クロマフレア風No.9&No.H05

 先日塗装を行っていた色見本一式です。その後60℃40分程の熱を掛けて完全硬化させておきました。

 今回新たに導入したのがこちらの青紫のパール顔料で、平面としてみると全く面白みがないのですが、曲面に使うと中々渋い表現をしてくれます。予想通りパールの粒子は殆ど感じられない程に細かく、非常に上品な色合いで私好みの色です。

 ただ平面的な物で、しかもサイズが小さいと殆ど色変化を感じられない為、アクリル板で作ったキャラクター物には色変化の激しいクロマフレア風No.9を塗ってみました。

ページ先頭の画像だとクロマフレア風No.9は赤味を帯びていますが、少し角度がついた上の画像だとオレンジ~イエローに変化しているのが判ると思います。

 さらに角度がつくとライムグリーンに変化します。まさにカメレオンです(って当初はイモリだったのですが…)。

 No.9は粒子が粗く輝度感も高いのでちょっとケバイ感じがしないでも無いのですが、、組み合わせ次第では蒔絵っぽくなって面白そうな感じがします。今度黒とこれを使って和柄でマイクを塗ってみようかと思います。

ちなみにこのNo.9の顔料は、以前こちらでも紹介したG-Shockの塗装屋さんからご紹介頂いた物で、元々この方面には門外漢だった私に色々と教えて頂けました。以前行っていた自動車補修塗装(板金塗装)ではこういった塗料とは全く縁がありませんでしたから、今になって新たな発見が沢山あって非常に面白いです。

ミニカー型の色見本は後日プレートに取り付けて、キャラクター物のアクリル片は後日色見本キーホルダーとピアスにしようと思います。完成したらまた紹介しますね。