マイク色見本 本塗り

 少し前から注型用ウレタン樹脂を注いで作っているSHUREマイク用の色見本ベースです。別件でオーダーが入っていたのでこちらも一緒に塗らせて頂く事にしました。

 使用した色は先日導入したキャンディーレッドで、そのまま本番(テールランプ)に行く前にワンクッション入れておきたかったので丁度良かったのです。

塗膜構成は先日試し塗りをしたのと同じく、下地はSTANDOXの原色で一番粗い目のシルバーMIX598を敷いています。ただしそれだけでは延々隠蔽しないのでさらにその下にVWのリフレックスシルバー(LA7W)を塗っています。

 グリルボールは塗るつもりは無かったのですが(シルバーのまま着けようと思ってました)、本体を2つ塗ったので、じゃあせめて片方だけでもと言う事でラインの所だけ色を入れています。

ただ塗ってから気付いたのですが、ラインをシルバーで網を赤にした方が良かったっぽいですね。またはシルバーが白々し過ぎるので、黒かガンメタ(3コートSPFシルバーの黒目)にすればまだマシだったと思います。

 実はメインの方はこちらでして、

 キーホルダータイプのオーダーが入ったのでついでに4個一緒に、さらにマイクも、あわよくば新色の感覚をもう一度確認しておきたかったという事での塗装でした。

裏側にはレーザー彫刻でロゴ入れを施した物で、実は墨入れも試していますが、細かい文字がクリアーで埋まってしまい上手く出来ませんでした。まあメタリックカラーなら塗料で埋まっても文字は確認出来るので、これはこれでOKとしています。

もしくはクリアーを塗った後にレーザー彫刻をするとどうなるのかも気になるので今度はそれも試してみようと思います。塗装屋の見解としてはフチが焼けて塗装が捲れる(剥がれる)と思っていましたが、今回のもサフェーサーを塗った後にそれをやっていて全然大丈夫だったので行けると思うんですよね。