WRX STIサイドモール 本塗り

一緒にご依頼頂いているテールランプとミラーカバーは既に完成していますが、こちらのサイドモールは全く別の作業があった為に大分遅れております。お待たせして申し訳御座いません。

  先日より何度もデータを修正してはテストカットを繰り返していて、50回目のカットくらいでようやく良い感じになりました。平面ならもう少し楽だったのですが、文字の部分が擂り鉢状に凹んでいるんですよね。まるで四国の溜池です(苦笑)。

 和紙タイプのマスキングテープをレーザーでカットするといった物も作っていたのですが、何か嫌な予感がしたのでこちらは辞めました。失敗が許されない塗装なので、今まで問題無かったPP製のマスキングシートで行くのが安全ですよね。なのでこちらは足付け処理時の傷防止用として活用しています。

 尚今回はメッキ用の下地処理が出来ない為、耐久性は著しく劣りますが密着剤を使っての塗装となります。一応前回施工した物は最後まで剥がれなかったとの事ですので、多分大丈夫だと思います(ご理解も頂いております)。

 まずはベースコートの黒を完全隠ぺいするまで塗り込み、一旦マスキングシートを剥がしてマスキング際のバリをペーパーで研ぎ落としたら再度同じようにマスキングシートを貼り、今度は黒を薄く塗ります。

 ベースコートの黒が綺麗に出来たら最後に艶消しクリアーを塗布します。

艶消しクリアーは1コート目は文字の周りは避け、2コート目にして全体を覆うように塗っています。マスキング際に極力クリアーの膜厚が付かない様にする為ですね。

 そしてクリアーが固まらない内にマスキングを剥がします。

クリアーが固まる前にマスキングを剥がしておけば塗膜のエッジが柔らかなり、綺麗な仕上がりになります。ただちょっとリスクは高まりますけどね。

何とか良い感じに出来まして、これでようやく全てのご依頼品の完成の目処が付きました。

この後熱を入れて完全硬化させ、数日寝かしたら完成となります。週末には完成出来る予定ですのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!

COESAIR PCケース サイドパネル下準備

 先日表面にサフェーサーを塗布し、裏面を艶ありの黒で上塗りを行っていたコルセアパソコンケースの両サイドパネルです。

その後熱を入れて塗膜を完全硬化させたので本塗りの為の準備を行います。

 パネルの裏はノンサンディングプライマーを使ってウェットオンウェットで上塗りを行いましたが、やはりと言うか艶引けはしていたので軽く磨いておきました。

 そして表面のサフェーサーを研ぎます。

黒くなっている個所はガイドコートが残っている低い個所で、これらが無くなるまで全体を研ぎ付けます。

今回は全て水研ぎで、#400→#600→#800→アシレックスレモン(#800相当の目消し)を使っています。

 鏡のようにとはいきませんが(それには総パテ処理が必要です)、鉄板を折り曲げて出来た歪はかなり解消出来ていると思います。

 研ぎ汁を綺麗に洗い流し、エアーブローでよく水を切ります。

こんな感じで裏側をマスキングします。どの作業も基本的に車のパーツと同じですね。

他には先日下塗りを行っておいたロア―グリルも一緒に塗りたいので、一旦こちらは埃の付かない所に保管しておきます(恒温炉にギリギリ入りました…)。

もう少しお時間掛かりますがまた作業進行しましたら紹介させて頂きますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!

ジュークハンドルカバー塗装 完成

大変お待たせしました!日産ジューク用純正ハンドルカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は傷の無い新品塗装済みの状態なので、下地処理は足付け処理のみでの塗装としています。

ちなみに自家塗装等が行われた状態ではその塗膜を残したまま塗装する事は出来ません。塗料メーカーが指定する作業・使用方法と、専用の設備で行われた塗装で無ければ上から塗り重ねる事は出来ません。ただ逆を言えば、今回のようにしっかりとした塗膜であればわざわざ剥がす必要は全くありません。

色はスバル純正色の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となっています(別途オプションで変更が可能です)。

 フェイスブックページの方には違う画像も掲載しておりますので宜しければご参照下さいませ(と言ってもほぼ変わり映えはしないのですが…)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!

