新パウダー顔料No.H05

 先日購入していた新しいシリーズの顔料(一番上にある色)を使い、色見本を作っておく事にしました。

尚、塗料は「顔料」「樹脂」「溶剤」の3つで構成されていて(その他補助的に添加剤なども)、今回の場合だとこの顔料が単体となるので、これにSTANDOXのベースコート用の樹脂(MIX599)と、シンナーを混ぜて使います。同じような事としては、例えば天王洲アイルの「PIGMENT」のようなショップで顔料を買い、当店の塗装に使うと言う事も出来ます。

と言う訳で早速塗ってみました。

色は正面が「青」、透かしが「紫」で、 色変化はそんなに激しくは無いのですが、粒子が非常に細かく、深みのある上品な色合いが特徴です。

ただコスト的には今まで使っているクロマフレア風の10倍くらいになるので、クロマリュ―ジョンやマジョーラまでは行かないにしても、余り手軽には扱えないのがネックでしょうか。

ただ少量での購入が可能なので、これを皮切りに色々な種類を試してみようと思います。

 序でにピアスの見本用として用意しておいたハリネズミにも塗ってみました。

ただこちらは単色だとちょっと寂しいと言うか面白味が無かったので、元々あったクロマフレア風No.9を部分的に重ねてみました。

 手前は金色っぽく、奥は緑色掛かっていますが、実はどちらも同じ色です。色変化の激しい色なので、ちょっとした角度でもここまで色が違って見えます。

他に使った事のある物としては、以前仕事で塗装したSHUREのワイヤレスマイクと、色見本キーホルダーにも塗っていました。

こちらは先日キャンディーレッドに塗装していたイモリ型のアクリル片ですが、形が色が変わるだけでまるで違う生き物見えるから面白いです。まるで初期のドラクエに出て来たモンスターのよう(笑)。

年末辺りに開催するワークショップでも、こんな感じで2色を使ってのグラデーションにも対応したいと思いますので、参加を予定している方は今から色々妄想しておいて頂ければと思います(現在3名ご検討中です)。

完成後また撮影して紹介したいと思います。