スロットボタンカバー塗装承ってます

先日到着しておりました、スロットマシンボタン部分のカバーパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

元々傷があった箇所をペーパーで削られている状態で、ただ番手が細かく、深い傷も残っていないので、足付け処理後にプラスチックプライマーを塗り、上塗りを行おうと思います。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。

色は元々塗られている赤(もしくは着色樹脂の上にクリアーだけが塗られている場合はその素材の赤)の近似色で承っています。厳密な調色作業では無く、大体似たような色(5分程度の簡易的な色の作成)といった感じですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Finalmouse TenZワイヤレスマウス 本塗り

先日お預かりしておりましたたFinalmouse Starlight Pro – TenZ ワイヤレスマウスです。

マグネシウム合金は素地を露出させると厄介なので(とても腐食し易いので)、ペーパー掛けは最低限に留め、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使っての足付け処理とします。

よく乾かし、

それぞれバラバラの状態で塗れるよう、クリップで固定出来る取っ手を作ったら一旦それらから外し、

一つの状態に仮組みをします。グラデーションやキャンディカラー等を行う場合、それぞれ別々に塗ると色が違ってしまうからですね。

ソール部分のパーツはプラスチック製で、裏は塗装されていなく素地の箇所があったので、念のためプラスチックプライマーを塗っておきます。

ただ今回の場合まずは下色として「黒」を塗る必要があったので、仮組みしたパーツは再び分解し、それぞれ単品で塗る事にしました。

全てのパーツをベースコートの黒に塗り、

よく乾燥させた後、マウスのトップ部分のパーツ3点を仮組みします。

使う色はそれぞれ見る角度で色(色相)が変わるクロマフレア系(所謂マジョーラと呼ばれる系)の顔料で、

塗り分け指定の画像を参考に、グラデーション塗装を行います。

ちなみにそのままいきなり塗るのは怖いのと、また後々の為にデータを残しておきたいという事もあり、見本用の素材も一緒に塗っています。

まずそれぞれの塗り分けと塗り方を、色見本となるこちらで試し吹きを行います。

曲面だけでは無く平面的な見本も欲しいので、それぞれ同じ仕様で塗装します。

こちらは青~紫に変化する色=当店規定のNo.19ですね。元々はパウダータイプの顔料を、ベースコート用の樹脂(MIX599)に10%程混ぜて使っています。

マウス先端は紫系の色で、グリーン・オレンジにも変化します。こちらも同じくパウダータイプの顔料で、当店規定ではH150としています。塗装屋さんなら判ると思いますが、色に対して自分勝手な名前を付けるのは嫌なので、こういった場合は番号=カラーコードにしています。

尚、グラデ―ションもその境界線が曖昧になるのが嫌なので(パールのミストが目立つのが嫌なので)、

 

最後に再び黒を、今度は口径の小さいエアーブラシで吹いています。ちなみに黒の塗装範囲は敢えて広めにしています(オーナー様のご要望です)。前後の色の比率は同じくらいですね。

ベースコートが完了したらそれぞれを再び分解します。

注意点としては、被塗面には素手で触れないようにですね。

クリアーも口径の小さく微粒子化し易いエアーブラシタイプのスプレーガン(口径0.5mm)を使います。

クリアーは半艶仕様で、ただシンナーを入れると(希釈率を上げると)艶具合が変わってしまいますから、それは通常通りの値にしています。

塗り方自体は艶ありと同様ウェットで、合計2コート行います。

私的に重きを置いているのは「再現性」で、例えば自動車補修塗装(事故修理)であれば、より元の姿=新車の状態に近づける事が最も重要になりますから、今回の場合でも、後日同じような内容で塗装を行う際に極力誤差なく仕上げたいのです。その時々の気分で仕上がりが変わるような事はしたくないんですよね。

その後数時間経つと艶が消えます。

同じ塗り方、同じ材料でも、形状によって艶具合は違って見えて、こちらの平面であればむしろ艶消しに見えますが、

曲面で見ると艶がある=半艶仕上げなのが判ると思います。いくら長く続けていても時と共に記憶は薄れてしまいますから(さらに勘違いをしてしまいますから)、後で見ても判断がつくよう見本を残すようにしています。

  マウス先端は紫系で承っているのに「金色じゃん!」と思うかも知れませんが、

見る角度でしっかり紫に見えますのでご安心くださいませ。今回採用したH150は色相の変化が比較的強い顔料なのが特徴ですね。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェアレディZ34ハイマウントランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた日産フェアレディZ34の純正ハイマウントストップランプ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は極一般的な赤いレンズタイプで、

オーナー様の御希望に沿って比較的薄いスモーク塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

言われないと塗ったとは判らない程の薄いスモークとなります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルGHインプレッサテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルGHインプレッサ用の社外品(Valenti社製)テールランプ一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はクリアーレンズカバーで、劣化の為か全体が少々白っぽく濁ったような状態でしたが、

透過性のレッド&スモーク塗装を行う事で深みが出てすっきりと仕上がったかと思います。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用いただきまして誠にありがとう御座いました!

ROVER MINIウィンカーレンズ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたローバーミニ用フロントウィンカーとサイドマーカーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのようなクリアーレンズだった物に、

以前御依頼頂いたテールランプレンズと同様、

濃い目のスモーク塗装を施しています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

フロントレンズは傷等があったので、先にクリアーだけの塗装を行っています。

比較的濃いスモークなので心配になるかも知れませんが、

前回御依頼頂いたテールランプでは問題無いとのお言葉を頂戴しておりますのでご安心くださいませ。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂き誠にありがとう御座いました!