キーボードカバーパネル サフェーサー塗布

keyboard3 こちらもお待たせしました!キーボードのカバーパネルも作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

まずはザラザラとした梨地の除去で、これは#120→#180→#240のダブルアクションサンダーで削ります。エッジなどは#240の手掛けでラインを崩さないように削ります。さすがにエッジ部をエアーツールだと削り過ぎてしまいますからね。

keyboard4 四角く凹んだ部分は最後にゴムを両面テープで貼りますが、剥がした時に一緒に塗装が剥がれたりしたらマズイのでそこもちゃんと足付け処理をしておきます。穴の側面や上面(画像だと下面)の断面も然りです。

keyboard5画像だと見えませんが上面となる裏側の断面もしっかりサフェーサーを塗ってあります。こちらは全部で5コートですかね。

この後熱を掛けてサフェーサーが完全硬化したら再度全体を研ぎ出し、最終的に#800~#1200の番手に均して本塗り可能となります。既に塗装済みで「足付け処理だけして単に塗るだけ」であれば塗装費だけで済むのですが、今回のように下地処理作業が必要な場合はそれだけ費用も上がってしまいます。何卒御理解下さいませ。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

BMW R1200RT パニアケース等 サフェ入れ

bmw412 こちらも大変お待たせしております。BMW R1200RTのパニアケースとミラーカバー等部品三点は作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

まずは傷が付いた箇所を削り落とします。順番としては#120→#180→#240→#320→#400をダブルアクションサンダーで、エッジなどは手掛けの#240~#320、最後にアシレックスブルー(青い布状の物です)で足付け処理をしておきます。この時点では全体の足付けでは無くサフェーサーが塗られる箇所のみでOKで、とにかく足付け処理がされていない箇所にはサフェーサーは塗らないように、また#240よりも粗いペーパー傷には必ずサフェーサーが被るようにします。

bmw413 小物はほぼ全体を、パニアケースは60%くらいサフェーサーを塗ります。「どうせなら全部塗ってしまった方が」と思いそうですが、とにかく2液ウレタンサフェは研ぐのも大変ですから、理由も無く範囲を広げて塗る事は全く無意味です。まあ怪しいと思ったら塗ってしまいますけどね(今回は大丈夫です)。

bmw414 プラスチック素地が出ている部分にはプラスチックプライマーを塗布し、徐々に範囲を広げて(またはその逆に)サフェーサーを塗っていきます。全部で6コートですかね。

bmw4152液ウレタンサフェーサーは自動車補修塗装の下地としては必須の下地塗料で、自家塗装などで使われるラッカーサフェーサーに比べるとその性能は雲泥の差です。ただししっかり熱を掛けて硬化させてあげないとチヂレなどを生じたりするのでその辺が難しいんですよね。上手く使えばパテを使う場面もかなり減らせるのでヘヴィー自家塗装ユーザーにはお勧めかもですね。軟化剤を入れたりして柔らかくも出来ます。

これと並行してキーボードのパネルも一緒にサフェーサーを塗っています。そちらも続けて紹介しますね。引き続きもう少々お待ち下さいませ!

インプレッサWRXドアミラーカバー塗装承ってます

imp129先日到着しておりましたインプレッサWRXのドアミラーカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状は既に赤く塗ったミラーが付いているとの事ですが、ちょっとそれがオーナー様のイメージとは違ったようで、今回はこちらをマツダのソウルレッドプレミアムメタリック風のキャンディーレッドでご依頼承りました。「風」と言うのはソウルレッドそのままの色にする訳では無く、3コート塗装の最初に塗るベースカラーはオリジナルのまま、その上に塗る透過性のレッドをいつも当店で塗っているレッドに置き換えるといった感じです。ボディカラー自体はホワイトパールとの事で、そもそもマツダの純正色に拘る必要は無いとの事ですのでそんな感じとなっています。まあその方が純正のソウルレッドよりも鮮やかなレッドになりますしね(と言うかソウルレッドって広告の色味と実車で結構差があるように思えるのですが・・・)。

