BOSE 1705 パワーアンプ塗装 下準備

前から塗りたくてヤフオクを探していたのですが、意外にも未だ人気の製品で、程度の良さそうな物は安価で入手出来そうも無かった為、

工場で使っているこちらの物を使う事にしました。

今時こんなアンプは時代遅れだと思うのですが、この武骨なデザインと重さが未だに大好きです。欲しくても買えなかったと言う当時の憧れが未だ残っているというのもあるかもですね。

塗装するにあたってプリントされた文字は消えてしまいますから、今回は自分の物としては珍しく、この辺も再現してあげようと思います。

ボリュームの位置は間違えないようにしないとですね。

と言う訳で早速分解しました。

管ヒューズが懐かしいですね!

中身と筐体をそれぞれ別にしました。

配色はライムグリーンと蛍光ピンクで、以前塗装したBOSE101MMスピーカーとお揃いにしようと思います。

↓これですね。この時はBOSEのロゴ部分を蛍光ピンクに塗っていますが、これをボリュームがある最外側の面に一周させ、その他をライムグリーンに、クリアーは同じく艶消し仕様にする予定です。

アンプとスピーカーをセットに並べたら間違いなさそうで今から楽しみです!(しかし時間が・・・!)

SHURE SUPER55ガイコツマイク 分解~ワッシャー作成

先日塗装のご依頼でお預かりしております、SHURE SUPER55ガイコツマイクです。

今回はこちらのボルトナット部の塗装もご依頼頂いておりまして、

ただここに使われているワッシャーが緩み止め防止の菊座金(歯付きワッシャー)の為、

母材にその歯が食い込んでしまいますから、動かすたびに塗装が剥がれてしまうと言う事で、何か対策を考えていて、

今回はこの部分のプラスチックワッシャーを作ってみようと思いました。CORSAIRのPCケースを塗装した時に作った物と同じ感じですね。

外径と内径を測ってデータを作成し、

1mm厚の透明アクリル板をレーザー加工機でカットします。完全な透明では無く濁っているのは保護フィルムが貼ってあるからです。

出来上がったプラスチックワッシャーです。

試しに装着してみると良い感じで、ただ実用面ではどうなのか判りませんから、最初に着いていた歯付き座金も普通に塗装し、どちらも使えるようにしておこうと思います。

と言う訳で本体の分解作業も完了しました。

今回作った透明ワッシャーは塗装はせず、ただ本体はゴールドの艶消し仕上げなので、それに合わせるようウェットブラストを掛けてマイク本体と同じ様に艶消し=曇りガラス風に仕上げようと思います。

Twitterのその後

去年の今頃くらいに始めたTwitterですが、

一応日曜日以外は毎日更新を続けるようにして、何とか一年間続ける事が出来ました。といっても紹介している事項は既に当ウェブサイトで投稿した物を再利用しているだけですし、字数が制限されている分手間が掛かっていないのが手軽なのだと思います。あとはInstagramのように変に飾る必要が無く(特に画像加工ですね)、全体的にゆる~い感じがとても気に入っています。

特にInstagramは海外からのコメントや質問が多く、それをわざわざ訳して返信しても仕事に繫がる事が殆ど無いのでマネタイズと言う点では余り意味が無く、なので今は殆ど使わなくなってしまいました。Facebookも同じで、海外のSTANDOXユーザーと仲良くなるのは楽しいのですが、作業方法や材料など根掘り葉掘り聞かれてそれを返すのに疲れてしまった・・・と言う感じです。

あとTwitterのお陰で知り合った方も居て、先日参加したデザインフェスタの時にブースに遊びに来てくれた方とその後DMでやり取りをしていて、

お勤め先&住まいが当工場の直ぐ傍という事で遊びに来ていただきました!

その方の仕事は造形や塗装に携わっていて、さらに詳しい話を聞いてみると、どうやら以前自転車で通勤していた途中にあった会社に勤めている!という事が判明しました。シャッターの向こうで比較的大きい物を塗装している光景を何度か見ていて、何の会社だろうな~と不思議に思っていたところ、まさかそこの人だったとは!と、ある意味納得の出来事でした(笑)。

その他、相模原の方でSTANDOXを使っているバイク専門の塗装屋さんとも知り合い、今度お互いの工場に遊びに行くという話もしていたりします。

FLAG UP(のフリー休憩スペースのページ)

私が夢としたような、郊外の古民家で塗装を行っています。20年前の自分を見ているようで、こういうスタイルは羨ましい限りです。

その他仕事に繋がっている事としては、

Twitterを始めてからは明らかに問い合わせが増えていて、例えば以前施工した上記のSHURE SUPER55の画像をアップしたところ、次の日には問い合わせがあり、現在既にご依頼を頂いている最中です。オーナー様から「Twitterを見て」とは伺っていませんが、そもそも稀な物なのにそこまでタイトに問い合わせがあった事を考えると関連性が無いとは思えなく、またこういった事例は何度もあって驚かされています。

と言う事もあって、独立以降ずっと続けていたYahooの広告を、今は一時停止しています。毎月五千円のみのコストでしたが、むしろ新規の仕事を減らしたいと言う事もあり、だったらと言う事で何か別の事に使おうと思った次第です。出来れば定期的に鍼を打って貰いに行きたいですかね・・・。

ウェットブラスト用ボックス改⑥

先日とりあえず使えるようにまで復活したサンドブラスト用ボックス改、ウェットブラストシステムです。ちょっと寂しかったので、昔造ったカッティングシートを貼ってみました。

取り敢えず上塗り前の足付け処理として使える事は実証出来たのですが、

如何せん連続で使っているとモヤモヤで中が見えなくなってしまうので、

既存の穴を広げて、

排気用のパイプを通しました。

チープ感が凄いですが、まあ機能面を重視すると言う事でヨシとします。

それの対角となる位置にエアー給気口を設けます。ここから入ったエアーが箱内に舞った霧を外に排出すると言う算段です。

元々開いていた穴にエアー調整ができるレギュレーターを取り付けただけですが、下手なファンより強力で、且つ電源を必要としないと言うお手軽さが良いところですかね(手抜きとも言いますが・・・)。

まあこれでダメだったら換気ファンを考えてみようと思います。

現在はメディアに重曹を使っていますが、周りに飛散させないこちらの箱の方では、もう少し作業効率の良い物を使おうと思っています。上塗り前の足付け処理用としてなので、#320のガラスビーズといったところでしょうか(他にお勧めありましたらご教示ください・・・!)。

取り敢えず何か案件が入ったら試してみようと思います。次は視界良好になると良いですね~。