STANDOX2018 カレンダー

 今年も遂にやって来ました!毎年恒例のSTANDOX2018年カレンダーです。スタンドックスユーザーだともれなく頂けるという逸品で、毎年これが楽しみであったりもします。

が、今年は表紙からして何かが違うような気が・・・。

 どうやら今年はまさかのアメコミ風で、どうも今まで私が持っていたスタンドックスのイメージとは大分違っているようです。おぉぉ・・・。

 ただこういうのを好む方も多いでしょうし、また今回採用されている車体は非常に興味深い物ばかりなので、全体的に見ると当たりだったかも知れません。

画像はフォルクスワーゲンと共同開発したスポーツカーPORSCHE914/6で、オフィシャルサイトに紹介がありましたので宜しければどうぞ。

ポルシェ 914/6

 さすがにそれらしいキャラクターが登場する場面はツッコミどころは満載ですが(版権ギリギリって感じでしょうか)、

 各自動車のメーカーがある国の風景や街並みが良く表現されているので、ページを捲る度に何だか良い感じになって来ました。あれ、もしかして今年はアタリだったとか・・・!

 ちなみにこのMINIを見て「これってイラストじゃなくて実車でしょう!」と思って調べたら、STANDOXのカレンダーに登場している車は全てイラストでは無く実車を撮影した物のようです。ええええ!!(いや、今までどう見てCGだろうというのがあったので・・・)。

参考前にオフィシャルサイトからの文章の一部を日本語に翻訳して紹介しますね。


2018年のStandoxカーカレンダーは、Comics&Carsと題されています。1970年代と1980年代の自動車クラシック – 典型的なコミックストリップトリートメント – は毎月特集されています。カレンダーの精巧な画像のそれぞれは、独自の漫画の話を思い浮かべます。

スタンドックスカレンダーに掲載された12の象徴的な車を撮影した写真家Ramon Winkと、特別なポストプロダクションを担当していた同僚のThomas Rothは、漫画と車という2つのグローバルな文化要素を組み合わせています。ドイツのブッパタール(Wuppertal)にある補修ブランドの新しいカレンダーは、自動車の古典を自分の漫画の主人公または超悪者に変えます。特別な視覚効果は、カレンダーの焦点である車の輝くペイントワークと、それぞれの写真に独自の雰囲気を与えるものによって高められます。


との事でした。

ただこの時のカレンダーは流石に実車じゃないのではと(笑)。

私的に今回のお気に入りはこちらのDATSUNの240Z (!)で、背景と良いキャラクターと良い、喫茶店でも経営していたら額装して壁に飾りたくなる程です。

 その他にはTOYOTA2000GTの月もあったりと、今回は日本車が二台も登場していたのが非常に嬉しかったです。ただどうせなら日本の風景を入れてくれれば尚良かったのですが(まあそこまでは贅沢ですか)。

 2018年最後の月のトリはやはりメルセデスで、まあそもそもSTANDOXがドイツの塗料メーカーなのでおのずと登場する車もそれ系が多いですかね。そう言えば少し前に日ペがアクサルタを買収するとか日経に出ていましたが、その後どうなったのでしょう(やめて下さい・・・)。

と言う訳で、表紙を見た時はちょっとショックでしたが、今回のは中々見どころが多くてとても気に入った一つとなりました。

来年はさらに斜め上を行って、孫悟空とかNARUTOとか風吹裕矢(サーキットの狼)とかが登場すると嬉しいですかね(それは無いですか)。