました(笑)。

以前行ったような一人レイトショー、是非また行きたいですね~。