STANDOX空き缶(ペン立て)

 要らなくなった空き缶を使って作った、STANDOX仕様のペン立てです。

工場では実際にこんな感じで使っています。カッターや定規などを仕舞うのに丁度良い1L缶サイズです。

100円ショップが台頭する現在では想像し難いですが、昔の自動車板金塗装工場の現場では使い終わったパテの缶を綺麗に掃除して、ネジ入れなどに使っていたりする光景が良く見られました。

ただ塗料となるとこれを綺麗にする方が大変ですから、

現在はビスコの空き缶にSTANDOXのパッケージを巻いて作っています(ビスコは災害時用の工場備蓄品です)。

 なので中はとても綺麗です。

こちらも一斗缶と同様無料で、ウェブショップで他の商品を購入された方のみ、お一人様一個だけの限定となります。またこちらも発送のみの対応で、直接取りに来られても差し上げられません。どうせ送料が掛かるなら・・・という場面でご利用頂ければと思います。

STANDOX空缶

ちなみに自分用のは実際に塗料が入っていた物を掃除して使っています。赤は良く使うので、パッケージが綺麗なまま交換となる場合が多いのです。

缶を捨てる時は足で缶を潰しますが、STANDOXはパッケージのデザインが格好良いので、綺麗な状態だと勿体なくて捨てられないんですよね。

フットローラー2.0

こちらは先日作成したマウスホイール改フットローラーで、その後も非常に役に立っているのですが、見るサイトによって使い勝手が悪い時があったので少し改良する事にしました。

例えばこちらのphaさんのブログ「pahの日記」ですが、こちらは画面中どこをスクロールしても問題無いので良いのですが、

こちらのくらげバンチに連載中の吉田覚氏著「働かないふたり」を見る場合には、マウスのカーソルが有効範囲から外れるとスクロール機能が効かなくなってしまうので、これをどうにかしたかったのです。

という訳で、データを少し弄って再びMDF板をレーザーカットしました。

各部品を組み付けて、あっという間に完成です。

今回はマウスが嵌る部分の床をカットしたので、

赤外線が床に当たる事により、フットローラー本体を足で動かす事でマウス本来の機能が使えるようになりました。

もちろん足での操作なので精密な動きは無理ですが、画面の中で有効範囲内に戻すくらいなら問題ありません。もはや手放しでネットサーフィンがし放題という訳です(笑)。

そしてさらに欲が出てしまい、フットスイッチも買いました(笑)。

出来上がった市販品の物もあったのですが、どうせならという事でとりあえず単体の物を4個買ってこちらも自作する事にしました。

フットスイッチで私的に欲しい機能としては、


「←」(バックスペース)

ネットをしていて前の画面に戻る時に使います。普通にマウスを使っている時もこれが足でできれば楽なのでは・・・!?と常々思っていました。


「SHIFT」(シフトキー)

文字の範囲選択の時に使います。特にタッチパッドを使っている時、これがあればキーボードまで手を伸ばさなくて済むのに!と何度も思っていました。


「タスクビューボタン」([Windows]+[Tab])

ウィンドウを沢山開いていても、これを押す事で今開いている画面を全部見れるようになるという優れものです。混乱してしまってもこれを押すとリセットされるみたいで気持ちが良いです(笑)。


「コピー」([Ctrl]+[C])

選択範囲内をコピーする時に使います。動かすと辛いのは右手だけなので、左手で行うこれはそんなに負担じゃないのですが、とにかく使用頻度が半端ないので、足で一発バンっ!!ってやるだけでコピーが出来たら気持ち良いんじゃないかと思ってます(笑)。


他にもペーストとか「↑」や「↓」などもあればすごく便利だと思うのですが、それこそ足の踏み場が無くなってしまうので(笑)、とりあえず優先順位を付けながらまずは4個作ろうと思います。2個で1セットみたいな感じですかね。

フットペダルは安いプラスチック製のもあったのですが、勢いよく踏んでストレス発散出来るよう(笑)丈夫なアルミ製にしておきました。これなら床が踏み抜けるくらいの勢いで踏んでも割れる心配は無いと思います(そんなにストレス溜まってるのか・・・って話ですが。笑)。

 

問題が起きてしまった頸椎はもう治る事は無いみたいですが、せめて日々の作業を軽減して体が楽になるよう工夫をしていこうと思います。

攻殻機動隊の世界みたいに脳から直接情報が出せればタイピングする必要も無くなりそうですが、まだ当分無理そうですかね。

マウスホイール改 フットローラー制作

以前から発症した頸椎ヘルニアの対策として、現在はスタンディングスタイルでPC作業を出来るようにしていますが、さらに首(右腕)の負担を減らしたい!と言う事で、その後も色々と考えていました。

