ちょっとタイミングが早いですが、プラドのフロントグリルは下地作業が足付け処理をするだけだったので先に塗らせて頂く事にしました。
ただ既存の塗膜にゴミのブツが結構あったおんで、全体を＃８００の水研ぎで均してからスコッチ＋ウォッシュコンパウンドで足付け処理をしています。
実はこれの塗装の前に床を全部スチーム洗浄し、壁のビニールも全部張り替えてあります。床が大分汚くなったので明日塗り直すつもりですから予めその準備をしておきました。
そして本塗り完了です。色はトヨタ純正色のグレーメタリック（カラーコード：１Ｇ３）で、艶々に塗ってありますがクリアーは「半艶仕様」です。
艶消しでも半艶でも基本的には艶有りの時と同様にウェットで仕上げる事が必要で、これが完全硬化して艶が消えると「ツルン」とした半艶または艶消し仕上げになるのです。
そして艶が消えた状態です。肌が悪い半艶や艶消しは汚く見えがちですが、表面がツルっとしていれば上品に見えますよね。
一緒にご依頼頂いていますテールランプはまだちょっと先になりますので、そちらは今しばらく御待ち下さいませ！
大変お待たせしました！ロータスエスプリのエンジンパーツ一式、オレンジの結晶塗装で完成となります。画像だとちょっと色が薄く見えますが現物はもっと赤が濃い感じとなっております。今日は雪が降っていて外が暗かったので蛍光灯を点けて撮影したらちょっと明る過ぎたようでして・・・。
凸分は研磨して光らせた後、クリアーを筆で塗ってあります。それにしても純正でオレンジ色ってちょっと凄いですよね。
こちらが元の状態で、これは悪く無い方なのですがフィンの部分がビロビロです（笑）。
通常ボルト穴の周りも一緒に塗ってしまうのですが（塗ったからってそこからオイルが漏れたりはしませんし元々塗ってあるのが普通ですので）、今回は御依頼自体が「純正と同じように」といった事なので丸く残してあります。対してヘッドカバー×２個の方（細身の方）は元々ボルト穴周りも塗ってあったのでやはり同じ様に塗ってあります。
これらの部品を外している間は車は走れない訳でして、ただその間整備工場に車も置いてはおけないとの事で部品の取り外しはオーナー様の車庫で行われたそうです。何だかこんなところも英国的で良いですね（今はどうだか判りませんが向こうの人たちは皆自分で整備するのが当たり前で、新車で買った車のエンジンのボルトが緩んでいてもクレームつける人なんて居ないそうです。と、勤めていたディーラーで英国人の同僚から聞きました。ただ流石に現代でそれは無いでしょう。笑）。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました！
在庫していなかったM3のブラインドナットが届いていたので、無事確認が出来たら諸々外していきます。
ブラインドナット長さは二通りあったので両方とも買っておきまして、多分これがカシメて縮むと丁度良いサイズになると思います。右側が新品で左側が付いていた物です。
ボトルゲージを止めるM5のブラインドナットと、フロントディレイラーのステーも取り外します。今回のフレームはチューブが繋がる箇所でちゃんとが空いているので揉んで外れたナットも回収出来ます。時々チューブ内部が隔離されていて中に落ちたナットのカスが取れない事があります。特に問題は無いですが気分的には余りよく無いのでして。
グリースも拭き取ってようやく下準備が完了で、次はいよいよ旧塗膜の剥離作業になります。時間も結構掛かると思いますから、タイミングを見計らって作業着手したいと思います。
どうぞもう少々お待ち下さいませ！
先日到着しておりましたオーディオテクニカのマイクです。この度のご依頼、誠に有り難う御座います！
今回はこちらのボディーカラーをキャンディーレッドに、そしてオーナー様オリジナルのイラストをゴールドからーのデカールで入れるよう承っています。
ロゴのサイズと配置はこんな感じで、データはオーナー様から入稿頂きました。Illustrator形式のデータで、アウトラインとサイズをしっかり決めておいて頂ければデータ作成費は必要ありません。ただ今回はここまで細かいと塗装では対応出来ませんので（マスキングシートのカットが不可能です）デカールでの作成ですから費用はちょっと高くなります。
ちなみにイラストの一部にオーナー様のお名前と思われる文字があったので一応隠しておきました。もし不要でしたら（オープンにしても構わないという事でしたら）ご一報頂ければと思います。
では作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います！
