AlfaRomeo凸文字 鋳込み

 先日より紹介しています、アルファロメオヘッドカバー用の凸文字制作です。

レーザーでカットして作ったMDF型を用意し、離型剤を塗ります。これを塗らないとMDFの接着剤が金属にくっ付いて中々取れてくれません。

 また今回は、金属の鋳造にベビーパウダーを使うと良いとの情報を得たのでそれも試してみます。離型効果と、毛細管現象で細部まで行き渡ってくれるのでしょうか(そこまでは良く調べていませんでして・・・)。

今回の鋳造に使うのはピューターなる金属で、

 融点が250℃くらいと、比較的低い温度でも溶けてくれる為、家庭用のカセットコンロでも十分使用が可能です。

 型に流し込み、蓋をします。

 蓋をするのは後で削る作業を軽減したいからですが、もしかしたらこれは辞めておいた方が良いかも知れません(後に発覚します)。

 土台の板を剥がしてみると、

 細部までの流し込みがちょっと足りていません。

 と言う事で続けてNo.2の型にも行います。こちらは少し多めに流し込みました。

ただどちらも微妙な感じで、試しに全ての板を剥がしてみると、中にはかなり大きな気泡が出来ていました。流し込んだ直後からボコボコと大きな泡が出ていたのは判っていましたが、どうやらそれが途中でそのまま固まっていたような感じです。一体何なのでしょう・・・。

と言う事ですが、既にNo.3、No.4の型も出来ていますので、次回はそちらでリベンジしたいと思います。次こそは、です。