TE47ライトカバー 本塗り

先日裏側を塗っていたトヨタTE47トレノのヘッドライトカバーです。

裏側はクリアーが塗装されたので透明になっていますが、表面は足付け処理がされているので白く曇って見えています。

着色する場合は色や濃さが見えるよう透明なフィルムを使いますが、今回はクリアーだけなので通常通り養生紙を使ってマスキングをします。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばします。

全体にプラスチックプライマーを塗布します。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。大変お待たせしました!

クリアーは2回(2コート)、1コート目を塗ってからは15分程の乾燥時間(フラッシュオフタイム)をおいてから2コート目を塗っています。

2回目のクリアー塗装直後、フチのマスキングを剥がしておきます。フチに溜まったクリアーがそのまま固まると剃刀みたいに尖ってしまうからですね(塗装屋さんならこれは良く判るかと…)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めてご連絡を差し上げますどうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ関係透過性塗装

先日洗浄~マスキングを終えていたレンズ関係一式です。被塗面を#800~#1300で空研ぎ、足付け処理を行いました。ハリアーのテールランプは社外品らしく、ランナーから切り離した箇所のバリが酷かったのでそこも均してあります。

小さい物は手で持って塗れるよう、芯棒に固定しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

マセラティリモコンキー塗装 完成

先日本塗りを終えていたマセラティの純正リモコンキーです。

それらを組み合わせて完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々は傷だらけの状態で、エンブレムも一部が剥げ落ちていましたが、

そちらもタッチアップで目立たなくしておきました。

色は前回ご依頼頂いた時と同様のマセラティ純正色「アルジェントルナ」(カラーコード:226688)となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

カバーの内側、鍵が収納される箇所もしっかり塗ってあるのが判るかと思います(奥の未塗装部分は電池カバーです。

マセラティのリモコンキーはカバーの合わせ部分がフランジ状になっていて、このラインを崩さないようにするのが難しい所でもあります(サフェが充填されないようマスキングしています)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

レンズ関係透過性塗装 下準備

次の透過性塗装で本塗りを予定しているレンズパーツ一式です。ヒョースンのテールランプは真っ二つに割れていましたが、毎日ネチネチと作業をしていて何とか下塗りだけは間に合いました。こちらの記事で修理内容を紹介していますので宜しければご参照くださいませ。


ホンダN-VANテールランプ等パーツ塗装承ってます

80系ハリアーテールランプ塗装承ってます

BMWミラーウィンカーレンズ塗装承ってます

HYOSUNGテールランプ塗装承ってます

トヨタハイラックステールランプ塗装承ってます

あと画像には映っていませんが、業者様からご依頼のハーレーリヤウィンカーも一緒に行います。


ヒョースンのテールランプもそうでしたが、中古品の場合は裏側に泥等が着いているので、

まずはそれらを清掃します。塗装するにあたって汚れたままでも特段構わないのですが(ちゃんとマスキングをしていれば塗装中に汚れが出て来る!なんて事は起こりません)、気分的に嫌なので油汚れや泥汚れは作業前に綺麗にしておきます(特に目では見えない油分は塗装工場にとって脅威です)。

ちなみに欧州車のテールランプ(メルセデスやBMW・VW系)に比べると日本車のテールランプは本当によく作られていて、それ単体でも防水性が高くなっているので清掃はそんなに手間ではありません(とはいっても水抜き穴等から中に水が入るとマズイので注意は必要です)。

電球のソケットが着いていない物は穴が開きっぱなしなので、それを塞いだ上でマスキングを行います。2重で安心ですね。

レンズ単体の物は紙やマスキングテープを貼ってしまうと光が透過せず色味(スモークの場合は濃さ)が判らなくなってしまうので、透明なフィルムと透明なテープを使って養生します。普通の方からするとレンズ単体の方が楽そうに見えますが、実際は防水性(防塵性)が高い自動車用テールランプの方がマスキングは楽なんですよね。

マスキングが完了したら次は被塗面の足付け処理となります。研磨した際に粉(粉塵)が出るので、この時点で空気を遮断するくらいの状態で養生しておく事が必須ですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

オリバーゴールドスミスメガネフレーム塗装承ってます

先日到着しておりましたOliver Goldsmithのメガネフレームです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状レンズが着いていますが、こちらは新たな物に交換予定なので塗装後の取り付けは行わず、またそれを行うメガネ屋さんにも確認済みとの事で承っております。

ご依頼内容はフレームの色を「艶ありの黒への塗装で、

左右のテンプル内側にあるロゴ(文字)は残されたいとの事で、

ただこちらはレーザー彫刻か何かで彫られ溝状になっていますから、特に気にせずそのまま塗装を行うようにします。

そして蝶番を固定するネジの裏側=8個の丸い金具についてですが、こちらは黒には塗装せず、さらに透過性のイエロー=キャンディーイエロー(ゴールド)に塗装して金メッキ風の仕上がりにするよう承っております。

方法としては、下地処理を終えた後にまず丸金具付近をキャンディーイエローに塗って一旦完全硬化させ、次の行程で丸部をマスキング→ベースコート黒で塗装→丸部のマスキングを剥がして全体にクリアーコート、といった作業を想定しております。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。

飾り金具を残した物で、以前施工した事例がありますのでそちらも紹介いたします。

こちらは以前ご依頼頂いたOGKのメガネフレームで、

元々は透明だったフレームを艶消しの黒に、飾り金具はマスキングで残すようにしています。

作業内容についてはこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!