ヨコハマトリエンナーレへ②

yokotori-6 昨日の続きで、上の画像はブタとカラスの対極に当たるところです。ミイラみたいなのは判ると思いますが、その横にある大量のペットボトルも作品の一つようです。しかし遠目にみたらガイル大佐にしか見えないのは何かの病気でしょうか(笑)。

yokotori-5最初は気付かなかったのですが反対側から見てハっと驚きました。これって、いつも仕事で扱っている一斗缶じゃないですか!(笑)。随分上手いこと利用しましたね。ちなみに私は空になったこの缶にキャスターを付けて事務所用のゴミ箱にしています。キャスターが付いていると誤って蹴とばしても倒れないんですよ(その代わり遠くに行ってしまいますが・・・)。

yokotori-12そして横浜美術館からシャトルバスを利用してもう一つの展示会場「新港ピア」に来ました。美術館の入館料(一般当日¥1,800)でこちらにも入れるので来ないと勿体無いですし、途中の移動は丁度良い息抜きにもなると思います(祭日でもバスは十分座れました)。

yokotori-9 ちょっと見る順番が違うのですが、館内に入るとまずこれがありました。このサイズですから恐らくあっちには入らなかったのでは・・・と思う次第です。しかし何故そこにショックアブソーバーが・・・と思ったら油圧で開閉するトレーラーの荷台部分だったのですね。これ自体が舞台にもなるそうです。ちなみにもう少し離れて撮りたかったのですがDP2Merrilだとこれが限界でして・・・(DP1も持って来ればと途中何度も思いましたよ)。

参考サイトです→日本初の舞台トレーラーに装飾を! やなぎみわ「デコ・プロジェクト」

yokotori-13そして奥に行くとこれがありました。事前のパンフレットでも紹介されていて私的にはこれが見たかったんですよね。一見グチャグチャしていますが意外ときっちり配置されていたりして、ネオン管?やら配色が明るくて面白そうだったのです。中も面白かったのですがそちらは画像が・・・。

yokotori-11で、裏側に回ってみると結構実はこっちの方が自分好みだったかも知れません。この光景、一瞬中学生の頃に行った秋葉原を思い出してしまいましたよ・・・。当時任天堂のファミコンでやる「ツインビー」なるゲームに嵌っていて、ただあのゲームはどうしてもファミコンのコントローラーでは無くゲームセンター同様に「アーケード版ジョイスティックでやりたい!」と思っていて、アルミボックスやら十字キー(丸い頭が付いたスティックです)、ボタンスイッチなどの部品を買いに秋葉原まで行ったのです。当時はそういった部品自体が高かったのですが(中国製品が無かったですからね)、完成品は相当高価な物だったので中学生の私としては自分で作るしか無かったんですよね。アルミボックスにボタンを付ける際、ホールソーが無くて金ヤスリ(しかも角)で穴を広げるのが大変だった記憶があります。

ちなみに今回のヨコトリのコンセプトは「忘却」がテーマだったと思いますが、この展示物のお陰で忘れるどころか懐かしい記憶を思い出す事となりました。多分この方の立ち位置が秋葉原っぽい雰囲気を醸し出してくれているのだと(笑)。

ヨコハマトリエンナーレへ

yokotori先日自転車で偵察に行っていた横浜美術館に行って来ました。今回はちゃんと中に入りたかったので営業時間中に、ただ自転車だと色々不都合ですから今回は電車を利用しました。駅から近いので全然ストレスも無かったです。

上の画像の場所は美術館前で、以前来た時には気が付かなかったのですがヨコハマトリエンナーレの催しの一部として展示されている作品の一つです。訪れて一番最初に見た物ですが、結局これが一番のお気に入りでした。

yokotori-2 見た目はまさに「風船」なのですが、素材は何とステンレスです。3部艶くらいで青にウレタン塗装されていて、結び目の質感とかもうヤバイですよ・・・。ステンレスの加工性の悪さを考えるとよくまあ作ったなぁと関心してしまいます。

yokotori-4今回の催しで良かったのは比較的作品の撮影が許されている事で、美術館内でもかなり自由にカメラを使えます。撮影不可の物に関しては展示物近くに禁止のマークがあるので判り易くてとても助かります。

