赤もよく似合います

darth-2丁度仕事でマイクをキャンディーレッドで塗装する案件があったのでそれと一緒に色々塗らせて貰いました。手前のキャラクターは先日ポリエステル樹脂(リゴラック)で作成した物で、奥の丸いのはインスタントコーヒーのビンの蓋です。使い終わった後のガラス容器ってどうも捨てるのに抵抗があって、多分蓋さえ何とかすればもう一度日の目を見る事が出来るんじゃ!と思って時々塗っています。先日色見本として貸し出す際に撮影しておいた画像があるのでちょっと紹介させて頂きますね。

agf右の二個が塗装前の状態で、左の三個が塗装を施した蓋です。序でに塗った物なので統一性が無いですが、丁度同じ色のパッケージをした飴があったのでそれの容器にしています。手前のキャンディーレッドの蓋は現在色見本として貸し出しに出ていて無事この色で商談が決まりました。一応は無駄に終わらず活躍してくれているようです。

在庫切れにつき

jojo20リゴラック(ポリエステル樹脂)で作った方は廃クリアー(余って捨てるクリアー)に比べかなりしっかりしていて、結構用途もあるので先週追加で作成しておきました。作ろうと思ったら数十分で完成出来ると言うスピーディーさも利点の一つですね。お約束のジョジョ石仮面も作っておきました。

jojo18今回はリゴラックとは別に、昔購入しておいて在庫していた超高級クリアーも使って見る事にします。1リッター¥6,000のSTANDOXラピッドクリアーで、とっくの昔に廃盤になっているクリアーです(最近同製品名で売っている?のとは別物です)。

jojo19 ラピッドクリアーは透明なバラを作成する為に使いまして、また以前よりリクエストがあったM6のボルトを埋め込む為ボルトの頭の部分がクリアーに浸かるように吊るした状態で固定しておきます。上手くいくかどうかは判りませんが(特に強度が・・・)何事も試してみないと始まりませんしね。上手くいけばナンバープレートのボルトをバラで飾れると思います。私的にはムンクの叫びの石仮面Ver.をお勧めしたいところではありますが(笑)。

最近またお手ごろ価格の3Dプリンターが出たようで、データの作成さえ出来るようになれば直ぐにでも買いたい気持ちがあって、積層の段差など多少仕上がりが粗くてもある程度の形さえ出来てしまえばサフェーサーでの下地処理は出来ますから、後はシリコン型を作って量産が可能なので何か楽しそうです。

先にハードを買ってしまって背水の陣と言うのもアリですが、3Dプリンターもドッグイヤーな感が否めませんから、やはりソフトの方が先ですよねぇ。

色々合流中

cap最近変な病気が再燃してしまい、水面化で色々買い漁っています。と言っても大層な物を買っている訳では無く、何かしらの素材になりそうな物を集めている、といった感じです。世間一般的にはゴミみたいな物でも私にはとても楽しいアイテムだったりしますので(病)。

cap1 今回入手したのはジュースのオマケ?に付いてくる食玩の類で、ただこの精巧さと来たらちょっとヤバイですよ・・・(惚)。

ちなみに買った個数は2百個くらいで、種類としては上の画像にあるガンダム系、スターウォーズ系、ドラクエ系、そして自動車系も沢山あります。

cap2実はこういったコレクション物を集めるのは苦手で(持続力が・・・)、手に入れたいと思うと今回のように誰かが集めた物を纏めて購入させて貰う、みたいなケースが多いです。多分そこに執着が無いんですよね。

最近気づいたのは何かを獲得した時に得られる満足感?と、それを使って何かを造る事を妄想している時間が非常に楽しいようです。多分脳内では何かしらの物質が添加(と言うか生成?)されている感じで、興奮作用と言うよりは幸福感が溢れる感覚です(危)。

まあ本来ならもっと材料的な物から作る方が手作り感があって良いのだと思いますが、ある程度大人になるとそういった時間や行動にも制限が出来てしまうので、許される範囲で楽しもうと考えるとこういったアイテムは非常に有効なんですよね。買うといっても元々無料の物ですからそんな大きな額ではありませんし。

ちなみ何に使うかはある程度決まっていて、先日紹介したハンティングトロフィー同様身近に置いて楽しめる物にしたいと思っています。見ていて楽しそうと思えるような物が良いですよね。

思い立ったらハンティングトロフィー③

deer10 先週盛っていた粘土が乾いたようなので続きを行います。本当は天気が良かったので自転車で大井埠頭まで走りに行きたかったのですが、やる気が持続している内に作業を進めたいと思いましたので。

本日のメイン作業は耳の取り付けで、ただそのまま粘土を盛っても(多分)落ちてしまいますから本体に穴を開けて割り箸を挿し込みます。ちなみに紙粘土はよく固まっていたのでそのままでは割り箸は挿せませんから最初にドリルで穴を開けています。抜けないように木工用ボンドも塗っておきます。

deer11 真ん中の一本は多分邪魔になるだろうと思ったので少しだけ残してカットし、また割り箸だけだと粘土の付きが良くないだろうと思ったので針金を使ってさらに骨組みを作っていきます。確か中学生の美術の時間にこんな事をしたような気がしたのですがもしかしたら間違っているかも知れません。ちなみに仕事だったらファイバークロスを使うんですけどね。

deer16そして追加の紙粘土です。前回の土台作りで5袋使い、残ったのは一袋だったので追加で6袋買っておきました。この鹿にはもうここまで使う必要はないと思いますが、どうせ送料は変わらないのでと言うことで余計に買っておいた次第です。他にも遣りたい事はありますしね。

deer12 で、こんな感じで骨組みを挟み込むように粘土を盛っていきます。一応根元辺りには木工用ボンドを塗布しておきました。

deer13 こんな感じで片側が完了です。おお!それらしくなって来ました。実はどうなる事かと結構心配していまして・・・(出来上がってみたら犬っぽくなってしまうんじゃないかと)。

deer14 さらに全体に肉を盛っていきます。先ほどまでの画像と見比べると全然肉付きが違うのが判ると思います。目と鼻の周りも少し作り込みました。

deer15 今回の製作で感じた事は、生き物の体を作るには最初に骨格やら筋肉など実際の体の仕組みを勉強する事がとても重要だと感じました。多分絵を描く場合も同様でしょうね。今回は立体の見本を用意しておきましたからそれを見ながら作業出来ましたが、これが想像だけだったら相当大変だったと思います。多分鹿では無く犬が出来上がっていたんじゃないかと(苦)。

後はこれが乾燥したら次はいよいよ塗装になりますが、多分各部にひび割れが発生すると思うのでそれを修整してからですかね。ちなみに本当は胸の辺りにiPodを埋め込んだりする計画もあったのですが、余り面倒な事になると完成しない恐れがあるので今回は控えておきました。手塚氏の著書ブラックジャックで脳を胸に移植した鹿が登場するのですが、それの造形版として脳の代わりにCPUを埋め込んでみたかったのです(危)。さらには後頭部辺りに差込ジャックを設け、攻殻機動隊みたいにそこから電脳(CPU)にアクセス、なんて事もやってみたかったのですが・・・。まあそれは次の機会に(笑)。