プレリュードテールランプ塗装 完成

pre4 こちらもお待たせしました!プレリュードの社外テールランプも無事完成となります。

こちらも元々は単なるクリアーレンズの物で、それに透過性の赤(レッドキャンディーまたはクリアーレッドとか呼ばれますかね)、ウィンカー部分はクリアーを残して最後に全体に薄っすらスモークを掛けています。赤が濃く見えるのはこのスモークのお陰ですかね。

pre5レンズ表面がちょっと波打って見えるのはまさにレンズが波打っているからです。このタイプのレンズは今回で三回目か四回目ですが毎回こうなんですよね。テールランプにしては珍しく凄い厚みでまるでガラスのようなレンズです。

pre6こうやって見ると黒さがあるのが判りますよね。「おまけスモーク」はスモークと言う程の濃さではありませんが十分効果はあるかと思います。レッドキャンディー塗装に追加¥8,000で対応致します(2個でも4個でもこの費用は変わりありません)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

三菱アウトランダーテールランプ塗装 完成

out2 こちらもお待たせしました!三菱アウトランダーの純正テールランプ一式、本日完成となります。

御依頼内容としてはレッドキャンディー+おまけスモークで、バックランプとウィンカー部分の合計4箇所はクリアーのままで残してあります。

「おまけスモーク」は極薄め程度の濃度ですが、今回のアウトランダーのテールランプは内部反射板が元々スモークになっているのでその分黒味が増して見えています。

out3レッドキャンディーの上にスモークを掛ける効果としては、黒さと言うよりは赤を濃くして「深み」を出す為と、あとは耐候性を上げる事も期待出来ます。透過性の塗装は通常の塗装に比べて色褪せはし易いと思われますので、クリアーには耐UV性に優れた「クリスタルクリアー」を、そしてさらにスモークを掛ける事によって褪色を防ぐ効果があるのです。これは物理的に間違いないかと思います。

out4そしてこちらのリヤゲート側のレンズで、丸いポツポツがある部分は全てLEDになっています。「それって普通の事じゃ」と思いそうですが、実はこのアウトランダーの純正レンズはここは単なる飾り(ダミーLED?)なのだそうです。詳しくはオーナー様のコメントを紹介させて頂きますね。

「そして、あの加工テールなんですが、実はノーマルの状態ではLEDの無い唯のダミーなんです。そんな訳ですからテールのあの部分は普通は光りません。デザイナーさんもきっと光らせたかったに違いないのですが、あそこを光らせると車検が通らないという非常に残念なテールなんです。
ところが、やはりと申しましょうか、あそこを光らせるオーナーさん達が現れカスタムとしては定番となりました。
遅ればせながらではありますが、ようやく私もダミーテールの撲滅に加わったという次第です。
定番となったとはいえ、実際にあそこを光らせているランダーを見かけたことは一度も無いですし、更にテロテロのテールを持つランダーとなれば超レアな存在になること間違いありません。
自己満足と言ってしまえばそれまでですが、オーナーとしては堪りませんね。」
との事です。なるほど、決して多数派ではないにしてもこういった趣向性の高い方々が居るお陰でうちのような変則的な塗装(苦笑)でも仕事がある訳なのですね。有り難い限りです。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も当店を御利用頂き有難う御座いました!

TOYOTA FT-86テールランプ 完成

866 こちらもお待たせしました!トヨタ86の純正テールランプも無事完成となります。

御依頼内容としてはレッドキャンディーで今回はスモークは施していません。ただしオーナー様からの御指定でウィンカーのクリアー抜き箇所のサイズと形を若干変更しました。

869今までのクリアー抜きはレンズ表面を垂直に見て内部反射板の枠との位置を合わせていましたが、そもそもテールランプは車体に装着される時外側に傾いた状態になる為、それを想定してクリアー抜きの範囲を1センチ程狭くしたのです。この角度から見ると1cm程度足りていないのが判りますよね。これが実車に装着されると丁度よくなるのです。

