SUBARU BRZテールランプ 本塗り

brz22 こちらもお待たせしました。無事本塗り完了しておりますので御安心ください。

画像はウィンカー部分をクリアーのままに残す為のマスキングシートを貼るところです。今回は塗装ブース内でそのまま貼りました。

brz23 ゴムベラで水を良く切ったら少し乾かして本塗り開始です。最初はプラスチックプライマーからですね。

brz24そして本塗り完了です。 今回はスモークは行わず「レッドキャンディー」のみの塗装となります。クリアーは勿論クリスタルクリアーです。透過性の塗装(キャンディーカラー)は通常の塗色に比べて色褪せがし易いかと思いますので耐UV効果の高いクリアーの使用を前提とさせて頂いております。

brz25テールランプの特性上レンズの周りは黒っぽく見えるのですが、こうやって見ると赤が鮮やかなのが判ると思います。純正同様といった赤ですかね。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

プラド150テールランプ 本塗り

prado3 大変お待たせしました!ランドクルーザープラド150の後期純正テールレンズは無事本塗り完了しておりますので御安心くださいませ。

prado4 濃度は「極薄めと薄めの中間」でご指定頂いておりまして、形がこれですから随分と立体感のある見え方になったと思います。おめでたい感じから随分と無骨になりまして・・・。

prado5前期の車両に取り付けられるとの事ですからもしかしたら今後も御依頼が続くかも知れませんね。ただそれにしてもレンズ形が凸凹過ぎて非常に塗り難いレンズでした。よくもまあこんな形に作り上げたと関心してしまいますよ(笑)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スペーシアフロントグリル 本塗り

spacia1 大変お待たせしました!スペーシアのフロントグリルのクリアーカバーレンズはスモーク塗装で本塗り完了しております。これだけ見るとフロントグリルとは思えませんよね。どちらかと言うとリヤガーニッシュのようです。

spacia2 スモーク濃度は「標準」で、比較的しっかりと黒くなっていますが透明感はありますので、光が当たると内部のメッキグリルが綺麗に見えるようになります。

spacia3これでもまだ表現が足り無いくらいで、実物はもっと奥行きがあって格好良く見えますので御安心くださいませ。かなり良い感じだと思います。

それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。来週半ばくらいを予定しております。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

カーボンフレーム 旧塗膜剥離中

project7 先日全てのロゴとデザインのデータ化が完了しましたので遂に旧塗膜剥離作業開始です。

御依頼内容が「元の通りに」といった事で、かなりの数のロゴやライン柄などを全て再現しなければなりませんからここまでが実に大変なのです。あっという間に三ヶ月が経ってしまいました(いや途中で工場自体が引越をしましたのでそれが大きな理由ですが)。

まずは#120のダブルアクションサンダーで大まかに塗膜を削っていきます。単純そうに見えますが一応下地のカーボンを削らないように注意しているのでこれだけでも結構時間が掛かりました。

project8 予想以上に膜厚があったので結構な量の研磨粉が出ました。低いアングルから見るとまるで砂丘ですよ・・・。

ちなみにこういったケースでサンダーを使う場合はペーパーの「端」の部分は使わず、中央の位置(所謂「腹」の部分)をメインに使います。端の方が確かに狙いをつけ易く削り易い所でもあるのですが、それだとどうしても局所的に掘ってしまうのでそれは最後の方だけです。またサンダーを動かす方向もゴボウのさきがけのような縦方向の削り方では無く、パイプの曲面に沿った動かし方をします。大根のかつらむきみたいな動かし方ですね。そうでなければ丸いパイプが多角形になってしまいますので(と言ってもドライカーボンがこれくらいでザクザクと削れる事は無いですけどね。イメージです)。

project9こういった段差がある箇所を無理にエアーツールで削ろうとすると違う部分ばかりが削れてしまいますので深追いはせず後はひたすら手研ぎで行います。

ちなみに丁度この時に御近所に住んでおられると言う方がいらっしゃいまして、ただその場の状況を見て頂いて判るように作業中は粉塵まみれで防塵マスクを取る事が出来ません(こちらをご覧になっているとの事ですのでお気付きかと。笑)。サイトでも紹介しておりますが「受付窓口も設けておりませんので」と言う事はそういう事なんですよね。何卒御理解頂ければ幸いです(いつも御訪問との事は有難う御座います)。

project10そしてこんな感じである程度の塗膜が取れました。「継ぎ目の部分は?!」と思われているかも知れませんが、そこは研磨では無くサンドブラストで剥離します。見た目以上にイビツな箇所(ワイヤーガイドや段さなど)があるのでペーパーで削るのは現実的ではありませんので。

ちなみにサンドブラストですが、今回こちらもブラスト専門のショップさんにお願いしようと思っています。ただいつもの所だとちょっと距離があるのと、製品が製品ですから(特注オーダー品なので代わりがありません・・・)いつもとは違うショップさんにお願いする予定です。

まだこれから最終的な打ち合わせになりますが、場所もこの工場から近く、また会社と言うよりは私と同じく一個人で仕事をされている方なので、ちょっと特殊な内容でもマンツーマンなら伝達ミスや製品の取り扱いについても間違いは無いかと思います。

ちなみにこちらの作業もまだ終わりでは無く、フォークもまだ手が付いていませんし、細部の調整はまだまだ時間が掛かりますので、ブラスト作業が出来るまでにはもう少し時間が掛かると思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スターバックスタンブラー 本塗り

star6 こちらもお待たせしました!スターバックスのタンブラーは無事本塗り完了しておりますので御安心くださいませ。

画像はプライマーが塗られた状態で、表面は軽く研磨されています。star7そして本塗り完了です。色はBMW MINIの純正色「アイスブルー」(カラーコード:B28)になります。ソリッドカラーで落ち着いた感じの水色といった所でしょうか。

ちなみに画像に写っているのはタンブラーだけですが他にも5点程度一緒に塗っています。週に一回業者さんからの依頼品を塗るのが定例になっていて、こういった小物製品で部品点数が少ない物であれば一緒に塗っているのです。そうでなければとっくに破綻していますので(苦)。

また作業の進行については基本的には「お預かりした順番通り」となっていますが、それぞれが効率が良いように作業する事もあるので多少順番が前後してしまう事はあります。

ちなみお気付きでは無い方もいらっしゃるかも知れませんが、当店の場合は基本的にはどれも「納期未定」となっています。ちょっとこれは恐ろしい感じもしますが、基本的には現実的な範囲で終わらせていますのでそんなに心配をされる事は無いと思います。ただ中には「どうしても」という方もいらっしゃると思いますので、その場合はオプションとして「納期指定」の対応も可能です。ただしそれ単体で作業をするとなるとどうしてもコスト高になりますから、結果的に結構な割増料金になるのです。これによって仕上がりが上がる訳でも無いのに(全く関係ありません)値段だけが上がると言うのはどういう事かと思いますので私的には全くお勧めしていません。ですので極力時簡には余裕を持って御依頼頂ければと思います。

ちなみに納期を指定されるケースとしては、お役所に納める備品とか、芸能人に納める新車のグリルだとか(笑)、「もうお金の問題では無い」といった事くらいなんですけどね。公には出来ない事例が実は水面下で動いていたりするのです。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!