ロボット「Robi」赤茶系パーツ塗装承ってます

robi17 ロビのパーツは、先日マフラー部分の水色の塗装を完了して無事お納しまして、続けて今回は赤茶色のパーツのご依頼となります。この度もご依頼有難う御座います!

robi3色については先日も紹介しましたがこちらのRALカラーの3009で、クリアーは前回と同じく「艶消し」で仕上げます。見た目的には殆ど変わらないのですが、オーナー様的にはパーツ毎の色ブレが気に入らないのと、既に処理されたパーティーライン(バリですね)の仕上げといった感じです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。引き続きどうぞ宜しくお願い致します!

BMW X6 Mメッキエンブレム Mカラー塗装 完成

bmw472 大変お待たせしました!BMW X6Mの純正メッキエンブレム、アルピンホワイトⅢとMカラー、そしてフチを艶消しブラックの塗装で完成となります。今回は小物塗装の集大成と言うか、本当に色々満載の内容です。

bmw473純正のエンブレムには装飾クロムメッキが施されているので、単に色を塗るだけだと密着性が劣ってしまいますから、まずはメッキ素地用の下地処理を施して塗装のベースを作っています。まずその時点でかなり手間が掛かってしまっているんですよね。

最初の状態も紹介致します。

x6元々はメッキのエンブレムにシールが貼られた状態で、全て塗装でやり直しています。

bmw475ベースカラーの白はBMW純正色のアルピンホワイトⅢで、通常はそのままクリアー塗装で終了ですが、今回はさらにMカラーの「水色」「紺」「赤」の三色も塗装しています。もしかして元々貼ってあったシールが再利用出来るんじゃ・・・なんて考えたりもしましたが、さすがBMWと言う事だけあって見事に自己破壊型でした(笑)。まあ耐侯性の高いアクリルポリウレタン塗料であれば褪色の心配も無いので安心ですけどね。

bmw474そして最後にエンブレムの外周を艶消し黒で塗っています。塗装自体はいつもの通りスプレー塗装ですが、ちょっと変則的に最後の仕上げは「綿棒で拭き取る」と言う方法で対応しました。どうなる事かと思いましたが何とか良い感じに出来たと思います。

bmw476見た目も当然ですが、使う用途が車の外装に取り付ける物なので、雨風は勿論、紫外線下での長期保管やスチーム洗車なども想定して耐久性はそれなりに保持出来るようにしています。ただそうなるとどうしても作業時間と手間は掛かってしまっていますので費用も結構な額になってしまいますから、その辺のバランスを考えてご検討頂ければと思います。飾るだけならここまで大変じゃ無いんですけどね(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

HELLAホーンSTiピンク仕様塗装 完成

hella11先日塗り終えていたHELLAのスーパートーンSTiピンクカラーの塗装が完全硬化しましたので組み付けました。

hella12 今回御依頼頂いた色は「STi 」のイメージカラー?なるピンクで、配合データなどは無いのでネットで検索して表示された画像を参考に色を作っています。ちょっと紹介しますね。

hella15部品によって色味は全然違うのですが、大体こんな感じの中からイメージして作っています。

最初の状態も紹介しますね。

hella5最初はこんな感じの赤でした。

hella13 同じ製品でも色が変わると大分イメージが違いますよね。

hella14まだ梱包はしておりませんので(撮影するだけで手一杯でした・・・)、明日梱包も終わったら改めて完成のご連絡差し上げます。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

ハイエース コーナーセンサー 本塗り

 hiace7少し早いのですが、分解が出来ないハイエースのコーナーセンサーは塗装がちょっと難しいと思ったので先に作業をさせて頂く事にしました。そもそも以前行ったコペンのコーナーセンサーも綺麗に出来たのは奇跡的だと思っていましたが、今回のはその時の内容に比べてさらに難航が予想されまして、毎夜うなされるくらいなら先にやってしまうしかない・・・と言う感じです。

hiace9まずは全体の足付け処理を行いますが、外れないリング状のゴム付近にはワックス(恐らくコンパウンド入り)のカスが隙間に残っていたので、ここはいつものウォッシュコンパウンドとナイロンブラシで掃除~足付け処理を行います。

hiace10 丸いリング状のゴムは外す事が出来ないので、ここは前回と同様にマスキングでの対応となりますが、今回はゴムが塗装面とほぼツライチで、且つ変な癖が付いている場所もあって、ゴムの部分だけをマスキングで塗ろうと頭の中でシュミレーションしてもどうしても上手く行かず、結局外側と内側を分けて塗るようにして対応する事にしました。手間は掛かりますがこうでもしないとまともには仕上がらないと思ったんですよね。まあ「まとも」の判断基準も人それぞれなのですが。

という事で外せないゴムの内周と外周の径を測ってデータを作成し、カッティングプロッタで「内側用」と「外側用」それぞれのマスキングシートを作製します。

ちなみに丸い形のデータを複数作っているのは現物にピッタリフィットした物を見つける為で、こういった場合は単にノギスで測っただけでは結構誤差が出来てしまうんですよね。なので最初に測った数値から0.1mm刻みで5~6種類作製し、一番ピッタリ合う物を選んで使えるようにします。

hiace11 という事でまずは外側から塗装です。周りの部分はプラスチック素地剥き出しの状態なのでここはプラスチック用のプライマーを塗装し、続けてベースコートの白を塗ります。