867車体に装着された事を想定して斜めからの角度で見ると丁度こんな感じにピッタリと収まります(いやピッタリとした位置で撮影したので当然ですが・・・)。

868当店への御依頼は実用性という面からするとちょっとかけ離れているものが多い気がしますが、趣味的な要素が大きいからこそ自分好みで色々とアレンジしてみて宜しいかと存じます。法律やモラルに反した事は推奨しませんが個性的な考えを表現するのは良い事だと思いますし何よりも楽しいと思います。と言っても皆さんも御承知のようにその殆どは自己満足で完結するような事だったりするのですが(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ミラテールランプ塗装 完成

mira3 こちらもお待たせしました!ミラ?の純正テールランプです。かなり真っ黒に見えますが光源の無いこちら側を向いてしまっているのでこの場合は極端に黒く見えるんですよね。濃度は「標準濃度」となります。

mira4 と言うのもこういった元々内部が見えないようなレンズの場合は角度によって黒さは強く見える傾向にあります。その分ダマやムラも誤魔化し易いというところはあるのですが、透明感はちゃんと残っておりますので、日に当たったりランプが灯火すればそういった粗も実はよく判ったりします。または濁りがあればムラやダマは見えませんが肝心の灯火も見えませんのでそれはマズイですよね。

mira5こちらに届いた時は多少お疲れ気味のレンズでしたが今回の塗装で深みも出ましたよね。これは表面に傷が少ない状態だからです。

私的な見解ですと「深み」=「乱反射が無い状態」=「傷が少ない」といった感じで、見た目的には判らない極細かい傷でもそれがある事によって艶が損なわれ深みを感じられなくなってしまいます。比較的よく手入れをしてあげているのに何故か艶を感じられないのはそういう事ですかね。

原因としてはメンテナンス方法の間違いでして、汚れたウェスやスポンジなどで拭いてしまうとそこに付いた砂のような汚れ=「堅い鉱物」によって塗膜が傷ついてしまうのです。良かれと思ってゴシゴシと洗っていたら実はそこに付いた砂などによって塗装にダメージを与えていたりするのです。

なので洗車の際には水を掛けながら水の膜で洗ってあげるような方法か、ウェスについた砂はよく洗い流して使うなど気を使ってあげると良いかと思います。イメージとしては今自分が使っているスポンジの気孔には沢山のガラス片が詰まっていると想像しながら洗うと良いですかね(顕微鏡で見れば実際そんな感じだと思います)。ただしこれらを気にし過ぎると人生が疲れてしまうのですが・・・(昔の私がそうでした)。

それではこちらも後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

トヨタスペイドテールランプ塗装 完成

spade8 大変お待たせしました!スペイドの純正テールランプ、本日完成となります。

作業内容としては、上が「レッドキャンディー」、真ん中がボディ同色の「ダークバイオレットマイカメタリック」、下側はウィンカーなので元のクリアーのままで残してあります。

spade10「テールランプに色を塗っちゃうの?!」と思われそうですが実は前例は何件かあったりします。ただし今まではインプレッサのテールランプばかりだったのでそれ以外では今回が初めてかも知れません。

ちなみに塗装自体は問題ありません。一般的に考えると「テールランプに色は塗れるの?」と思われそうですが実際スモーク塗装なども基本的には自動車のボディを塗る塗料と変わりありませんし(と言うかまさにそのものです)、被塗物素材であるPMMA(アクリル樹脂)は塗装としては比較的難易度は低いプラスチックですから基本的な事を間違えなければ問題無いですよ。と油断していると時々酷い目にもあうのですが・・・(大変な事は多々あります)。

spade9中々個性的な内容ですが車体についてしまうと同化するとも思いますので何も知らない方が見ると全く気付かないでしょうね(笑)。私的にはトヨタディーラーマンの反応を見てみたいところであります。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度もご贔屓頂き有難う御座いました!