適当な物としては、マウスのクリックボタンやキーボードをそれぞれに割り当てられるフットペダルと言う製品があって、ただ私的にはこれよりも、

「立って上半身のストレッチをしながら、手を使わずに画面をスクロールさせたい!」

と言う事の方がしたく、ただそういった製品は無いみたいなので仕方なく適当に作ってみる事にしました。マウスを足で動かすのは逆に面倒になりそうですが、スクロールに特化すれば操作も装置も簡単にできるのでは?と思ったのです。

また折角なので以前から当工場に眠っていた産業廃棄物こちらのゴム付きのシャフトを使う事にしました。いつかこれを使う日が来るのではないかと思い、snap-onの工具箱で5年間眠らせていました(そもそも工具箱の使い方を間違えてますが)。

ちなみに先ほどのゴム付きシャフトは、元々はこういったレーザーコピー機のトナーの一部に使われていた物でして、

外からだと判りませんが、この機会を分解すると先ほどのシャフトやギアー等が色々と出てきます。

ぱっと見でもこれをこのまま捨てるのはもったいないですし、そもそも金属と樹脂が混合したままだと燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか判りませんから、だったら分解して分別してしまおう!と思った次第です。以前紹介した液晶ディスプレイのアーム部もそうですが、こういう機械的な物の中身って見てみたくなりますよね。判ります、判りま、せんか・・・。

と言う訳で、シャフトのサイズを測り、実寸でデータ化し、それに合わせて土台を作ります。使っているソフトはadbeのIllustratorで、仕事では無いのでスピード優先、ちゃちゃっと作りました。

それを基にレーザー加工機でMDF板をカットします。火だけ気を付ければ、勝手に切ってくれると言う優れものです。

一回では上手くいかなかったのでそれぞれの位置を修正し、ついでに角を取ったりして、多少ですが私に優しくしておきました(笑)。

ちなみに今回使うマウスもクリックボタンが壊れていた物で、これもいつか使う日が来るのではと思い捨てずに取っておいた物です。誰と勝負している訳では無いのですが、何故か勝った気分です(笑)。

木工用ボンドを併用し、それぞれを組み合わせます。

土台に壁となる板を挿し、そこにシャフトを通しただけと言う構造です。

ローラーシャフトにマウスのホイールを合わせ、枠を固定します。要はマウスのホイールに、ゴム付きシャフト面がピッタリ当たるようにしただけですね。見てのとおり超簡単で、アングルステーと板があれば誰でも作れると思います。

ちなみにMDF板も元々は業者さんが端材として捨てる物だったので、まさにゴミの集大成といった感じでしょうか。

マウス自体がワイヤレスなので、もうこんな感じで直ぐに使えます。実際に使ってみたところ、強度も問題ありません。

使い方は座りながらでも良いですし、立ったままでも両手がフリーの状態で画面をスクロール出来ます。休憩中にストレッチをしつつ、他の人のブログを見たりしながら画面をスクロールできるとか、もう便利過ぎて超ヤバい物が出来てしまった!みたいな感じです。

ちなみに最初はセロハンテープ台に同じようにしてマウスを固定して使ったのですが、そのまま直結だと回転比率が違い過ぎてスクロールが超高速で使い物になりませんでした(笑)。間にギアーを入れるくらいなら、細径のシャフトをそのままホイールに当てた方が早いだろう!と言う事で、今回の物に至っています。

またローラーシャフトが出てきたら自宅用のも作ろうと思います。間違いなく(笑)。

使えなくてもリユース

サブモニターとして使っていたDELLの液晶ディスプレイですが、電源は入っても映像が映らない!と言う事が度々起こるようになってしまった為、産業廃棄物として処分しようと思ったのですが・・・、

土台部分が外れて平べったい板状の形になると、何だかそのまま捨てるのも勿体ないぞ?と、考えてしまいました(いや、写らないって判ってはいるのですが・・・)。

要らなくなったアーム部分も分解して中身を見てみたりすると、普段の生活では見られないような鋳造アルミの肉抜きとかが見られ、これだけでご飯が三杯は食べれそうです。たゆまぬ努力の結晶ですね(意味不明だったらすいません・・・)。

と言う訳で、もうモニターとしては使えないディスプレイですが、いつもの工場二階入り口のスペースに(少々強引に)設置してみました。

何度も言うように映らないモニターですが、こんな風に壁に掛けてあると「もしかして何か映るのでは?」と言う期待感が持てて、私的にはこれだけで結構楽しい気分にさせて貰えます(病)。

こちらは壁掛け時計用に塗っていた色相環12色のベアブリックですが、当面出番が無さそうなので取り敢えずここに飾っておく事にしました。やはりと言う暖色系のソリッドカラーは華やかで良いですね。

後は早く色相環立体色見本の背板を作って、それも飾れるようにしたいと思います(現在ようやく手が入りました・・・!)。