こちらもお待たせしました!三菱アウトランダーの純正テールランプ一式、本日完成となります。
御依頼内容としてはレッドキャンディー+おまけスモークで、バックランプとウィンカー部分の合計4箇所はクリアーのままで残してあります。
「おまけスモーク」は極薄め程度の濃度ですが、今回のアウトランダーのテールランプは内部反射板が元々スモークになっているのでその分黒味が増して見えています。
レッドキャンディーの上にスモークを掛ける効果としては、黒さと言うよりは赤を濃くして「深み」を出す為と、あとは耐候性を上げる事も期待出来ます。透過性の塗装は通常の塗装に比べて色褪せはし易いと思われますので、クリアーには耐UV性に優れた「クリスタルクリアー」を、そしてさらにスモークを掛ける事によって褪色を防ぐ効果があるのです。これは物理的に間違いないかと思います。
そしてこちらのリヤゲート側のレンズで、丸いポツポツがある部分は全てLEDになっています。「それって普通の事じゃ」と思いそうですが、実はこのアウトランダーの純正レンズはここは単なる飾り(ダミーLED?)なのだそうです。詳しくはオーナー様のコメントを紹介させて頂きますね。
「そして、あの加工テールなんですが、実はノーマルの状態ではLEDの無い唯のダミーなんです。そんな訳ですからテールのあの部分は普通は光りません。デザイナーさんもきっと光らせたかったに違いないのですが、あそこを光らせると車検が通らないという非常に残念なテールなんです。
ところが、やはりと申しましょうか、あそこを光らせるオーナーさん達が現れカスタムとしては定番となりました。
遅ればせながらではありますが、ようやく私もダミーテールの撲滅に加わったという次第です。
定番となったとはいえ、実際にあそこを光らせているランダーを見かけたことは一度も無いですし、更にテロテロのテールを持つランダーとなれば超レアな存在になること間違いありません。
自己満足と言ってしまえばそれまでですが、オーナーとしては堪りませんね。」
との事です。なるほど、決して多数派ではないにしてもこういった趣向性の高い方々が居るお陰でうちのような変則的な塗装(苦笑)でも仕事がある訳なのですね。有り難い限りです。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も当店を御利用頂き有難う御座いました!