デザインフェスタ2018.11.11

何度かこちらの社外記に登場している、アートペインターのGUNさんからお誘いを受けまして、東京ビックサイトで開催されているアートイベント・デザインフェスタに行って来ました。

GUNさんについては以下のリンク先が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さいませ。

→マスキングシートを届けついでに

デザフェスに来るのは今回が初めてで、いつかは私も出店してみたい!と思っていたので良い機会でした。

会場内は物販以外にライブペイントや舞台パフォーマンスなども行われていて、多分一日中居ても面白いと思うのですが、予想以上に人が多く、パーソナルスペースを気にする方にはちょっと辛いかも知れません。工場以外アウェイな私には2時間が限界でした・・・(苦)。

 そんなこんなで会場内を散々迷った挙句、ようやくGUNさんのお店を発見!

いつものこの光景を見つけられて何故か安心です(笑)。

陳列した棚には私も持っているBlackrabbit 達が!(いや今更ですが。笑)。

 それにしても相変わらずキレた塗装が施されていて、本業の私からすると提示してある額は一桁間違えているのでは・・・と思ってしまう程です。

 こちらの桜柄のピンクは塗装では無く、素地の蓄光素材をそのまま使っているので暗い所で光るようになってます。私も素体の状態の物を一体頂いていて、夜工場から出る時に電気を消すとそこだけ光っていてよくビックリしています(笑)。

 そしてまさかの結 晶 塗 装(笑)。

 他にもGUNさんが塗装した作品が飾ってあって、こちらは手塚治虫氏の作品に出て来る火の鳥ですね。関係者の方々にもかなり好評だったらしいです。

GUNさんと話をしていて何か視界に入って来る違和感に気づき、ふと隣を見ると何だか凄いのが!(笑)。どうやらスチームパンク系の雑貨を扱っているショップさんのようで、許可を頂いて撮影させて頂きました。これはヤバいです(笑)。

実は先日テスト的に塗っていたピアスなども並べてくれるという話だったのですが、まだそう言うレベルでは無いので今回は遠慮させて頂きまして、ただこういった催しは非常に面白そうなので私もいつかは参加してみたいと思います。物を売ると言うより「こういう事をやっています!」みたいなサービスの紹介みたいな感じですかね。今後はそういった物を増やしていければと思います。

しかし一体いつになるのやら・・・。

エプトシーラー3mm×6mmロール作成

現在仕事でお預りしているレガシィ用ミラーウィンカーです。フチには防水&防汚の為にエプトシーラーが貼られています。オデッセイのメッキライトガーニッシュの裏に大量に貼ってあるアレですね。

通常ミラーウィンカーに貼ってあるこれは綺麗に剥がせるのですが、今回の物は何故か強力についていて溶剤(シリコンオフ)を使わないと剥がせませんでした。画像だと再利用出来そうに見えますが、両面テープは本体側(レンズ)に残っているのでもはや産業廃棄物でしかありません。

エプトシーラーは各種揃えているのですが、今回の3ミリ厚の物は持っていなく、色々探してみたのですがどうやっても見つけられず、市販品でこういった細いテープ状になっている物は売っていないようです。岡安ゴムさんのタフロングなら3ミリ厚があったのですが、コシが強過ぎるので装着する時に多分きつ過ぎると思うんですよね(実際に買いましたが駄目そうでした)。