上の画像は多分今回のメインとなる作品で、やはりと言うかこういう大きな展示物が設置出来るところが大手の強み?でしょうか。入れ物自体が作品で、中に入っているのも作品です。「元作品」だった物を含めての作品、みたいな感じですかね。てっきり「Too Much」なるテーブルと同じ作者の作品かと思いきや違ったようでした・・・。

yokotori-3 で、その中にどうも見覚えのある作品が・・・。昔ながらの個人商店の軒先に置いてあるような冷凍庫なのですが、そこに貼ってあるロゴが余りにも強烈なイメージで記憶に残っていまして、帰って調べてみたら前回行った岡本太郎美術館の催しで展示されていた「じゃぽにか」なるアーティスト集団の「悪ノリSNS 芸術は炎上だ!」なる作品で使われていた物でした。その時の「17回岡本太郎現代芸術賞」については以下サエボーグさんのサイトが判り易いので宜しければご参考にどうぞ。

都築響一氏による岡本太郎現代芸術賞展レポート

yokotori-7祭日と言う事もあってそれなりに混んではいましたが、全体的に作品がゆったり展示されているので思っていたよりもゆっくり楽しむ事が出来ました。立地が観光名所的な為か、美術館なのに比較的緊張感も緩い感じですかね。天井が高く吹き抜けているのが気持良かったです。

しかしこのブタ、下半身はどうしちゃったのでしょう・・・。

 と思って下に回り込んでみると体がハムになっちゃっているじゃ無いですか・・・。子供が見てブタはこういう物だと勘違いしなければ良いんですけどね。「ザ・セル」を思い出してしまいました(懐)。

yokotori-10展示されている作品としてはこういった造形物の他に映像作品や文字物も多いのですが、全部をまともに見ると時間も体力も大変なので興味の無い物は出来るだけ素通りして、それでも半日は充分楽しめると思います。途中で休憩出来る長椅子が随所に置かれているので体力の無い方、腰痛持ちも安心です(笑)。

今回は結構撮影したので残りはまた後日紹介しますね。

amazonの定期購読、みたいな

books-2塗装屋が読むにしてはどれもマニアックな冊子ですが、実は自分で買った物ではありません。以前うちの担当だったオートサプライヤーさん(塗料屋さん)から頂いた物です。今は担当地区が違うので中々会わなくなりましたが、今の担当の方が預かってくれて先日持って来てくれました。今回頂いたのは一番上の「エポキシ樹脂」です。尚、受け取った時は中身が何だか判らなかったので今の担当の方はてっきり収賄か何かだと勘違いしていたみたいです(笑)。

元々紙の本は好きなのでこういった参考書も読むのは問題無いのですが、ただ今回のはかなり専門的な書籍の為か私にはちょっと難し過ぎたようです(苦笑)。でも良い機会なのでもう一度その下の「やさしいエポキシ樹脂」から復習し直して何とか読みきってみたいと思います。全部が理解出来なくても含まれる物質によっての長所・短所、特性だけでも知っておくと便利ですしね。ビスフェノールに「F]があるなんて初めて知りましたし(難)。

ちなみに私的に一番のお気に入りは「プラスチック」でして、これのお陰で何度か救われる場面もあったと思います。判らない事に関してはネットで調べれば何でも簡単に知る事が出来ますが、やはり紙の本で見ると記憶の残り方とか全然違うんですよね。後で思い出して「確かこの辺に~」みたいな感覚が私的には好きだったりしますので。

いつも頂くばかりですいません。「アキハバラ@DEEP」なら余っているのですが・・・(笑)。

未だにGPSレスでして

tamagawa-51毎週末恒例の業者さんへの納品&引取りですが、今回は少し大きめの依頼品だったので自転車では運べずカブの出動となりました。ただそうなると今日一日は運動不足で終わってしまいますので夕方からちょっと走りに行く事にしました。画像はいつもの通勤ルートの多摩川に掛かる首都高大師橋です。

で、このまま羽田空港まで行き、さらに北上して大井埠頭の中を一周して帰ろうと、なんて思ったのですが、結局色々道に迷った挙句ようやく知っている所に出たと思ったら相当南下した場所でして・・・。と言う事で本日は大井埠頭は諦めてそのまま帰宅となりました。

ただ車で道に迷うとドキドキしてしまいがちですが、自転車なら小回りが利くのでたとて迷子になっても危機感を感じずに居られるのが良いところですよね。結局撮影したのもこの場所だけでしたが、その分ろくに休みもせずずっと走っていたので良い運動になったとは思います。

ただ携帯端末さえあれば大井埠頭の夜景も撮影出来ていたんじゃ・・・なんて思うのも確かでして(笑)。