不法投棄改善

工場の裏に置いている自動販売機ですが、そこに置いてあるゴミ箱に一時不法投棄(家庭ごみや車内のゴミ)が酷かったので、以前警告シールを作っていたりしました。まあ「ダミー」ってバラしちゃっているのですが(笑)。

自動販売機本体にこんな感じのドーム型のダミーカメラと警告シールを貼り、その後さらに四角いタイプの「いかにも監視カメラ」みたいな物と、「ここに家庭ごみを捨てられるとジュースの容器が捨てられなくなるので止めて下さい」的な張り紙を業者さんに貼って貰ってからは、派手な不法投棄は殆ど無くなりました。

で、先日工場にスーツ姿の若者がいきなり現れて、「あのー、あそこに置いてある自動販売機のオーナーさんでしょうか?」と聞かれたので、多分新たな自動販売機導入の営業マンかと思ったら、「実は昨夜あそこのゴミ箱に家庭ごみを入れてしまい、先ほど警告を見て捨てたゴミを戻そうと中を見たら、もう回収された後で・・・」と言う事でした。

今時正直な人も居るもんだなぁ・・・と至極感心していたら、「黒いパーカーを着ていたのが私です」と言う事で、最初は何を言っているのか判らなかったのですが、多分そのゴミに個人情報が記載された何かが入っていて、後にカメラで映った自分が不法投棄で特定されるのを恐れたのでは!と心の中で気づきました(笑)。まあそもそもダミーカメラって書いてあるので、よく読めばそんな心配も無用なのですが(笑)。

しかしわざわざ名乗り出てくれた事に関してはこちらの方が感謝したいくらいで、嫌な思いどころか救われた気分にさえなれました。

ちなみにダミーカメラはソーラー電池&充電バッテリー内臓のタイプがお勧めです(バッテリーの寿命が来ても昼間は灯火点滅してくれるので抑制効果が高いと思います)。