クロマフレア風顔料No.19&H07

 先日新たに入手していたパウダー顔料×2です。

 早速試してみました。奥が白い方、手前が紫のパウダーです。

 マジですか・・・。

使い方はいつも通りで、下色の黒の上にパウダー顔料をバインダー(樹脂)でおよそ20倍に割って3コート程、最後にクリアーを塗っただけです。使っているのは1色だけなのにこの色変化・・・(恐)。銭形のとっつぁんじゃありませんが、海外のサイトを探していてとんでも無い物を見つけてしまったかも知れません。今度の小物塗装屋会(仮)で知り合いの塗装屋さんに見せるのが楽しみです。

 さらに激しく良い意味で予想を裏切られたのがこちらのN0.14で、元が単なる白い粉末だったのでてっきり違う物が届いたのかとで思っていましたが、塗った瞬間「ヤバいヤバい!」を連発していました(笑)。見てのとおり上品な色なので、これなら当店のお客様層にも需要があるのではと思っています。

ちなみに白の上にも塗ってみましたがこちらは思った以上には変化が見られず、普通のブルーパールの効きが強くなったような感じです。ただ透かしが赤黄色く濁るので、これが一昔前のホワイトパールみたいで私的には余り好みではありません。

 こちらは少し前にレーザーカットしておいたドラゴンで、画像は下色の為に黒を塗っただけですが、意外にもこのままでも恰好良いかもです。

 上の方からNo.19を、下からはNo.H07を塗って真ん中でグラデーションさせてみましたが、同系列の色なので全く面白く無かったと言う(苦)。どちらもグリーン、オレンジ・レッド系と合わせると良いかもですね。

 さらにはベアブリックも塗っています。やはりと言うかサイズが小さいと曲面の方が色変化が判り易いので、こういう形状は色を見せる点では間違いが無いです。

実物は画像よりもかなりヤバくて、以前紹介していたNo.2より数段激しい色変化です。ただ値段も10倍ですが・・・(苦)。

コスト的には本物のクロマフレア顔料(マジョーラ・クロマリュージョン)と余り変わらないのですが、少量で買えるので色々試せるのが楽しいです。今度もう少し大きい物に塗ってみようと思います。