連休のお陰で

inco-37仕事で使っているノートパソコンのハードディスクがクラッシュ目前!と言う自体で折角の2連休の殆どをその復旧に費やしてしまうと言う事態にはなりましたが、それのお陰でかここの所痛みのあった右腕が随分と軽減されました。贔屓の鍼灸院は予約が取れなかったのですが、体を動かさないと言う基本的な事でリセット出来たような感じです。まあ単に家に引き篭もっていただけでもあるのですが(苦笑)。

nouhinと言う事ではあるのですが、休みの日はいつもご贔屓頂いている業者さんへの納品と新たな依頼品の引き取りと言う業務もあるので一日引き篭もっていると言う訳にもいかなく、一体いつ休みがあるんだ・・・、みたいなところもありますが、実は結構このサイクルが気に入っていたりもします。これが無ければ休日は一歩も外に出ないなんて事態にも成りかねませんから、むしろ何かしらで外に出る用事があった方が自分にとっては良い気がするんですよね。運ぶ荷物は大きな物ではありませんから、カメラも一緒に持って自転車で出れば気持良い時間を過ごせますし。これが仕事の一環だなんて本当に贅沢過ぎますよ(いや、休日の筈な気が・・・苦笑)。

量産体勢

bonsai-5ちょっと前に剪定したモミジの枝を挿し枝にして株を増やしまして、大分根が定着して来たので小鉢に移す事にしました。いつまでも紙コップじゃ格好が着きませんからね。

小鉢は元々持っていた物で、安い物は¥100程度、高い物でも¥500もしない物です。この辺の世界も奥が深くて金額も青天井な所があるので余り深追いはしないようにしています(恐)。

bonsai-6 紙コップから出してみると予想以上に立派な根が生えていました。使えるのは5株だけでしたが、本来ならゴミになるような枝がこうやって新たに生まれ変わってくれるのには感慨深いものがあります。イメージ的にはスーパーで買って来たウズラの卵が暖めたら孵ってしまった!みたいな感じでしょうか(そう言う事が普通に出来るらしいです。今度うちのインコにやって貰おうかと・・・)。

bonsai-7使う土は普通に小粒の赤土で、ただちょっと表面を盛り上げて苔を張りたかったので粘着力のある「ケト土」も使う事にしました。捏ねると粘土のようになる土で、よく苔玉などを作る時に使う栄養満点の土です。私的にこれが大好きです。

bonsai-8 そしてこんな感じで5株=5鉢仕立て られました。一鉢ずつ見るとちょっと寂しい感じがしますが、それぞれの株はこれから育ってくれますからそれも含めて楽しんでいきたいと思います。

ちなみにもっと小さな鉢もあるのですが、鉢が小さければ小さい程「水切れ」を起し枯らしてしまう可能性が高くなるので難易度は高いのです。場合によっては日に何度も水を遣らなければなりませんので余程の暇が無いと・・・ですよね。

bonsai-10とりあえずは自宅で様子を見て、安定して来たようなら工場に持っていって友人にお裾分けしたいと思います。紅葉、楽しめると良いですね。

 

リカバリー中の合間に

johnan 仕事で使っているノートパソコンの処理スピードがみるみる遅くなってしまい、一体何事かと思ったらHDDが壊れてしまったようです。完全にストップしないで動きがスローモーションみたいになりましたから当初はメモリーの方を疑ってしまい、それのせいで余計に時間が掛かってしまいました。幸いにしてHDDのデータは生きていたのでそんなに精神的なダメージは大きくは無かったのですが、新しいハードウェアは中々すんなり付いてくれませんでして(エラーの連発です・・・)、途中リフレッシュも兼ねてまた実家の犬を連れて散歩に行く事にしました。

上の画像は最近よく行っている城南島海浜公園で、今回は最近余り外で使っていなかった一眼レフに200mmの望遠レンズを付けて持っていく事にしました。と言っても今日は200mmなんて使う必要なく、こんな感じで頭上近くを飛行機が次々に着陸していきます。凄い迫力でしたよ・・・。

johnan-2 写真を撮るのがメインならば本当は犬が居ない方が良かったのですが(大変でした・・・)、前回連れて来た時に予想以上に喜んでいましたし、腰痛の防止には砂浜を歩くのが良さそうなので今回も車に乗せて行く事にしました。ちなみにカニには余り興味が無いようです(笑)。

johnan-3 連休で天気が良かった為か今日は結構人が多く、一人で来ていたら行楽地のようなこの雰囲気はちょっと辛かったかも知れません(笑)。それでも凄いレンズを着けたカメラマンの方は結構居ましたが、私的にはそこまで飛行機に思い入れがある訳ではありませんですし・・・(苦笑)。

この後自宅に帰ってなんとか新しいHDDのマスターブートレコードの設定を修正し無事OSのインストールが完了しました。その後は既存のHDDからデータの移行、ソフトのインストールなどで結局時間は掛かるのですが何とか元には戻りそうです。ここまでだけでも色々大変でしたがHDDの容量が増えたお陰で気持ち的にポジティブに成れたと思います。

明日で何とかなりますかね。と言うか成って貰わないと困るのですが(苦)。

 

まるで重箱のように。って(苦)

asagao画像とは全く関係無いのですが、今請け負っている依頼の下地作業がようやく終わりに近づきつつあります。被塗物はアルミの塊をNC工作機械で削り出した工業的な製品で、それ単体でも充分綺麗なのですが最高級品仕様?という事で「重箱のように美しく」と言う希望でご依頼承っています(企業様からのご依頼で公には出来ないような案件です)。

状態としては現状でも充分美しいのですが、素地の表面には微妙にエンドミル(ドリルの刃のような切削工具)で削った跡があって、それを削り落としたら新たに全体をプライマー&サフェーサーで充填し、ペーパーと当て板を使って包丁を研ぐようにサフェーサーを平滑に削ります。求めているイメージとしては「超人工的な美しさ!」みたいな仕上がりで、今日はその下地作業でネチネチと延々水研ぎをしましたら指の皮がフニャフニャにフヤけていました。まるで長時間プールに入っていたような感じです。ここまでの長時間水研ぎは久しぶりかも知れません。

ただこういった作業は性に合っているのか結構苦では無く、多分塗るよりも下地作業の方が好きなのだと思います。本塗りは限られた時間の中で瞬間的なパワーを要するような作業ですが、下地作業はじっくり時間を掛けられますし、やればやる程仕上がりが良くなっていくのが判るので地味に面白いんですよね。3次元曲面の逆アールを限りなく0度の角度から透かし見て、スジ一つ無いラインが出来た時は塗るのが勿体無いなんて感じてしまい時もあります(病)。まあ塗装屋なのでそう言う訳にはいかないのですが(笑)。

ちなみに画像は通勤途中に咲いているアサガオで、オーナーらしき方が念入りに手入れをしている姿を通りがけに良く見かけます。育っていく過程はほぼ毎日見ていまして、ようやく不法侵入にならない位置まで来てくれたので(笑)近くに寄って撮影する事が出来ました。自然に咲いた姿ではありませんが全く持って素晴らしい造形美です。

あのアルミの塊も、こんな感じに美しく仕上がってくれれば良いのですが・・・。

(って他力本願じゃいけませんか。笑)