ちなみに以前これと同じミラーカバーを塗装ご依頼頂いていますがそちらのオーナー様とは全然関係御座いません(念の為です)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ヴィオラ・ダ・ガンバ カーボンケース塗装 完成

viola56 大変お待たせしました!ヴィオラ・ダ・ガンバなる弦楽器のカーボンケース塗装、本日完成となります。いやはや本当に長らくお待たせしました!

viola 元々そんなに状態が悪いと言う訳では無く、ただ傷がある箇所が全体に散らばっていたので部分的な塗装を行うのであれば全部を塗りなおした方が、ただどうせなら好きな色に!と言うことで今回のご依頼に至りました。ただ想像していたよりも遥かに大変な道のりで・・・(笑)。

viola14 傷が無い箇所にもカーボン繊維の痩せなどがひどく、結局下地処理も全体に及ぶ事となりました。これが予想以上に大変でして・・・。

viola25また付属品は全てアルミリベットで付いていて、それの見た目がちょっとチープだったので今回はそれらもネジに好感する事にしました。これも想定以上に大変でして・・・(笑)。

viola61と言うことでしたが、新たな色に塗り変わったカーボンケースはかなり格好良くなったと思います。派手過ぎない淡いブルーが良い感じですよね。

viola58ネジは落ち着いたシルバー色のステンレスと、鈍いゴールドの真鍮の二種類を使っています。

viola59 画像には写っていませんがこれにベルトが装着されて背中に担いで運べるようになっていて、実際にオーナー様はこれを背負って電車で来られた模様です。「綺麗な色ですね」なんて声を掛けられたりは・・・さすがに無いですか(笑)。

viola60まあでも同じ業界の方からすればこんな色のケースは存在しないのが判るでしょうから、きっと何かしら興味を持たれるのではと思う次第です。ああでも当分大丈夫かも知れませんが・・・(いや、もう本当に大変でして。笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました。そして大変お待たせいたしました!

あとオーナー様のウェブサイトをこちらに掲載させて頂くご了承を頂きましたので紹介させて頂きますね。今回の依頼品は趣味の物と言う訳では無く超プロの仕事道具なのです!
NAOTAKA TACHIBANA OFFICAL SITE

TOYOTA86テールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

toyota8658 先日到着しておりましたトヨタ86の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容としてはいつもの定番で、

・レッドキャンディー塗装
・ウィンカー部はクリアー抜き(クリアーのままで)
・おまけスモーク(全体的に薄くスモーク)
・クリスタルクリアー

となっております。

以前行った案件の完成画像がありますのでそちらも紹介しますね。

toyota8649 イメージとしてはこんな感じになります。単なるレッドテールでは無く若干スモークが入って落ち着いた渋い赤になっているのが判ると思います。

toyota8659ちなみに現在同じ型のテールランプを別にもう1セットご依頼頂いておりまして、そちらは車種がBRZでご依頼内容はスモーク塗装なのですが部品自体は同じなので(メーカーが違うのですが共通なのです)、それぞれ識別出来るように印を付けてあります。

実は今回のご依頼は別の塗装屋さん?で施工するか迷われていたらしく、費用としては当店の方が高かったみたいなのですが、それでもわざわざご利用頂ける事となりました。

またお問い合わせ時に「他店の塗装と何が違うのですか?」といったご質問を頂く事も時々ありまして、ただ他店の塗装に関しては当方ではよく判らないのですが、逆に当店が行う作業については出来るだけオープンにしようと思っています(勿論商売上不利になりそうな事は控えさせて頂いていますが・・・)。私の場合もそうなのですが、やっている内容がよく判らない事にお金を支払うのは気持ちが悪いんですよね。普段衝動買いみたいな事もしますが後で後悔するのが嫌なので結構慎重に考える方かも知れません。ただネットだと信じられないくらい簡単にポチっと押してしまったりするのですが・・・(苦笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

尚、レンズ関係の塗装はもう一杯となりましたので次回からご依頼頂く分はかなり先になってしまうと思われます。ご迷惑をお掛けして申し訳御座いませんが何卒御理解の程宜しくお願い致します。