ダッジマグナムテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたダッジマグナム用社外品テールランプの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのような状態で、8年前にご依頼頂いた時はクリアーレンズ部を少し薄くした2段階の濃さで塗装を行いましたが、

今回は全て同じ濃度=スモークべた塗りとなります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

前回施工したテールランプは内部のLEDが切れてしまったとの事で、今回新たに同じ部品をご用意頂いてのご依頼となりました。

ちゃんと調べた訳ではないですが、現在のPRO_Fitではリピーターとご新規が50:50くらいになっている感じです。本当に有難い限りです。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

R34スカイライン用メーターパネル塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスカイラインR34用メーターパネルカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は下側のちょっと青紫色掛かった透明メーターパネルを、上のスモークメーターパネルカバーを参考にスモーク塗装で承りました。

下に敷いている布がグレーだと黒く見えるので、薄葉紙に敷きなおしました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

見本のメーターカバーと並べてみました。赤茶色の色味に比べると当店でのスモーク塗装は青味寄りで、これについては問題無いと伺っております。ちなみに透過性の橙(オレンジキャンディー)を混ぜて色味を合わせることも可能ですが、本塗りでそれを行うのはあり得ないので(塗り直しが効かないので)、その場合は別途透明アクリルの色板を用意して調色&テストピースの作成が必要となり、追加費用が必要となってしまいます(色板4枚の作成で¥25,000くらい)。

それでは後ほど完成音お知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

NAロードスターテールランプ&フロントウィンカー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたマツダNAロードスターの純正テールランプ&フロントウィンカー塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

塗装前と塗装後で殆ど変化が判らないのですがそれもその筈で、

今回の塗装では「トップコート=クリアーのみ」となっております。

ただし大きな変更点としては、

テールランプではよく見受けられる、こういったレンズ面の凸文字を全て削り落としています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

フロントウィンカーレンズも左右の端にあった凸文字を削り落としています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE BETA58Aマイク(ブルー&グレー)本塗り

先日お預かりしておりましたシュアBETA58Aボーカルマイクです。

マイク本体は#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で空研ぎ、グリルはナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理してあります。

グリルのメッシュ部は)は当ウェブサイト内色見本から、「S716 1-D」のグレーをご指定頂いておりますので、それに合わせて色を作成します。

似たような感じに出来たら、

実際にグリルボールに塗って再度確認をします。

使った原色は白と黒のみとなります。

上が先ほどのグレーで、下が今回ご指定頂いているもう一つの色=ボルボ社純正色の「デニムブルーメタリック」(カラーコード:723)です。「デニム」というだけあって少しくすんだような青ですね。

最初に塗ったグレーが乾いたら、

網の部分をマスキングします。リングの隙間に差し込むような感じを意識して貼っています。

続けてデニムブルーを塗布します。

同じようにマイク本体側にもデニムブルーを塗ります。

グリルに貼ったマスキングテープを剥がしたら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

アルミプレート部のマスキングは2回目のクリアーが塗り終わったら直ぐに剥がしておきます。ちなみにマスキングは1枚物ではなく敢えて2枚にして貼ってあって、ピンセットで剥がしやすいようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。ただこちら単体で熱を入れるのは効率が悪いので、大抵の場合は他のご依頼品と一緒に恒温器(乾燥炉)に入れて行うようにします。例えば結晶塗装の場合は120℃程の熱を掛けますが、その後熱が下がって60℃程になったらその余熱で一緒に行ったりもできます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々おまちくださいませ!

SENNHEISER Microphone EW500 

先日お預かりしておりましたSENNHEISER EW 500 G4-935-JBワイヤレスマイクです。その後完成してオーナー様にお納めしていますので、改めて作業内容を纏め、施工事例のページに追加しておきます。

各パーツは#800相当の布状研磨副資材で足付け処理しています。

よく脱脂清掃したらまずは下塗りにSTANDOX MIX891を塗布します。粒子は中目、正面が最も明るく透かしが最も暗いシルバーメタリックです。

続けてキャンディーブルーとキャンディーバイオレットを混ぜた物を塗り重ねていきます。

膜厚によって色が変わってしまいますので、全体が均一になるよう塗り重ねていきます。

ちょっと判り難いのですが、見本として頂いた画像をiPadで見ながら色味を調整しています。左がご希望の色味の画像(iPad)で、右が今回塗っているマイクです。

ここまでが着色=ベースコートで、

最後にトップコート=クリアーを塗って完了です。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

今回はこちらのアンテナ部分の塗装もご依頼頂きました。ただしここを塗ると電波の通りが悪くなる可能性がありますので、もしご懸念の場合にはお控え頂ければと思います(マイクメーカーの方曰く、東京ドームや武道館等の大きなホールで使う場合は塗装はNG、ZEPPくらいの規模なら問題ないだろうとの事でした)。

また今回は色見本キーホルダーの塗装もご依頼頂いています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

そして完成です。こちらはストロボを使った撮影となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります(彩度を高くしたりコントラストを上げて塗装が綺麗に見えるようにしたりはしていません)。

今回は青味寄りのバイオレットのキャンディーカラーとなります。

組付けた際、パーツ毎の色がブレないよう注意して塗装をしています(ただしくっつけた状態だと固着してしまう為、ピッタリ一回転した位置で塗っています)。

こちらは自然光での撮影となります。

マイク下部のところは稼働するようになっていて、ここを塗装してしまうと動かした際に塗装が剥がれてしまう可能性があるのですが、そちらをご了承頂ければお受付も可能です。

色見本キーホルダーの制作は塗装のご依頼を頂いた方のみ対応となっております。

その後こちらのマイクが実際に使われている画像を見つけましたのでそちらも紹介させて頂きます。

車のパーツ等もそうですが、塗装した物が実際に使われている姿を見れるのは嬉しいですね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!