インプレッサドアミラカバー塗装 完成

imp41 こちらもお待たせしました!インプレッサのドアミラーカバーも明日発送可能ですので先に今日撮影を済ませておきました。既にお支払いも頂いておりまして恐縮で御座います。

imp42 ミラーカバーは外す場合、外からでは爪の位置が判らないので初めての場合にはちょっとコツがいるかも知れません。コツとしては予め外した部品があればそれの裏側を見ながら爪の位置を確認してピンポイントでヘラを入れて抉れば上手く外せると思います。また冬など気温が低い場合はプラスチックが固くて割れ易いので先にドライヤー等で暖めておくのも良いと思います。冬ならコタツの中で作業するのも良いかも知れません(入れられるサイズに限りますが・・・)。

imp43装着するのは簡単ですが、うっかり何か忘れて再度外さないといけない場合は、塗装済みの製品だとかなり緊張すると思いますから(もしも割ったら洒落にならないかと・・・)しつこいくらいに確認してからの取り付けをお勧め致します。

それでは後ほど完成予定のお知らせメール差し上げますね。この度も御贔屓頂き有難う御座いました!

インプレッサミラーカバー 本塗り

imp39 こちらもお待たせしました!ホイールの赤と同色にとご依頼頂いていましたインプレッサのミラーカバーです。現状はホワイトパールに塗られている製品で、特に傷などは無いので下地処理は足付け処理のみとなります。ちなみに素材はプラスチックですが、既に塗装がしてあってプラスチック素地が露出している箇所はありませんからこういった場合にはプラスチック用プライマーの塗布は必要ありません。プラスチックは素材によっては塗料の密着性が悪い物があって(ポリプロピレンなど)、その場合にのみプライマーが必要なのです。

imp40ベースコートの赤を塗ってクリアーを塗ったら本塗り完了です。色はホイールの赤に近い色を色見本帳から選んでいて、結果この赤はアルファロメオの赤となっています。色を選んだ時の画像があるのでそちらを見たほうが判り易いですかね。

impmirror2こんな感じで既存の色見本帳からホイールの赤に近い色を選んでいます。こういった方法以外では「5分以内での簡易的な色の作成」といった作業も無料で対応していますが、それだとその場限りの色となってしまうので二度と同じ色を作る事は出来ませんから、後で「これも同じ色に塗りたい」といった場合色がチグハグになってしまう恐れがあります。それはちょっと気分が悪いですよね。なのでちょっと面倒ではありますがこの時点で近似色を一つ見つけておけば後で必要になってもその配合データ通りに色を作れば同じ色が作れるので安心なのです。序でなのでもう少し深く説明しますと・・・。

standox_4ちょっと古い画像ですが(今は構成が少し変わっています)、これが所謂「原色」と呼ばれる物で、それぞれの塗料缶にはアジテーターカバーなる攪拌装置付きの蓋が付いていて、この専用棚にセットしておけばボタン一つで全ての塗料が掻き混ざるようになっています。これが「ミキシングマシーン」です。巨大なモーターからシャフトで下から上まで通っていて、それを横方向に長いベルトを伝ってそれぞれの塗料缶が回るようになっています。

このセット、まともに買うと車が新車で買えてしまう金額だったりしますが、私の場合はキャンペーンで安く買える機会があったのでそれを機にDUPONTからこのSTANDOXに替えました。2コート仕様の他に1コートソリッド用の塗料もあるので個人で持つにはちょっとサイズが大きい方になると思います。

この装置があればいつでも原色は新鮮な状態?にあるので、後は配合データを見ながら計量器を使って塗料を混ぜればいつでも同じ色が作れるという訳です。仕事としてはプラモデルを塗っているような感じではありますが規模がまるで違うのが判るかと・・・(笑)。

インプレッサミラーカバー塗装承ってます

impmirror1先日無事到着しております、インプレッサのミラーカバーです。この度もごひいき頂き有難う御座います!

ちなみにこちらのオーナ様は以前インプレッサのテールランプを2セットご依頼頂いた方で(もちろん車は一台です)、その後フォググリルなども塗らせて頂きました。

今回はミラーカバーを「アルミホイールの赤とお揃いの色に」とのご依頼で、色については先日色見本帳をお貸し出ししていたのですが、「なにぶん自分の目程怪しい(信用できない)ものは無いので」、との事でホイールごと届く事となりました(と言ってもホイールは別ルートからの手配だったので履いていた物では無いです)。

impmirror2ホイール自体をお借りしましたがこれに合わせて「色を作る」と言う事では無く、やはり同じ様に色見本帳から近似色を探します。これのメリットとしては「調色費」が掛からない事と、今後別の事で同じ色を使いたい時に「全く同じ色が作れる」と言う事です。もちろん調色費は掛かりません。

impmirror3と言う事で今回はアルファロメオの赤を採用する事にしました。アルファでも定番のロッソアルファ、カラーコードは「130」です。

この後はGTウィングなども検討されているようで、その暁には?ウィング両端のカバーをこれと同色にすると言う野望(何故か笑)もあるようです。もうドップリですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。この度も当店をご利用いただき有難う御座います!