脱★COPD

honmonji-1-1-28今朝はかなりの土砂降りでしたが、何を血迷ったかいつも通りの徒歩での通勤となりました。

会社に着いた頃はカバンやら靴の中までびしょ濡れで、いよいよカメラも終わった…と思いましたが、乾かしたら普通に使えました(笑)。

画像は帰宅路の途中にある、いつもの池上本門寺です。

honmonji-1-1-29徒歩での通勤にも大分慣れて来て、ようやくですが10分くらいは連続して走れるようになりました。三週間前は一分間走っただけでも倒れるかと思うくらい呼吸が乱れましたが、この調子なら冬までにはジョギング通勤も出来そうな気がします(気のせいで終わらなければ良いのですが…)。

今でこそタバコは吸っていませんが、10年くらい前までは結構な量を吸っていて、最後の方は大きく息をすると胸が痛くなる(!)と言う所まで行ってしまい、当初は原因が判らなかったので病院に症状を診て貰いに行ったら、

「煙草止めてからまた来てね、はい次の方、どうぞ」

と言うような結構酷い対応をされる先生でして(笑)、お陰でその日からパッタリ煙草を止める事が出来ました。多分私もムキになっていたのだと思います。

しかし当時は禁煙外来とかは無かったので、タバコを吸うのを止めてからは不眠とかフラッシュバックなどの禁断症状が結構出て大変だった記憶があります。寝ながらにしてタバコを吸う夢も何度も見ましたし、ニコチンって本当に中毒性が高いんでしょうね。

honmonji-1-1-30しかしその後はタバコを止めたお陰でそ胸の痛みも勝手に消えて無くなり(!)、慢性的にあった喉の痛みや咳も全く無くなりました。それまでは深い深呼吸をするとまるで光化学スモッグのような咽もありましたからね。結構重症だったと思います。

ちなみに病院に行った時はてっきり塗装の仕事(有機溶剤)が原因だと思っていたのですが、全くの自業自得と言うか、後になって本当にその先生の言った通りだった事が判りました。その時は「せめてレントゲンくらい撮ってくれても良いのに」なんて思いましたが、今となってはあのドライな対応(笑)に本当に感謝しています。多分レントゲンを撮って何にも出なければきっと今も吸い続けていたのでは、なんて思います。想像すると本当に恐怖ですよ。

それにしても、タバコに費やしていたお金は一体どこに…(1日¥1,000以上ですから、長くみると結構な出費ですよね)。

二週間ぶりの自転車

shinagawa-1-1-10 今日は夕方から雨との事でしたが、最近通勤を徒歩に切り替えてしまった為に自転車に全然乗れてない!と言う事で、いつもの品川埠頭目指してちょっと走って来ました。

結果から言うと雨は殆ど降らず、むしろその天気予報のせいかいつも以上に道に人は居なく、とても快適でした。まあ隣が直ぐ東京湾のこの辺はいつも人が居ませんけどね(笑)。

shinagawa-2106それにしてもやはりと言うか自転車はそのスピード感と目線の高さが爽快で、脳の中でドーパミンだか何だかが分泌される為かみるみる気分が高揚していきます(危)。

shinagawa-1-1-14と言う訳で品川埠頭到着です。国道を使ってこれば10キロくらいなのであっという間なのですが、出来るだけ車や信号を避けたいのでグルっと回って20キロくらいですかね。

 

shinagawa-1-1-12 風景は相変わらずいつも通りではあるのですが、今日は珍しく工事関連らしき船が停泊していました。レインボーブリッジはクリスマスとか何かしらの記念日だと特別な色になるみたいですが、今日は相変わらずのグリーンです。

shinagawa-1-1-13通勤は徒歩に変えた事で腕の痛み(多分首から)は大分調子が良くなりまして、しかも最近は少し走れるようにもなったりと結構楽しんでいます(しかし直ぐに足首がやられますが…)。

それにしても自転車通勤で多少は体力がついたと思っていましたが、全くの駄目駄目ぶりに結構ショックを受けました。一体今まで何をやっていたんだ・・・って感じです。

もう少し筋肉がついて足の痛みが抑えられるようになったら、通勤区間全線走るようにして徐々にでも体力を付けていこうと思います。まあそれでも一日にタバコ80本(!)吸っていた頃に比べれば大分健康にはなれたと思うんですけどね。

撮影背景用ロールカーテン設置

ducati35完成品の撮影をする時、背景に冷蔵庫とか流し台とかが一緒に写るのがどうも微妙・・・と思っていまして、先日ニトリで購入したロールカーテンを取り付けてみました。

factory38ジャジャーンと!って、ただのロールカーテンですが(笑)。

横幅は1200ミリで、ニトリで¥3,900(確か)と非常にお安く、取り付けもビス2本で超簡単です。天井に直接打ち込みました。

ちなみに窓の方にも同じようなロールカーテンが付いていますが、こちらは以前壁を白く塗った時に取り付けた物です。今までは殆ど使っていませんでしたが、これを機会に今後色々試してみようと思っています。

factory39こんな感じでカーテンを降ろせば写したく無い物を簡単に隠せます。フフフフ。

factory40またロールカーテンに当たった光が反射して今までより若干明るくなりました。レフ板の代わりにもなってくれているようです。

factory41窓の方に設置したロールカーテンを降ろせば光の入り方を調整出来る事が判ったので(今更ですが…)、今回設置したロールカーテンと上手く組み合わせて色々試してみようと思います。