と言う事ですが、ネットで色々検索してみて何とかシート状の物を見つける事が出来ました。ただ死ぬまでに使い切れるかちょっと不安になるサイズですが(苦笑)。

 100円ショップで売っているようなスポンジテープと違い、ちゃんと耐久性が保証されている製品です。

 厚みはバッチリでした。

 元々貼ってあったスポンジの幅は5.7ミリくらいだったので、6ミリ幅のマスキングテープを貼ってそれに沿ってカットしました。

 どうせなので今後の為に余分に切っておきます。

そもそも剥がさずにマスキングで対応すれば良かったのかも知れませんが、それもちょっと気持ち悪いですし、何にしてもこれで今後安心です。

2018.11.3WSサーモス塗装 完成

 先日行ったワークショップで塗って貰ったサーモスです。その後60℃40分程の熱を入れて完全硬化させておきました。

 ベースカラーは黒メタリックパールで、ロゴは粒子の細かいSPFシルバー(JLM-906)を使っています。

 磨き処理はしておらず、ノンポリッシュ=塗ったそのままの仕上りとなります。

ちなみに以前行った同ワークショップで従兄弟が塗ったサーモスは、一部垂れがあったので後日私がフルポリッシュしました。その晩枕を濡らしたのは言うまでもありません(笑)。

 ロゴを塗装する順番としては、先にシルバーを塗ってからロゴのマスキングを貼り、黒を塗った後にマスキングを剥がすと言う方が作業的には楽なのですが、それだと先日塗装したカモフラ柄のマイクのように激しい段差が出来てしまいます。逆に今回行ったようにロゴを後から塗るとその段差は殆ど残りません(勿論塗膜厚に関係するので塗り方や色によりますが)。

 こちらはもう御一方が塗装したサーモスです。どちらも元々は黒メタリックでした。

 ベースカラーは青とメタリックとブルーパールで、ロゴは先ほどのと同じくSPFシルバーです。こちらはポッチもボディ同色にしています。

尚こちらもノンポリッシュで塗りっ放しの仕上りです。この日初めて塗装を行ったとの事ですが、見習い当時の私より上手いと言う(苦)。

画像だと判り難いのですが、下の方は若干違うパールをグラデーションさせています。同型色なので判り難いのですが、一緒に塗ったカエルのアクリル片が判り易いので、次回そちらで紹介出来ればと思います。

クロマフレア風顔料No.19&H07

 先日新たに入手していたパウダー顔料×2です。

 早速試してみました。奥が白い方、手前が紫のパウダーです。

 マジですか・・・。

使い方はいつも通りで、下色の黒の上にパウダー顔料をバインダー(樹脂)でおよそ20倍に割って3コート程、最後にクリアーを塗っただけです。使っているのは1色だけなのにこの色変化・・・(恐)。銭形のとっつぁんじゃありませんが、海外のサイトを探していてとんでも無い物を見つけてしまったかも知れません。今度の小物塗装屋会(仮)で知り合いの塗装屋さんに見せるのが楽しみです。

 さらに激しく良い意味で予想を裏切られたのがこちらのN0.14で、元が単なる白い粉末だったのでてっきり違う物が届いたのかとで思っていましたが、塗った瞬間「ヤバいヤバい!」を連発していました(笑)。見てのとおり上品な色なので、これなら当店のお客様層にも需要があるのではと思っています。

ちなみに白の上にも塗ってみましたがこちらは思った以上には変化が見られず、普通のブルーパールの効きが強くなったような感じです。ただ透かしが赤黄色く濁るので、これが一昔前のホワイトパールみたいで私的には余り好みではありません。

 こちらは少し前にレーザーカットしておいたドラゴンで、画像は下色の為に黒を塗っただけですが、意外にもこのままでも恰好良いかもです。

 上の方からNo.19を、下からはNo.H07を塗って真ん中でグラデーションさせてみましたが、同系列の色なので全く面白く無かったと言う(苦)。どちらもグリーン、オレンジ・レッド系と合わせると良いかもですね。

 さらにはベアブリックも塗っています。やはりと言うかサイズが小さいと曲面の方が色変化が判り易いので、こういう形状は色を見せる点では間違いが無いです。

実物は画像よりもかなりヤバくて、以前紹介していたNo.2より数段激しい色変化です。ただ値段も10倍ですが・・・(苦)。

コスト的には本物のクロマフレア顔料(マジョーラ・クロマリュージョン)と余り変わらないのですが、少量で買えるので色々試せるのが楽しいです。今度もう少し大きい物に塗ってみようと思います。