マイク塗装ストライプ柄

先日作成していたマイクを回転させて塗装出来るようにした電動轆轤マシーンです。

早速色見本用のマイク(樹脂製)を使ってテスト塗装をしてみる事にしました。

使う塗料はSTANDOX VOC 2Kエナメルで、これはトップコートクリアーに直接顔料が入ったような塗料で、ベースコートと違って筆を使っての厚塗りをしても大丈夫な物となります(勿論塗膜限界はありますので節操は守ります)。

色は暖色系の色をメインに10色くらいを用意し、それぞれに硬化剤も入れてあります。

また折角なので(無駄を省きたいので)、以前から試してみたかったスニーカーへのスプラッシュペイントも並行して行う事にしました。用意したのは無印良品のスニーカーで、こちらは改めて後日紹介します。

モーターを駆動させ、まずは水色から始めてみます。

色見本用のマイクは型に樹脂を流し込んで作っている為か回転させるとブレが生じていて、ただ筆塗りなのでそこまでは気にならない感じです。筆はユザワヤで買った¥150くらいの物です。

淡い色(薄くて隠ぺいの悪い色)から順番に塗っていきます。

その後他の色を続けていき、こんな感じでマルチカラーストライプの塗装が完了です。

  細部の仕上がりはそれなりで、マスキングで塗り分けた場合に比べると全然ダメではありますが、作業時間は数十~数百倍早く出来るので、これはこれで何かに応用出来るのでは、と思っています。細かい仕上がりは気にしない撮影用とかですかね(お問合せが多いのですが納期的な問題でご依頼にまで至らない事が殆どです。まあ二か月も待てませんよね普通は)。

尚、当然ですがこの状態だと色毎の段差が出来てしまっているので、この後一旦60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、後日クリアーを塗って段差を平滑にさせます。一回じゃ難しそうなので二回はやるかもですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!