西陣織壁時計 針塗装⑤

先日既存の針を取り付けていた西陣織壁時計ですが、

白いままだと変だったので(黒は針が見えませんでした・・・)、

日本の伝統色「真緋」を参考に塗料を作成し、

秒針にそれを、短針と長針には以前仕事で調色したR34GT-Rブレンボのゴールドを塗りました。それぞれ艶消し仕上げとなります。

と言う訳で早速取り付けてみました!

色味自体は良い感じにしっくりしています。

が、壁時計本体に対して短針と長針の存在がちょっと大きすぎる気がします。秒針は凄く良い感じですね。

ただ針自体を加工するのは難しいので(直ぐに折り目が着くので超絶デリケートに扱う必要があります…)、塗装でもう少しスリムに見えるよう試してみようと思います。

しかしなにはともあれ超絶豪華な時計です。

西陣織を貼り付けるのはまあまあ時間が掛かるのですが、千代紙とかなら比較的簡単に出来るので、いずれはこれのワークショップなんかも出来ればと考えています。塗装屋人生の最後は、仕事半分、ワークショップ半分くらいの割合で出来れば良いな~と(いずれ目が見えなくなる筈なので細かい作業は出来ないと思うんですよね)。