レーザーカット試運転(革Ver.)

laser-21 少し前に工場二階に導入されたレーザー加工機ですが、まだ使い勝手が良く判らないところが多々あるので、皆で試しカットをしながらデータを収集しています。画像で機械の中を覗いているのは絵本作家になるのが夢のJIROちゃんで、今回は革を持参して色々試していました。

laser-26JIROちゃんは元々モックアップ(試作品)を作る会社に勤めていて、業務用のレーザー加工機や3Dプリンター、CNCなどの工作機械も身近にあったらしいのですが、仕事以外でそういった物に触れる事は出来なかったとの事で、イラストの作成などは完全に彼の趣味との事みたいです。工場二階に間借りして貰っている抹茶★ん同様、立川職業訓練学校自動車塗装科の元同級生です。

laser-20 予め作成しておいたデータをパソコンに取り込んで早速レーザーカットを行っていました。

laser-22画像だと落ち着いて見えますが実際は大の大人が皆興奮気味でヤバイヤバイの連発です。単にカットするだけでなんでここまで楽しくなれるのかとちょっと不思議たったのですが、こんな事が出来たらいいなって事が目の前で、しかも自分らの手で作れる訳ですからこれはもう楽しく無い筈は無いんですよね。

laser-24手作りしたブックカバーやパスケースなどに組み合わせても良いですが、既に持っているカバンや靴なんかにもワンポイントとして貼るだけでも楽しめそうです。革のやわらかい質感が凄く良いですよね。いやー、これはヤバイですよ。

抹茶★ん!の方はアクリルのカットを試していたのでそちらも後ほど紹介しますね。

間違い探し

factory-151先週レーザー加工機を使いに来たIllustratorのJIROちゃんがお土産に持ってきてくれた物です。てっきりMoMA STOREで買ってきたのかと思いきや、まさか100円ショップだったとは・・・(笑)。

ちなみに数日前からこの壁に貼っていますが目の前に居るK氏からは何のコメントも無いので、気付いてくれていないか、或いはくだらない遊びには付き合ってくれる暇は無いのかも知れませんね。

しかしこの違和感ですから、流石に前者は無いだろう、と(笑)。

若気の至り、みたいな

fish自宅の屋根裏にパソコンチェアーの部品(?)を取りに行ったら思わず見つけてしまい出してしまいました。当時塗装屋として勤めていた会社で仕事の合間に作っていた自作ルアーで、その頃はまだ本塗りはやらせて貰えないでしたが丁度ルアーでの釣りにハマっていた頃だったので結構楽しんで作っていた記憶があります。塗装の出来はアレですが、拘りとしては万が一ビッグワンが掛かってもフックが取れたりしないよう各固定部分はヒートンの埋め込みでは無く一本の針金から作っていたりします。ルアー本体が割れてもフックは取れない様に、と言う事ですね(ただ手前のフロッグもどきだけはヒートンで、そもそも自作のルアーで釣れた記憶が・・・苦)。

当時はグーグルマップなんて無かったのですが釣り好きな先輩はどこからか航空写真を入手してきたりして、休みの日にはフローター(=釣り用の浮き袋のような物)を持ってブラッグバスを釣りに野池探索釣行なんて事もしていたりもしました。

フロッグもどきのルアーはその時に作った物で、池に浮かんで釣りをしていた時に水面でもがいていたカナブンが目の前でブラックバスに丸呑みされたのを見て「これだ!」と思いついたものです。

ただその後釣からは離れてしまい、結局今の今まで使われる事は無いままなのですが・・・(と言うかちゃんと浮くのかも微妙でして。笑)。

ちょっと息抜き

stone 以前息抜きデカールのテストとして塗装した石です。本当はもっと自然な感じの石だったのですが、クリアーを塗ったら黒味が出てしまい不自然になってしまったので今回もう一度艶消しクリアーを塗ってみることにしました。もしかしたら多少粉っぽいくらいの方がそれらしく見えるのでは?と思った次第です。ちなみにこれのここまでの道のりはこんな感じです。

stone1うーん・・・、結果としては余り変わらなかったですかね。恐らく石の表面にあった気孔を埋めてしまったので何か一膜覆われているような感じで不自然になっているようです。ストラクチャー塗装(ザラザラした塗装)ならもう少しよくなるかも知れませんが、この塗料は使う機会が余り無いですしね。というかレーザー加工機があるんだから、だったらそれで彫刻して白い塗料を墨入れすれば良いじゃ・・・!?と今気付きました・・・。レーザー加工機では石の彫刻も出来るらしいので是非今度試してみたいです。

ただ天然の石だと堅すぎますから多分彫刻に適した柔らかい石に限るかも知れません。私的には加工した物をその辺の石に紛れ込ませて「自然な不自然さ」を醸し出したいんですけどね(笑)。