ニューアイテム

hasami 以前から使っていたハサミのキレが悪くなっていて、通勤途中にある刃物屋さんで研いで貰おうと思っていたのですが、冷静に考えてみるとこれを持ってその辺を歩いたら結構マズイのでは・・・と。

hasami2と言う訳で買ってしまいました!塗装の工具としての砥石はほぼいつも使っていますが(磨きの時に使うクリスタルブロックもです)、刃物を研ぐ為の物としては人生初です。

ただ実は当初より自分で研ぐと言う事は殆ど考えていなくて(興味が余りありませんでして)、先日モノタロウでの買い物で送料無料の金額(¥3,000)に強引に達する為に序に購入してみた、みたいな感じです。なので順番的には「砥石を購入」→「ハサミが切れない」→「あ、そうだ!」が本当のところだったりします(笑)。

hasami1ちなみにメーカーは庄三郎との事で(全く意識していませんでした・・・)、一応ちゃんとした物のようです。なんと公式サイトもありました(!)。

hasami4分解は非常に簡単で、と言うかこれを持ち歩いたら本当に逮捕されてしまうのでは・・・と言う状態です。ただ今調べてみたら刃の部分が15cmまではOKみたいなので多分これなら大丈夫な気がします(ちゃんと測っていませんが)。

hasami6そう言えばどこかのサイトで「最後に歯磨き粉を使うと良い」と紹介されていたのを思い出したので、試しに最後の仕上げにコンパウンドを併用してみました。実際の所はよく判りませんが(何分初めての事ですので・・)、確かに肌理の細かい仕上がりになった気がします。まあコンパウンドなので当然ではありますか(笑)。

hasami5で、早速切ってみました。このハサミはいつも「吉野紙」(ろ紙の一種です)やネル生地、脱脂用のウェス(キムワイプ)を切る為に使っている物で、普通のハサミでこういった物を切ろうとしても中々上手く切れないんですよね。新品のカッターの刃は最初に油が付いているのでそれを拭き取らないといけないですし(塗装する物に感染するのが嫌なんです)、ただそうすると刃が直ぐに錆びるのでまた油を塗ってあげないといけないとか面倒過ぎるのです。

切れ味としては当然最初の状態より断然切れるようになっていて、ただイメージとしてはもっと危ないくらいの切れ味になっていると思っていましたから、多分研ぎ方がまだまだ甘いのと、用途がハサミと言う事で素材(鋼?)の性質が包丁とは違うのかも知れませんね。まあこれが包丁並みの切れ味になって貰ってもそれはそれで困るのですが(笑)。または厚み的に無理なのかも知れませんけどね。