スバルエンブレム 両面テープ作成

先日塗装のご依頼でお預かりしておりましたスバル純正の前後エンブレムです。

メッキの枠とプレートは両面テープで固定されているので、まずはこちらを剥がします。

剥がした台紙をスキャンして、両面テープを作成します。

大きい方は以前作成したデータをそのまま使えたのですが、小さい方は一致する物が無かった為、新たに作成しました。右下の物がそちらとなります。

別のデスクトップパソコンにデータを移し、

レーザー加工機を使って両面テープを作成しました。

それとは全く別の物で、フロントグリルをヤフオクで購入しました。ほぼ新品の、スバルレヴォーグ用フロントグリルです。

今回のご依頼は特殊な内容で、星の部分のメッキを剥がす必要があったので、それの練習&テスト用としてこちらの購入したのです。新品でエンブレムを買うのと同じ金額だったのでグリルごと購入したという訳です(ただし北海道からの送料が予想以上に高く余り意味が無かったかも知れません・・・)。

ただこのエンブレムの取り外しが激しく大変で、恐らくそれが判っているから他に買い手がつかなかったのではと・・・。メッキ枠を割らずに外せたのは奇跡的といった感じです。

ただ残ったパーツも利用価値はあって、これを使って装飾クロムメッキへ塗装したサンプルを作成しようと思います。以前何個か作成していたのですが、今の工場に移転した際に無くなってしまったんですよね(捨ててしまったのかも知れません)。

いつも行っているメッキ素地への下地処理~塗装を行って、JISより厳しい密着性テストを行おうと思っています。

BLACKRABBiTピアス作製Ⅱ

先日に引き続き、GUNさんから頂いたデータを基に、アクリル板をレーザー加工機でカットしたBLACKRABBiTです。今月末に開催されるデザフェスで販売を予定しているピアスの素材となります。

今回はスプラッシュ塗装を行うのを前提に、先にクリアーだけを塗っておく事にしました。

またそれだけだと寂しいので、見る角度で色が変わる光干渉型のパールも使いました。通常は黒に塗った下地に重ねて色の変化を楽しむ為の物ですが、種類によっては粒子が見えない透明性の高いタイプがあるので、今回はそれを使います。当店規定のNo.19ですね。

挿したヒートンのネジが見えないよう耳の部分にはシルバーを塗り、続けてキャンディーブルー、最後にクリアーを塗っています。

やめておけば良いのに結局色々な種類を作ってしまっています。

GUNさんお勧めのスプラッターなのも増産しました。デザフェスではこういうのが好きな方が多いようです。大丈夫ですかね・・・。

その後60分40℃程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。意外に手間が掛かっています。PRO_Fitが崩壊し兼ねないので程ほどにしておかないとですね。

一応「24時間以内なら足付け処理無しで再塗装が可」と言う事に倣って、スプラッシュ塗装を行いました。

最初の仕様は先にスプラッシュ塗装を行ってからクリアーを塗りましたが、やはりこちらの方が盛り上がりがハッキリしていて良い感じです。

こちらは顔の部分に光干渉型パールを塗った物で、この状態だと顔の部分が水色に見えますが、

見る角度によってはこのように透明に見えます。まあでも思った程のアピールが無いので(そして凄く面倒なので)もうしないと思います。

今回やってみて判りましたが、私の性格上同じ事を繰り返すのは余り(と言うかかなり)好きでは無いようでして、今の仕事が凄く楽しいのは、オーダーメイド的な内容を、毎回違う形(被塗物)で出来ているのが大きな理由だと感じました。採算性の面で良く無いのは判っていますが、ある程度のスリルとリスクを伴いながらの方がどうしても面白く感じてしまうんですよね。

と言う訳でその後それらを自宅に持ち帰り、休日を利用して金具を取り付けました。

あとこれとは別に、キャンディーカラーの色相環と、光干渉型パールをふんだんに使った色見本キーホルダーも作成しました。

それぞれ仕様が違っていて、個別に撮影&説明分を書くのはもう無理だと思い、こういった物は今後デザフェス等で直接販売をしようかと考えています。ズラーと並べて動画を撮影し、当方のサーバーを全く圧迫させないで済むSNSに投稿し、それを見て後は実物を見て頂くか、DM=ダイレクトメールのみで対応すれば楽だと思った次第です。

後はキャンディーカラーの色相環壁時計も持って行きたいので、それを何とかしないとですね。

BLACKRABBiTピアス作製

知り合いの塗装屋さん=GUNさんから頂いたデータを基に、アクリル板をレーザー加工機でカットしています。今月末に開催されるデザフェスで販売を予定しているピアスの素材です。

GUNさんについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければどうぞ。

マスキングシートを届けついでに

ピアスにするには金具を取り付ける必要があり、3ミリ厚のアクリル板でこれを行うのが結構難儀なんですよね。

上記画像は以前紹介したイモリ(トカゲ)のピアスです。

と言う訳でジャジャーンと!