ちなみにマスキングシートはフチが浮いてしまっているのが判りますよね。ゴムにピッタリくっ付かないので少し宙に浮いたような感じになってしまうのです。

hiace12白が完全隠蔽したらマスキングシートを剥がします。見ての通りフチは激しく汚い仕上がりになっていますが、こういった少々無理なマスキング方法で、しかも隠ぺい力の無い白だとどうしても膜厚が付いてしまいますからある程度仕上がりが悪いのは覚悟していました。

ただ勿論このまま先に進む訳では無く、この後ピンセットの先端を使ってバリを削り落とし、余分な部分をタッククロスで除去したりペーパーで均したりして、再度マスキングシートを貼ったら部分的に白を塗って修正していきます。

hiace13 外側が仕上がったら次に内側です。若干テーパー状(円錐)になっているのでマスキングシートはそのままでは貼れず、一部をカットして傾斜を付けています。

hiace14 内側も外側と同じ様にマスキング際は汚くなるので、余分な部分を除去してはピンポイントで塗装と言うのを繰り返していきます。とにかく黒地に白だとちょっとした事でも目立つんですよね。

hiace15 そしてベースコートが終わったらいよいよクリアーです。ここで辻褄合わせじゃ無いのですが、クリアーに関してはゴム部のみをマスキングして内側と外側は一緒に塗ってしまいます。本来であればクリアーも二回に分けたいところですが、さすがに色々やり過ぎるといよいよiPhone6sが買えてしまうような金額になってしまうので(笑)、ここは一度でやりきります。

hiace16 こんな感じでゴム部のみをマスキングしました。コペンのソナーの時はこれで上手くいったのですが、あの時はゴムが若干浮いてくれたお陰なのでマスキングシートを気持ち大きくしての「庇効果」で上手くいきましたが、今回はゴムと塗面がほぼツライチなのでそうもいかないのです。

ちなみにゴム部は前回同様シリコン系のようで、やはりと言うかマスキングの糊はしっかりとはくっ付いてくれません。ただこの後はこれの特性のお陰で助けられる事になるんですけどね。

hiace17艶のある仕上がりにするにはそれなりにクリアーを塗らなければならないのですが、そうなるとゴム部分に貼ってあるマスキングシートがクリアーに埋もれてしまう!(怖)と言うデメリットがあるので、貼ってあったマスキングシートはクリアーを塗った直後には剥がさなければなりません。ただマスキングをした部分にはピンセットを差し込む隙間も無いので、今回はスピナール(画像の超細い針金みたいな工具)を使って上手く剥がす事が出来ました。

本来このスピナールは塗膜に乗った微細なゴミや虫などを取る工具なのでこれでは十分な力が伝わらないのですが、マスキング自体がシリコン系ゴムにちゃんとくっ付いてくれないので簡単に剥がす事が出来たんですよね。

hiace18どうなる事かと思いましたが何とかなってくれました。

hiace19マスキングを剥がす時は狙いを外すと塗膜自体を引っかいてしまうので結構なリスクを負うのですが、上手くいくとこんな感じでマスキングの際も綺麗に仕上がってくれます。胃がひっくり返るくらい緊張しましたが、お陰様で何とか良い感じに仕上がったと思います。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!(いやー、ソナーの塗装は当分大丈夫です。笑)。

インプレッサG4テールランプ スモーク塗装承ってます

impg448先日到着しておりましたインプレッサG4の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装のベタ塗りで、いつものように「 縁のメッキが目立たなくなるように軽くスモークをかけていただきたい」となっております。参考までに以前の施工完成画像を紹介させて頂きますね。

impg445濃度の目安としてはこちらのテールランプの時と同じ程度で、濃度の設定としては「薄目」となっております。またクリアーはこの時と同じく今回も「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

ちなみにこの時のオーナー様からコメントを頂いておりますので紹介させて頂きますね。

「昨日無事テールランプ届きまして、早速車に装着させていただきました。期待通りの仕上がりで、とても満足しております。

もともとテールランプだけが不満で、どうしようか色々悩んでいたのですが、そちらにお願いして正解だったと思っています。このたびはありがとうございました!
それと内装の塗装も考えておりまして…今すぐというわけではないのですが、またお願いさせていただくかもしれません。その際はよろしくお願いいたします。」

との事です。こちらこそ当店をご利用頂き有難う御座いました!

こういったコメントを頂くと次回ご利用の方の目安になりますのでとても有難い限りです。ただ全部は紹介出来ておりませんでして、力不足、申し訳御座いません・・・。

ちなみにこれと同じ型のテールランプは先日お納めしたばかりで、その時はスモークでは無く「レッド&スモーク」の仕様でした。一応そちらも紹介させて頂きますね。

impg423部品自体は同じなのですが、こちらはどちらかと言うと「レッドキャンディー」がメインで、その後に全体に薄くスモークを掛けた仕様(おまけスモーク)となっています。手間的にはこちらの方が大変なので金額は少々高めですが、「メッキの枠を完全に払拭してやりたい」(笑)という事であればこの方が目立たなくはなります。どうぞお好みでご検討頂ければと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

レンズ系の塗装は大分溜まってきましたので近々作業着手する予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!