以前制作していた「ちょっとの間だけ塗料を保管しておきたい」時に使う、可変蓋付き紙コップホルダーですが、実際に使ってみるとこれが思いの外便利でして、改めて増産する事にしました。
材料に使うのは厚さ5.5ミリのMDF板で、中途半端に残って捨てられずにいた端材がようやく活躍できる事に!(と言うかそれはゴミだろう、と言う話ですが)。
と言う訳で早速レーザー加工機を使ってカットしました。データ自体は以前作製した物があるので、そんなに時間は掛かりません。
また一応販売用セットみたいな感じで撮影もしておきました。さらにヨトリヤマの撹拌棒も一緒に入れてみました(ただし販売する予定は当面無いのですが・・・)。
ちなみにリベットはこういった工具(リベッター)が無いと使えないので、販売向けにする場合はネジで固定出来る仕様を作ってみようと思います(既に試して良い感じなのですが、ネジが長くて反対側から飛び出てしまいまして)。
本当はカットしただけの物を¥500くらいで販売しようかと思ったのですが、受注→梱包→発送の手間を考えると現実的ではないので(会社が沈むので)辞めておく事にしました・・・。
ただ今後そういった機会があるかも知れないので、だれでも簡単に組み付けが出来るよう、組み木みたいに欠けを作っておく事にしました。強度を上げると言うよりかはUD(ユニバーサルデザイン)みたいな感じで、着くところにしか付かないので組み付けのミスが起こらないようになっています。
レーザー加工機は、Illustratorで作製したデータがそのままカットに使えるのでとても便利です(実際には間にCoreldrawなるソフトも入っているのですが)。
昔みたいにこれを糸鋸で切ろうなんてもう考えられません・・・。
と言う訳で組み付けです。慣れれば一個3分掛からないと思います。
蓋を開けた時にのロックになってくれてとても便利です。今回のカップホルダーではこれが一番使えるかも知れません(笑)。
まだカットした板はあるのですが、蝶番の在庫がなくなってしまいまして・・・。
今回は穴のサイズなど細部も見直したので、機能的には取り合えずこれで完成となります。
ただデザインや拡張なども含め、今後も引き続き使いながら色々見直していこうと思います。機会があれば100円ショップで売っている木製のアイス棒(使い捨ての攪拌棒?)と、金属製の細い模型用撹拌棒向けの蓋も作ってみようかと思います。