珍しく自転車が二台

本日は珍しく工場に自転車が二台です。二階に間借りして頂いているクリエイティブディレクターのK氏が久しぶりに自転車で通勤していました。長時間デスクワークの為か最近腰の調子が良く無かったようですが、これを機に改善していってくれればと!

そう言えば自転車のハブを分解する為の工具「ハブレンチ」も届いていましたが、週末は色々と忙しくて自転車に触れる事すら出来ませんでした・・・。

もう少し休みが欲しい…と思わなくもないのですが、まあ車の塗装をやっていた頃に比べれば全然楽をさせて貰っているので今でも十分過ぎますか。

うっかりしていましたが愛鳥週間も今日でお終いで、まあうちのインコには余り関係の無い話ですか(笑)。

少し前まで換羽でみすぼらしい姿でしたが、復活して多少なり男前になりました。いつかお嫁さんを探してあげたい次第です。

 

そしてこちらは5月20日から二週間だけ上映される映画で、幸いにして近場の川崎チネチッタで観れるらしいので何とか時間を見つけて行ってみたい所です。休みは無くてもナイターさえやっていれば何とか機会はあるんんじゃ!と(笑)。

ポルシェ内装色検証

現在塗装の仕事でお預かり中のポルシェ911 991の内装部品です。

ご依頼内容は黒いメーターカバーを内装パネルの色に合わせて塗装する作業なのですが、塗装屋さんなら判る通りこれは至難の業です。ドアパネルを交換したとして、隣接するパネル(リヤフェンダーとフロントフェンダー)は塗らずのブロック塗装、しかもそれを艶消しで塗るなんて無謀でしかありません。通常は調色作業をするだけして、さらに隣接パネルに色を暈すと言うのがセオリーです。

ただ今回は塗装する物がこのメーターカバーだけなので、当然ですがそこまでコストは掛けられず、なのでちょっと仕事以外の時間を使って色々検証してみようと思った次第です。本来ならさっさと原色を混ぜて色を作った方が早いのですが、やはりと言うか実際に出来上がった物の色が違うのは相当ショックですので…。

と言う訳で、今まで何度か登場した普段は使わない虎の子的なSTANDOXの色見本帳です。

以前車の塗装をしていた頃に担当してくれていたオートサプライヤーさんは非常に懇意にして頂いて、普通は手に入らないような色見本を色々とご提供いただいたりしました。

これらはSTANDOX North America、クライスラーやフォード、ジェネラルモータースに特化した色見本です。

これの素晴らしいのは「内装色」の色見本がある事で、

探してみると今回のようなポルシェの内装に似たような色も見つかります。

さらに素晴らしいのは既につや消しクリアーが塗ってある事で、これによって「クリアー塗装後の色変化」を気にしなくて良い事です。ちょっと判り難いかも知れませんので後程改めて紹介しますね。

意外にもエンジ色の内装は結構あるようで、

ただ今回のオーナー様からのご要望としては「 組み合わせる台座よりは、ほんの少し濃い感じで」と承っておりますので、ちょっと(と言うか全然)足りないかなぁ、と。

他にも良さそうな色はあったのですが、こちらは艶あり仕上げなので良く判りません。

そうなんです、下に塗ってある色は同じでも艶ありとつや消しでは全く違って見える為、艶違いの色見本は全く参考になりません。当然ですが調色作業も然りです。

こちらもSTANDOXの色見本で、これらの赤はベースコートはどれも同じ色ですが、その上に塗ってあるトップコートが違います。

こちらの黒もそうです。

最初から同じ色だと言われていればそう見えるのですが、この状態ではどうやっても同じ色には見えないので、多分これらが違う色でもそう言われたら同じ色に見えてしまうと思います。

なので艶消しで色を合わせるにはやはり調色の段階でもつや消しクリアーを塗らなければならなく、ただそうなると塗装費とは別に調色費(と艶調整費)に膨大なコストが掛かってしまう為、ご依頼自体が難しくなってしまうのです。車の事故修理みたいに200万円の工賃になら調色の為に5万円のコストを掛けるのは仕方ない(と言うか当然)と思いますが、今回程のサイズで塗装費とは別にその費用は現実的では無いですよね。

と言う訳でジャジャーンと!

って、まあこれはSTANDOXユーザーであれば普通の色見本なのですが、ただちょっと他の物とは違います。

こちらは主に外装の特別設定色で、日本車では余り見られませんが車体色とは別にバンパー等に塗られた塗色用の色見本となります。

最近は判りませんが、一昔前ではW124辺りのメルセデスベンツだとバンパーとサッコプレートがボディカラーとは別色&艶消し仕上げになっていた仕様が多くあって、そういった時にはとても役に立つ色見本です(ただ実際はそんなに使わなかったのですが…)。

こちらの方が種類が多い為、先ほどの内装用の色見本よりも近い色が見つかりました。

色見本帳自体凄く正確と言う訳でも無いのですが、適当に色を作ってつや消しクリアーを塗らないまま本塗りをしてしまうよりかはこちらの方が近い色に出来ると思います。

ただここまでやってしまうと「結局コストが掛かってるじゃん!」と突っ込まれてしまいそうですが、実は今回理由があって・・・

そうなんです。実は今回の内装色、別件でご依頼作業中のポルシェのミニカーと同じ色なんです!ちょっと興奮していました(笑)。

最初の画像にあった皮が貼られた部品は恐らくここにある肘掛だと思われます。凄い偶然と言うか、ここまで揃うともう何かの啓示としか思えません(いや、なんでもありません…)。