MAZDA 6 Engine cover

 マツダアテンザの純正樹脂製エンジンカバーです。

表面の素地はザラザラとした梨地で、通常これに塗装を行うには「研磨→プラスチックプライマー塗布→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行って平滑な下地を作る必要がありますが、今回は「艶消し仕上げ」とする事で、素地のザラザラはそのままの状態で上塗りを行う事にしました。

カバー中央の方は梨地では無くパターン 化さらた模様となっている為、そこの部分は何もせず最後までそのままの状態で残す事とします。

 裏側をマスキングします。

 梨地の部分は#800で足付け処理を行います。ペーパーが入り難い溝の部分はヘラを使って処理します。

 良く脱製清掃をし、プラスチックプライマーを塗布します。

 今回は彩度が高く隠ぺいの悪い塗色の為、最初に下色として白を塗布します。

 色はKawasakiの定番でもある「ライムグリーン」で、最後に艶消しクリアーをコートしています。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、数日寝かしたら完成となります。

塗り分けをする手間は掛かっていますが、塗装面積が少ないので金額的にはどうちも変わりない程度です。とにかく下地処理を省けているので大きなコストダウンを可能としました。

尚、梨地のまま艶あり仕上げにすると非常に汚い仕上がりになる為、そちらは全くお勧めしません。艶のある仕上がりにしたい場合はやはりサフェーサーで下地を平滑にしてからの塗装が基本となります。

ハーレーカウルパネル塗装 完成

 大変お待たせしました!ハーレーのネックカバー,ビキニカウル,ラジエターカバーの塗装、本日完成となります。

 車体の純正色はカラーコード「DH」との事ですが、前回のご依頼時に作成した色を確認したところ、余計な色味は無い方が良さそうという事でSTANDOX原色MIX854単色での仕様となっています。

 クリアーも前回のご依頼時と同様、高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となっています。

最初の状態も紹介しますね。

元々傷などは全く無く、色も今回と同じく黒だったのですが(そもそも前回色の見本にしたのが今回ご依頼頂いたパーツです)、一部の部品でコーティングに問題が起きていた事と、前回ご依頼頂いた時の仕上りが気にって頂けたようで今回残りの部品をご依頼頂いたといった感じです。

 外した網とゴム×4個は元に戻しておきました。一応取り付け時にご確認下さいませ。

 画像はどれも未加工(撮影したまま)ですが、塗装のヌメリ感があるのが判ると思います。実物はさらに凄いです。

 ちなみに触ると指紋が着くので梱包時は手袋を嵌めてます。また今の時期は静電気が凄いので、除電ガンでエアーブローしながらホコリが無くなった隙をついて梱包しています。

 一応室内の照明下でも撮影してみました。

 照明にはA2の大型トレース台を使っているのですが、ちょっとそれの明かりが強過ぎて、今度中の蛍光灯(4本!)をLEDに変えて減光調整が出来るようにしようと考えています。ただ光の波長(色)が極端変わるのが心配なんですけどね。

 既存のコーティングは下地処理の際にしっかり落としていますので元々あった細かいクラックは全く見られませんのでご安心下さいませ。と言うか某メーカーの方曰く、かなり強固とされているコーティングもスコッチ&ウォッシュコンパウンドを使えば簡単に取れちゃいますよ~と言う見解みたいです。確かに塗膜を削るのですからその上のコーティングが残る訳もないのですが(笑)。

 今回は掲載していない画像も何個かありますので、そちらはフェイスブックページの方で紹介しますね。

裏側も艶々にしておきました。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。今日便での発送は厳しいかも知れませんが、既に梱包も終えましたので間に合えば対応させて頂きます。

この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!