レーザーカットで一品物

key-4 先日MDF板でランプシェードを作りに来ていたJIROちゃんが一緒に製作していた自動車の皮製リモコンキーケースです。前回はちょっとサイズが大きかったようなので修正したデータを持って来てカットしていました。

ちなみにムンクの部分はカットでは無く彫刻で、こちらもレーザーの出力とスピード調整で彫りの深さが決まったりします。この辺も現在データを収集しているところであります(と言うのがもっぱらJIROちゃんの担当です)。

key-3 糸を通す穴も前回はちょっと大きかったようなので今回は少し小さくしていました。実はこういった過程こそが楽しいところで、手を掛けてあげればあげる程に物は良くなっていきますから辞められないんですよね。判ります、判りますよ(病)。

key-2実際に使うようにするにはボタン部分に穴を開けたりもするみたいですが、サイズ感は良い感じですし段々とちゃんとした形になって来たようです。

ちなみにこういったリモコンケースは既に色々な所から出ていますから、今更これを作ってどうしようって思うかも知れませんが、好きなキャラクターやロゴを入れたり、他のアイテムとお揃いの柄にしたりして統一感を出すなど、持っているだけで幸せになるような付加価値が付けば多少余分にお金を払っても欲しいと思えますよね。量産品なら値段勝負になるでしょうが、世界で一つの自分だけの物ならば満足感は全然違うと思います。そもそも私が行っている塗装だって単なる塗装の一つですが、何度もリピートして頂いている方はちょっと信じられないくらいいらっしゃいますしね(何故か笑)。

ちなみに私的には完成品の状態では無く、彫刻とカットだけされた革(または布)のままの状態で縫製は自分で出来るようなキットがあれば良いな~、なんて思ったりします。難しい部分は勿論任せたいですが、出来れば自分で作る楽しみがあった方が出来上がった時の満足感があって良いような気がするのです。塗装はどうしても全ての作業で簡単に手が出せない部分が多いですが縫製なら穴さえ開いていれば誰でも出来ると思いますし、糸とか紐は自ら買いに行くのもきっと楽しいと思うのです。販売価格はその分下がるでしょうが、余った糸の使い道として次のリピートにも繋がるでしょうし、一度作る楽しみを知ってしまったらIKEA効果でドップリ嵌ってしまいますよ(笑)。