それにしても今回購入したロールカーテン、値段も安いですし場所も取らず片付けもワンタッチですから、下手なパーティションを買うよりも余程手軽で使えそうな気がします。使わない時に置き場所を必要としないっていうのが私的にお気に入りです。

LOTUS樹脂製エンジンカバー 凸文字用塗装マスク作製

lotus18 現在結晶塗装でご依頼を頂いておりますいつもの樹脂製ロータスエンジンカバーですが(実はエンジンでは無くインテークカバー&プラグカバーと言う事が判明)、以前から試してみたい事があったので今回仕事外で少し時間を割いています。

lotus17通常アルミ素材への結晶塗装は最後に凸部を面研する事でアルミ素地を露出させて光らせますが、今回のようなプラスチック素材だとそれが出来ません。黒い樹脂を露出させた後に筆でシルバーを塗るのです。

ただそれだとどうしても刷毛目が目立ってしまうので、出来ればここをスプレーで塗りたい!と言うのが長年の私の願いでした。

img544ちなみに今までもそういった事はしていて、例えばこちらのBMWのヘッドカバー&インマ二は凸部をスプレーでゴールドに塗っています。

img537作業内容としては、先にゴールドを塗って凸部をマスキングして結晶塗装を施すと言う方法なのですが、今回のロータスの樹脂カバーでは文字が小さ過ぎてこれが出来ません。マスキングの接触(接着)面積が小さ過ぎて塗っている時に剥がれてしまうのです。

mercedes3他にはこちらのメルセデスベンツのエアークリーナーボックスの様に凸文字一つ一つの側面をマスキング(!)と言う方法もあるのですが、やはり今回は文字が小さすぎる事と、結晶塗装された表面は凸凹状になっているのでマスキングテープはちゃんとくっ付かないのです。

lotus19 と言う訳で今回試した方法は、樹脂を流し込んでマスク型を作ってしまう!と言うかなりの力技ですが、前から一度これを試してみたかったんですよね。所謂男のロマンです(全く理解出来なくて大丈夫です)。

lotus20 凸文字の周りに両面テープとスチレンボードをカットした物で壁を作り、漏れそうな隙間には一応油粘土を詰めておきます。そしてその内側に離型剤を刷毛で塗ります。

lotus21 流し込む樹脂については色々考えたのですが、切削性と流動性のバランスを考えてリゴラックを使いました。FRPの補修をする時に使う不飽和ポリエステル樹脂です。

そして翌日・・・

lotus22 って、何か様子がおかしい気が・・・。

lotus23 どうやらまだ何もしていないのに流し込んだ樹脂が勝手に(しかも綺麗に)剥がれていた模様です(苦笑)。

lotus24 ポリエステル樹脂はある程度痩せる事は想定していましたが、今回は製品自体が反っていると言う事で硬化した際に浮いて剥がれてしまっていた模様です。

本来は多少しっかりくっ付いてくれていた方が作業がし易かったのですが、まあ仕方ないでしょう。

それにしても固まった樹脂は予想以上にキレイに出来ていて笑いました(笑)。

lotus25 と言う事ですが、外れた樹脂は多少無理やり元の位置に嵌め込んで、続けてサンダーで表面を削ります。

lotus26 サンダーで削っていくと凸文字の部分の樹脂がなくなり、カバーの樹脂素地が露出する!と言う算段です。

尚凸文字部分は後程削るのでここで傷が付いても問題ありません。エンジンカバー素地自体も同様で、後でサンドブラストを掛けるので大丈夫です。

lotus27 当然ですが、繋がっていない部分はこんな感じで型から外れます。

lotus28 削って出来た細かい粉をオブラートよろしく吉野紙(ろ紙)に包んでカバンに入れておいたら職質を受けた時にちょっと面白いんじゃないか、なんて事も考えたりもしなくは無かったのですが、叩いて余計なホコリが出て貰っても困るので止めておきました。誰かのカバンに勝手に忍ばしておくとかは面白いかも知れませんけどね(それも全く洒落になりませんか)。

lotus29 と言う訳でこんな感じでマスク型の完成(?)です。

lotus30樹脂が痩せた分キツクなっているので、上手く嵌ってくれない箇所はPカッターでカットしてそれぞれを分割してある程度無理やりはめ込むようにしました。その際に細い部分が割れたりとちょっと継ぎ接ぎですが、まあ結晶塗装の膜厚分さらにキツクなる筈なのでとりあえずはこれでOKとします。

要は凸文字の天面にシルバーをスプレー出来れば良いだけなので、型がしっかり嵌らなくてもある程度は大丈夫で、上から置いて足りない箇所はマスキングテープで補助してあげれば問題無いと思います(多分、ですが…)。

ちなみに以前同じような方法で「塗装後に液体マスキングをスプレー」を言う事を試していますが、その後大変な事になってしまったのでもう二度とやりません。うーん思い出しただけで寒気が…(苦)。