そうだ、小物塗装屋になろう②(仮)

profit71 (1 - 1)小物の塗装屋になる前は普通の車の塗装屋で、条件の良い仕事も頂けていましたから経営としては十分成り立っていたのですが、現場作業が終わってからの事務的な業務(主に保険屋さんに提出する資料の作成等)が毎日4時まで・・・なんて事が続き、さすがにこのままではパンクしてしまうと言う事で色々考えていたところ、工場の設備を丸ごと譲って欲しいと言う方が現れたのでこのれをそのまま売却し、その後私は知り合いの会社に就職するという形で一旦PRO_Fitを閉める事としました。

ferrari (1 - 1)入庫している車は殆どが外車で、しかも7割くらいは保険作業ですから仕事としては結構順調に行っていて、工場を閉めた後に最初に仕事を教えて貰った元上司からは「あそこまでにしたのに何て勿体無い!」みたいな事を言われたのですが、私的にはやりたかった事は十分に出来たので丁度良いタイミングだったと思います。

lamboその後は知り合いの工場で社員として働く訳ですが、ちょっとそこで頑張り過ぎてしまったせいか腰をおかしくしてしまい、最終的には日々の生活すらままならない状態にまでなってしまいました。それまでは「腰痛なんて気合いの問題だろう!」みたいに思っていたのですが、なってみて初めてようやくその辛さが判りました。あの鬱々とした鈍痛や、腰とは関係の無い下肢の痛みは本当に嫌ですよね。

そんな状態でこの会社に居続けるのは申し訳無いので(給料はそれなりに貰っていましたから)、こちらは2年くらいで辞める事となりまして、その後「こんな体になって何が出来るだろう・・・」と考え思いついたのが今の「小物を限定とした塗装」でした。幸いにして元々使っていたSTANDOX(塗料)だけは手放してはいなかったので、それを元に新たな船出を果たす事になったのです。いや、もう「またかよ!」って感じですが(笑)。

が!新しく工場を構えると言うのはそれなりに(と言うかかなりの)お金が必要となるので、さすがに壊れた体でそこまでのリスクは負えませんから、そこで「間借り」といった新たな運営の形態で再スタートを切ることにしたのです。それが少し前までお世話になっていた川崎の自動車板金塗装屋さんで、当初は半年を目処に考えていたのですが、結局4年くらいお世話になってしまい、ただその間のお陰で小物の塗装でも仕事の見通しをつける事が出来ましたから、無事今の工場への移転と至ったのです。

「間借り」は自動車業界では昔からよくある形態で、そのメリットは非常に大きいものがありますから、今度はその辺の事も詳しく紹介したいと思います。その前に次回は「動機」を紹介しようと思いまして、小物の塗装は「体を壊したので仕方なく」と言う訳では無く、元々私がやりたかった事ではあったのです。当初は「歳をとってから」なんて考えていましたが、それがちょっと早まっただけで、そんなに無計画と言う訳では無かったのです。

続きはまた!