ホンダシビック無限テールランプ塗装承ってます

 先日到着しておりましたホンダシビック用MUGENのテールランプ一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 状態としてはクリアーレンズタイプで、ただ内部の赤の色が濁っているせいか、少しチープに感じてしまいます。

 こちらはバックドア側に着くレンズで、

車体に装着されるとこのように横に並びます(なのでテールランプ一個だけで塗ると濃さが変わってしまうので基本的にお受付は出来ません)。

テールランプはシーラーでは無く溶着で密閉されているのが殆どで、通常はこれを隠す為にレンズ裏側からフチを黒や白やシルバーで塗っていますが、今回はここだけクリアーレンズのままなのでちょっと目立ってしまっています。

スモークの濃さは「標準濃度」で、以前施工したこちらのインプレッサのテールランプを参考にとご指定頂いていますので、前記したような箇所も殆ど目立たなくなるかと思います。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

VMAX社外品テールランプ×2個塗装承ってます

 先日到着しておりましたVMAXに取り付け予定の社外品テールランプ二個です。こちらは先日ダミーダクトカバーの塗装をご依頼頂いた方で、また現在キャブレターサイドカバーの塗装もご依頼中の方です。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

現状は灯火すると「品が無いくらいに明る過ぎ、赤みが飛んでしまう」との事で、今回はこれにさらにレッドを足して、さらに「極薄目と薄めの中間」の濃さでスモーク塗装も承っています。

現在使っているキャンディーレッドは3代目で、顔料タイプの為「塗れば塗るほど濃くなる」と言う事もあり、この赤を塗る事も意味があると思います。ちなみにマイクを塗る時はいつもハウスオブカラーのレッドですが、先日紹介したゼンハイザーE945の塗装ではこれを「濃いめの赤に」とのご指定を頂いたのでこちらを使って対応しました。リンク先の画像では並べて撮影していますので違いが判り易いかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

SHURE SM58マイク ピンクグラデーション本塗り

 先日お預かりしておりましたSHURE SM58マイク×2本の内の一つです。

マイク本体は#800相当で、グリルボールは#1300相当の研磨副資材とウォッシュコンパウンド+ナイロンブラシを使って足付け処理を行っています。

 グリルボールはピンクゴールド=3コートキャンディーカラーで承っていますので、下地にシルバーを塗ります。透かしが黒くて正面が明るく粒子の細かいスタンドックスSPFシルバー(JLM-906)を使っています。

 その上に透過性のピンクゴールドを塗布します。塗膜の厚みがつくのでベースコートにも硬化剤を適量添加しています(通常STANDOXの2Kシステムではベースコートへの硬化剤添加は必要ありませんが、膜厚が大きくなる場合には必要です)。

 マイク本体の方は白とピンクのグラデーションで承っていますので、まずは白を塗布します。VW社のキャンディーホワイト(カラーコード:LB9A)を採用しました。

 ピンクは当店規定の色見本を参考にして作りました。具体的には左側の「MIX561」(朱色っぽい赤)と右側の「MIX576」(青味のある赤)を1:1に、それを白97%と混ぜました。

 ピンクの塗装には口径0.5mmのSATA dekor2000エアーブラシを使いました。

 予め作成しておいたイメージイラストを参考に塗装範囲や色なども確認しています。

そしてその上にコースガラスフレーク(PP304)を塗り重ねます。ガラスフレークとありますがパールに近い物で、今までピンクパールの場合にはホワイトパールやアメジスト(バイオレット)、レッドパールを使っていましたが、こちらの方が下色に影響を与えず(黄色くならず)、さらに光に当たった時の煌めき感が強いので今回からこちらを採用しています。PP304についてはこちらの記事でも紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

尚、使用する際は粉のままでは無く、樹脂(ベースコート用クリアー)に5%添加して使っています。

 ベースコートが十分に乾いたら場所を工場二階に移し、「SHURE」のデカール貼り付け作業を行います。

 ゴールドのロゴを表と裏、合計二ヶ所に入れました。

デカールの作成についてはこちらのページの記事が判り易いかと思います。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 グリルボールはピンクゴールドのべた塗りとなります。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 パールを入れると下に塗った色の彩度を落としてしまうのですが、ガラスフレークではそれを損なわず、上品且つキラキラと輝いた表現をしてくれます。既存のガラスフレークは顔料自体が黒い為、こういった明るい色の上には使えませんでしたが、今回採用した原色ではこれが大丈夫なのです(恐らくはパールと同様、表面に二酸化チタンをコーティングをしているからではと)。

 ブースの中だと全方向から光が当たっているので判り難いのですが、水銀灯やスポットライトに当たると見事に表現してくれます。先日塗装した色見本を撮影した画像があるのでそちらを紹介させていただきますね。

 今回と同じく、VWキャンディホワイトの上にコースガラスフレーク(PP304)を重ねたベアブリックです。小さいのでちょっと判り難いのですが、

平面の色板で見ると、少ない光量でも非常によく輝いているのが判ると思います。

尚、今回はもう一本はキャンディーマゼンタとクロマフレア風の2トーンカラーでご依頼を頂いておりますので、そちらも後日改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE BETA58Aマイク塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHURE BETA58ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

 元々はいつものグレーメタリックのつや消し(クリアー塗装無し)だった物を、

入稿して頂いたデータを基にデカールでロゴ入れを行いました。

 ベースカラーはVW社のキャンディーホワイト(カラーコード:LB9A)で、

 ロゴはシルバーとなります。

 こちらは自然光で撮影した画像です(先ほどはフラッシュを使っています)。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 使っているカメラはNIKONのD200、レンズは同社マクロの40mmです。操作はマニュアルなのでその都度違いますが、ISOは250で固定、露出は5.0くらい、シャッタースピードは1/50くらいです。ストロボを使って撮影する場合は、シャッタースピードを1/125、絞りをF16に出来るので、三脚を遣わずとも被写体全体にピントが合わせられるというのが便利です。

BETA58についているアルミ製のエンブレムは接着剤で固定されていて、これを破損させずに取り外すのは難しい為、マスキングで行っています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ホンダインサイト 内装パーツ塗装承ってます

 先日到着しておりましたホンダインサイト純正のウィンドスイッチパネル4点です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 状態は新品で、今回はこちらを艶ありの黒に、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承りました。

素地はザラザラとした細かい梨地で、このまま上塗りを行っても綺麗な仕上がりにはなりませんから、まずは「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった作業を行って下地を平滑にしてからの上塗りとします。

今までにインサイトの施工例は無いですが、同じPP(ポリプロピレン)素材でアテンザのスイッチパネルが似ていますのでそちらを紹介させていただきますね。

こちらも元々はザラザラとした梨地で、下地をサフェで整えてから上塗りを行っています。その他の画像はこちらのページからご覧いただけます。宜しければご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!