以前も少し書きましたが、いつかは自宅でひっそりミニカーでも塗って余生を過ごしたいという事もあって、ただミニカーを塗れる人は普通に沢山いる訳なので、そこはやはり差別化は必要だと思っています。

その方法の一つとして実車のデータをミニカーにフィードバックすると言う考えがあって、前回エンブレムのデータを作成したような感じで、今回実車の内装色を採取する事が出来たのは有り難かったです。カラーコードさえ記録しておけば30年後に同じ色を作る事が出来ますからね(ってカラーコードをオープンにしている時点でまるで駄目なのですが…)。

PANTONE 色見本風ポストカード

pantone1 amazonで頼んでいた商品がUnited Kingdomから届きました(普通にイギリスって言えって話ですが)。

クリックしてから一ヵ月程、すっかり忘れていました(笑)

pantone2 と言う訳でジャジャーンと!

なんとパントンのポストカードです。こういうのもあったのですね~(嬉)。

pantone3ケース表面にプリントされていた「100」は色番号の事を指していて、またこれはこの中に100色のポストカード(!)が入っている事も意味しています。

この値段で嘘だろう、と思っていましたが。

pantone4 本当に100枚ありました(多分)。これ、超ヤバいですよ・・・。

pantone5折角なので手元にあるPANTONEの色見本帳と照らし合わせてみると、

pantone6 当然ですが同じ色が見つかります(嬉)。

pantone7 と言ってもポストカードの方はそれなりの印刷なようで、色見本帳程正確に印刷はされていないようです。それは違う色でしょう!とツッコミたくなりますが、車の色見本でもこういうのありますからね(苦笑)。

それにしてもこれが¥2,000以内で買えるなんて、ちょっと信じられません(そのせいかこれを最後に入荷時期が未定に…)。

pantone8いやー、楽しいです。何に使うと言う事は全く無いのですが、眺めているだけで癒されます。そして勿体なくて使えません(笑)。

ただ問題は、色見本に興味が無い方がこれを一枚だけ受け取っても、多分全く意味が分からないのでは無いかと…。

第20回岡本太郎現代芸術賞展④

okamoto (1 - 1)-29先日に引き続き、現在開催中の「第20回 岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展に行った時の紹介となります。全4回に分けましたが、今回が最後の紹介となります。

こちらの作品は鈴木伸吾氏の「枯山水 南の島」なる作品で、作者のオフィシャルサイトもありましたので紹介させて頂きますね。

shingo-suzuki.com/

okamoto (1 - 1)-30松の高さは5センチくらいで、これの他に富士山のミニチュアや造花?を張った水盤も飾ってあったりします。

okamoto (1 - 1)-31壁に掛けられている掛け軸には、先ほどの松が生えていた島にセブンイレブンらしき店舗が(笑)。

明確な説明は無いのですが、恐らくは「沖ノ鳥島」を揶揄っているような作品では、と勝手に解釈しています。そこのコンビニに行く人は居ないだろう!みたいな(まあ彼の島の存在意義はまた違う話ですが)。

okamoto (1 - 1)-23そしてこちらは山田弘幸氏の作品、「慾玉」です。

http://www.gyakkyou.com/

出口の直前にあったのと、すぐ傍に係の方が座っていらっしゃるので(恐らく出口から入って来る方を止める為)、他の作品に比べると少々足を止めにくい場所にあったのがちょっと残念だった感じがします。まあ仕方ないですよね。

okamoto (1 - 1)-27一見して全体のイメージが暗いのと、ちょっとおどろおどろしい感じは否めませんでした。怖い系では無いのですが、世紀末感はしないでも無く…。

okamoto (1 - 1)-28って、あんな所にパンが!(笑)。

事前に冊子の説明を見ておけば何てことは無かったのかも知れませんが、あれを発見してから全ての内容が繋がった!、みたいなのが結構面白く、パンの存在に気付いてからのが見ていた時間は多分長かったと思います。しかもパンをわざわざ重厚なチェーンフックで引っかける大げさ感が私的にツボでした。そこに耐荷重の必要は無いんじゃ!と(笑)。

okamoto (1 - 1)-35今回紹介した物以外にも良い作品は沢山あって、やはりと言うか震災や社会問題などに影響を受けた物が多かったように見受けられます。

okamoto (1 - 1)-13この企画展(と言うか美術館全体)は非常にアットホームで、新国立美術館のようなスケールの大きい所だと少々敷居が高く感じてしまいますが、ここに関しては規模や入場者数、雰囲気がとても良くて大好きです。帰りは園内にある古民家でお蕎麦も食べて、半日程度の滞在でしたが非常に有意義な一日でした。

enshin50そういえば紹介が遅れている遠心脱泡は既に初可動も終えていますので、こちらも後日改めて紹介したいと思います。色々ありましたが、とにかくその威力だけは凄かったです(笑)。