夜な夜な

tamagawa_10 移転先の工場は無事契約となったのですが、どうも実感が湧かないという事で昨夜は深夜0時と言うのに自転車で実際に現地に行ってみる事にしました。と言うのも実は今回の物件には一度も自転車で行っていなかったんですよね。モヤモヤした気持ちを払拭する為、いざ夜の闇を漕ぎ出します。職務質問を受けても大丈夫なようにと身分証明書を持参して(爆)。

tamagawa_11 ちなみに自宅からは最短距離で4キロ程ですが、その道中は非常につまらない道のりと言うか早く着きすぎてしまうので、いつもの多摩川サイクリングロードを反対方向の羽田方面に向かいちょっと遠回りして行くルートで試してみる事にしました。上の画像は産業道路で、川の向こうは大師I.C辺りでしょうか。

ここから北上していって大森辺りまで行くと目的地へ到着です。距離にして12キロくらいだったので通勤路としては丁度良い距離ですかね。ただ産業道路は非常に走り難そうなので裏道を探す必要はありそうです。

tamagawa_12 で、帰り道は遠回りはせず直線的な方向で帰る事にしました。途中何度か利用した事がある大田体育館がありましたがいつの間にかリニューアルされていたようです。そう言えばこちらの方は久しく通っていませんでした。喫茶店まで併設されているようですから日中に立ち寄っても楽しめそうです。要チェックですかね(早く行けって感じですか。笑)。

tamagawa_13そして自然な流れで蒲田駅周辺を通って帰ってきました。大田区内では比較的治安が悪い地区として有名ですが、駅ビル内やその周りに色々な店舗が集まっているので大田区民としては重宝する街でもあります。身近な場所で本屋が消えた今日、大きな本屋があるだけでも嬉しいのです。

ちなみに上の画像は数年前に立て直された日本工学院専門学校です。と言うか東京工科大学?とくっついているのでしょうか。場所に似合わず随分と立派な建物が出来てしまって地元の人間は困惑しているのではないかとちょっと心配に思いましたが(笑)。

という事で、帰りの距離は5キロとちょっと少なかったのでもう少し遠回りしても良かったですかね。ただ途中撮影する為にちょくちょく停まっていたので帰宅したのは結局深夜の2時近くになりましたが・・・。これからもう少しまともなルートを探索していきたいと思います。まあたまには蒲田駅のような繁華街を通って帰るのも悪くは無いですが(危)。

 

 

間取り

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移転先として検討していた物件は本日無事契約完了しました。と言っても自身全く実感が無いのですが(笑)。

本格的に探し始めたのが今年の3月くらいで、当初はもっと簡単に見つかると思っていたのですが想像以上に難航しました。と言うか探している内にどんどんと欲が出てしまったという事もあるんですけどね。当初は20坪くらいあれば十分かと思っていたのですが、最終的にはそれの倍くらいは欲しいとまでなってしまいまして・・・。

ただ想定外だったのは都心の変わり様で、東京湾近くの湾岸地区なんかは高架下の工場や倉庫が比較的沢山あったと思っていたのですが、実際に行って見ると想像していた光景とは全くの逆と言うか、最近流行の「ベイエリア」なるお洒落な高層マンションが軒並み連なっていたのです。海岸通り海側の土地は人が住めない僻地だと思っていましたがそれも昔の話だったんですね・・・(少なくとも私の稼ぎでは到底住めない場所かと・・・苦)。

で、結局どんどんと南下していって決まったのが今回の大田区となります。自宅からはちょっと近過ぎる距離で、最短距離で4キロ程度ですから今からどうやって遠回りして行くかのルートを探索中です(自転車だと10キロ程は走りたかったので・・・)。まあ近くて悪い事は無いので後は「どう気持ちよく行けるか」のルート探しですかね。途中の裏道で自家焙煎を謳った雰囲気の良い珈琲屋さんを見つけたので時間に余裕がある時は寄ってみたりしたいです(早く行けって所ですかw)。

工場の間取りとしては一階は18坪くらいで二階が24坪程度、合計で42坪=140㎡近くはあって、都内でこの広さだと普通は高くてとても小物塗装程度で借りられるレベルでは無いのですが、二階に行く階段がちょっと危うい(怖)、入り口付近に何故か一台車が鎮座している(辛)、物件は中途半端に古い(苦)など、低いコストで運営したかった私にとっては幸いな条件が重り随分とお安く借りる事が出来たのです。

ちなみにこの値段ですから同然車が入れるような建物ではなく(入れられると高いです)、建物の床は地面より一段高くなっているのでバイクすら乗り入れられません。物件探しで一番難しかった「塗装可」の条件はOKだとしても、この条件で借りようと思う人は普通居ないでしょうから「小物塗装」と言う業務内容が最も活かせたのでは無いかと思っています。

ただし立地場所としては住宅もあるような地域なので、今回はこれに対しての配慮と対策が必要となります。これについては私的に最も有効だと思う設備を手配していますので詳しくは後日紹介したいと思います。これが特注品になるので一番コスト高だったんですよね・・・。

この事から塗装ブースについては現場合わせでの製作になりますからこれにはかなりの時間を要すると思います。給気側はファンの取り付けやらチャンバー室の設置、1次フィルターと2次フィルターの設置など課題はまだまだ山積みです。何といってもこれらの作業は自ら行う予定ですので・・・(恐)。

という事で色々不安もあるのですが、自前の工場であれば自分のやり易いように現場を作っていく事が可能となるので、時間は掛かっても理想的な環境になるよう整備をしていきたいと思います。これがまた楽しい所でもあるのですが(笑)。