こちらもお待たせしました!カワサキニンジャH2の純正スクリーンパネルもスモーク塗装で本塗り完了しております。
上の画像はパネル裏側のマスキングで、やはり塗っていて濃度が判るように紙やテープでは無く透明なビニールを使って養生しています。
表面が白く濁っているのはペーパーで足付け処理をして細かい傷が全体に付いているからで、こうする事で塗膜と素材との投錨効果が得られ塗装が密着してくれます。さらに素材がプラスチックの場合はこれに専用のプライマーを塗ってから塗装を行います。
ご指定頂いているのは「標準濃度」で、スモーク塗装は通常通りのベースコートとして塗り、濃度が丁度良くなったら続けてクリアーを塗ります。
これがもし裏面全体を紙かテープで覆ってしまっていると、現時点のスモーク濃度が目視出来ないので、後でマスキングを剥がしてみたら「真っ黒だ・・・」という事に成りかねません。
ちなみに【お任せ仕上げコース】と【標準仕上げコース】の違いはこういうような事で、「単にスモークになっていれば良い」と言う事であれば濃度調整の必要が無いのでマスキングの手間を省けますが、濃度を調整するなどになるとやはり色々手間は掛かるのです。
バイクのスクリーンパネルとなると社外品のラインナップも結構あると思うのですが、車体が新しいのでまだ販売されていないみたいですね。ググってみたらうちのページばかり出て来ました(恐)。
それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!