一年に一度

realお正月も色々用事はありましたが一応は連休らしくマッタリと過ごせまして、今日は夕方からお風呂に入って本を読んだりと、かなり至福の時間を過ごせています(ってそんな大層な事では無いのですが私的にはこれで充分でして・・・)。

画像は昨年末に発売された井上氏著の「リアル」で、連載中の漫画ですが単行本は一年に一回しか出ないと言うちょっと待ち時間の長い漫画です。私としてはもうイベント化されているような物でして、毎年の年末はこれが楽しみでもあるんですよね。漫画なのであっという間に読み終えてしまいましたが、次回発刊の一年後までに何回も読み返したいと思います(ちなみに漫画はお風呂では読みません。読むのは文庫本だけです)。

そういえば先日伊坂幸太郎氏のデビュー作「オーデュボンの祈り」を今更読んだのですが(うっかり抜かしていまして・・・)、余りにも面白過ぎて衝撃を受けてしまいました。最初の方がちょっと微妙だったのですが(突っ込みどころが結構あります)、ただ読み進む内に色々な事がはっきりしてきて、最後はそのまま上まで突き抜けてしまった、みたいな感じです(全く伝わりませんか・・・)。

ちなみに本が好きな友人からの言葉では、「悪人にはしっかり苦しんで死んで貰わないと、それが伊坂の作品にはあるから良い」との事でして、確かに納得する所はあります。現実は逆だからせめて本の中だけでも・・・みたいな感じですかね。