今日は日曜日と言う事で昼頃に納品を済ませ、夕方からは本を買いにブックオフへ。
午前中に雨が降っていたせいか、多摩川の河川敷には多くの水溜りが出来ていて、そこには見事な夕焼けが写り込んでいます。
これはもしや・・・。
目当ての本があるならいつものようにBOOK OFFオンラインで買った方が確実ですが、お店に行くと新たな発見があるのがやはり面白いですね。
ただ紙の本となるとそれなりの重量となるので、それを想定しきれていなかったのはちょっとしたミスだったような気が(腰が・・・)。
少し前に業者様から塗装のご依頼を頂いたポルシェのブレーキキャリパーですが、その後Youtubeに動画をアップロードされたとの事でご連絡を頂きました。
頂いたメールには「出来栄えが素晴らしくお客様にもたいへん喜んでいただきました。」とのお言葉も頂戴し、非常に嬉しく、また安心しました。いつもそうなのですが、完成後に頂くメールは内容を見るまで「一体何かあったのでは・・・」と、ついつい要らぬ心配をしてしまいます。
尚、こちらでの動画の紹介はご承諾を頂いておりまして、また動画中では普段見れないような塗装の艶具合なども確認出来るかと思いますので宜しければどうぞ。
この度もご贔屓頂き有難う御座いました!
こちらは少し前にストロボを使って撮影したフェラーリのリモコンキーですが、真上から撮影するとどうしても被写体にカメラ本体(とストロボのリモコン)が写り込んでしまうので、
それをどうにかしたいと思い、新しいレンズを購入してみました。
Nikon AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8Dです。
新しいと言っても既に型遅れのレンズで、ただ状態の良い物が比較的安価で出品されていたので即決で落札してしまいました。ナノクリスタルコートは施されていませんが、これで今までより50%離れて撮影が出来る!と言う算段です(まあそもそもナノクリコートのレンズなんて一本も持ってませんし・・・苦)。
ただ私の使っているカメラだとDXフォーマットになる為、60mmのレンズでも1.5倍の90mmになります。確かに近い(笑)。
ちなみに先程のD200を撮影したカメラはこちらのSIGMA DP2Mで、こんな風にリモコンを挿せばどんなカメラでも直ぐにストロボを使っての撮影が可能!と言う訳です。当たり前の事かも知れませんが、この前私が撮影の講習会に行って一番ビックリしたのがこれでして、プロの方がセッティングしたスタジオでそのまま自分のカメラでフラッシュが動くのか!と感動してしまいました。まあサーモス塗装のワークショップもそんな感じだと思うのですが(笑)。
あともう一個ストロボが欲しいのですが、もう少し修行を積んでからですかね。
先日行ったご依頼品のマイクと一緒にこちらの色見本用マイクも塗らせて貰いました。画像は既にベース色の白(VWキャンディホワイト)が塗られた状態です。
当初はこれにクロマフレア風の塗料を重ねようと思っていたのですが、余り変わり映えがしないかも・・・と言う事で、少し変わった塗装を行う事にしました。そう、グラデーション塗装です。
白の上にキャンディーカラーのマゼンタとブルーを重ねていきます。
補修塗装(板金塗装)をやっている塗装屋さんからすると、このグラデーション塗装を毛嫌いしている方は多いと思います(私も、です・・・)。
と言うのも、そもそも「塗ったことが判らないようにする」と言う補修塗装では、こんな風に色の粒子が目で見えるような仕上がりはあり得ないのです。白の上に白を重ねるだけでもその粒子一粒一粒が気になるような世界ですから、こういうのはやっていて吐き気が・・・(淡いソリッドカラーは粒子一粒でもフリップフロップが判るので、それに気づくと凄く気になるのでして・・・)。
と言う事ですが、もう車を塗っていない私としてはそんな事も言っていられず、新たな塗装も色々とやっていかないといけない訳でして、まあでもかなり楽しんでいたりもするのですが(笑)。
デカールは二色×2種類で、こちらは「特色ホワイト」の上に「OKIブルー」と「マゼンタ」を重ねた物です。
こちらはシルバーの上に同じく「OKIブルー」と「マゼンタ」を重ねた物です。象のロケットさんのデカールにALPSのドライプリンターで印刷した物を貼っています。
色々と許せない所がありますが、まあこれは一つのジャンルと言う事でアリにしようかと思っています。
どうしても粒子は見えてしまうのですが、これでも樹脂中の含有量をかなり薄くして丁寧にボカシをしていたりします。下地が白では無くシルバーか、もしくは少し色を入れておくともう少し粒子感が判らなかったかもですね。
グリルボールの方はリング部のみ、しっかり色を着けてしまったせいかキャンディーカラーらしい透明感が無くなってしまいました。こちらもグラデーションさせた方が良かったかも知れません。
青の方は透明感のあるキャンディーカラーっぽい明るい色味になりました。
今度はメタリックで、さらに慣れてきたら多色を組み合わせて試してみたいと思います。