今回も穴を開ける為のジグを作成しました。画像だと肝心なパーツが映っていませんが(1ミリの穴が開いた上側に装着されるパネル)、これを使えば真っ直ぐ穴を開けられるという代物です。

中にピアスの素材となるBLACKRABBiTを挟み込み、上の穴からドリルの刃を挿し込みます。

すると、横から飛び出さずに真っ直ぐの穴を開ける事が出来ました。素晴らしい・・・(惚)。

しかしながら塗装をするとなると、足付け処理も必要です。側面はさすがに大変なので、そこはガスプライマーを使って対応するとします。

色は以前塗装したイモリのピアス等を参考にします。

その他、見る角度で色が変わって見える光干渉型のパールも使ってみます。

シリコンオフで洗い流すように脱脂し、側面をガスプライマーで炙り、全体にプラスチックプライマーを塗布します。一般的にやられているようにスプレー糊のような密着剤を使えばすこぶる作業が楽になるのですが、長い間やっている事が体に染みついてしまい、なんだかんだ手が抜けません・・・。

と言う訳で本塗り完了です。予定以上に色々なレパートリーを作ってしまい、かなり時間を費やしてしまいました・・・。

こちらは先ほど紹介したイモリ(トカゲ)のピアスと同じ配色です。下色に粗目のシルバー(SATNDOX MIX598)を敷き、その上に青のキャンディーカラーを2種塗っています。

こちらは耳の部分を黒に、顔をキャンディーレッドに塗装しています。

こちらも以前塗装したイモリピアスと同様、淡いピンクの上に一部蛍光ピンクを重ねています。

こちらは垂れた仕様のBLACKRABBiTで、顔の部分をキャンディーレッド、耳とタレを黒にしています。

こちらもイモリのピアスで試した、ブガッティのティファニーブルーと、蛍光グリーンの組み合わせです。野菜みたいで可愛いです(笑)。

こちらはピンク+蛍光ピンクのタレバージョンとなります。

こちらも以前イモリのピアスで試した物と同じ配色で、キャンディーマゼンタの上に、一部キャンディーブルー(HOKバープル) を重ねて紫にしています。

可愛くてちょっと不気味なBLACKRABBiTにとても似合う感じです。

塗り過ぎたキャンディーカラーが垂れた感じが面白いかなと思います(実際はキャンディーカラーのベースコートで塗っているのでこんなに垂れる筈はないのですが。笑)。

余り面白味が無かったかな?と思ったブラック+キャンディーレッドでしたが、垂れた部分がまるで血みたいで、こういうのが好みの方には良いかも知れません。

ちなみにいずれも既に強制乾燥~完全硬化後の画像で、サイズの縮小以外は加工もしていません。

完成後の画像が面倒そうなので、このままデザフェスで販売しようかと思っています。GUNさんのBLACKRABBiTファンは大量に押し寄せると思われるので、これらの物も便乗して売れてくれればと思う次第です(笑)。

BMW ALPINA B3Sエンブレムの両面テープ作成②

先日に引き続き、BMW ALPINA B3Sの文字エンブレムを貼る為の両面テープと、それを車体に貼る為の転写用台紙の作成となります。

ロゴの字間については、オーナー様より頂いた画像を参考に位置を決めています。

オーナー様にもご確認をして頂き、これで各文字の位置が決まりました。

そのデータを基にしてサイズを0.5mm大きくし、位置決め用のマスキングシートを作成します。

枠を残し、エンブレムを貼る部分を剥がします。

古い両面テープを剥がしたエンブレムと、それを一回り小さくカットした両面テープ、そしてそれを車体に貼る為の転写用の台紙が全て揃いました。

今回のエンブレムは枠に一段高くなった壁があり、その内側に両面テープを貼る必要があります。横から除いた時に両面テープの側面が出来るだけ隠れるようにですね。

そこに、レーザー加工機でカットした両面テープを貼り付けます。

そして台紙を剥がします。

外枠の壁の内側に両面テープが収まっているのが判ると思います。

それを、位置決め用の台紙に貼り付けていきます。

所定の位置に貼ったら、台紙のマスキングシートを剥がします。

マスキングシートは位置決め用のガイドだけなのでそちらは廃棄し、台紙を残します。

横から見ると少しだけ隙間が空いていて、両面テープが被着面(車体)に当たるのが判ると思います(ここに隙間が無いと車体に両面テープが届かず剥がれてしまう恐れがあるのでNGです)。

そして転写用のアプリケーションシートをカットします。

エンブレムを清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばします。

そして転写用のアプリケーションシートを貼って完成です。

自分自身で貼るのならば通常のマスキングシートでも良いのですが、見えるという点で透明な粘着シートを使用しています。アプリケーションシートは糊残りがしないので今回のような使用に適しています。

  今回のような両面テープ作成だけの作業は受け付けていなかったのですが、いずれ今の工場を返して自宅または郊外など極小規模で仕事を続ける際、こういった仕事もやっていこうと考え、承らせて頂く事にしました。または今の工場のスペースを間貸しする等した際、こういった事が得意なメンバーに依頼する事なども出来ますし。

ただ費用は決して低くは無いので、ご依頼に至る事は今後も極稀になると思います。