年末年始の休業期間について、以下にお知らせいたします。
2022年12月31日~1月3日
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
本年も当店をご愛顧いただき誠にありがとうございました。また来年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
先日お預かりしておりました自転車フロント用のダイナモハブSON NABENDYNAMOです。
よこのギザギザの部分は塗らないので、まずはそこの隙間に入れるマスク型を作成します。
内径を測り、外径は少し塗装面より少し食み出るような感じでリング状のデータを作り、それを分割します。
カットした分は焼失してしまっているので、何度かカット→データ修正を繰り返し、
その後足付け処理を行います。スポークが入る穴は塗らないようにしつつザグリの部分(テーパー状になっている部分)でボカシをしたいので、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドでその辺りを優しい感じで足付け処理します。
こちらは厚さ0.5mmのABS板を、内径1.7mm、外径4mmで同じくレーザー加工機でカットした物です。
今回のザグリに丁度良さそうなネジを選び、それに合わせてナット代わりの物をABS板で作ったという訳です。
穴は傾斜が着いている箇所なのでザグリも斜めになっていますが、それに合わせるとネジの頭が食み出てしまうので、外側のフチに合わせる感じにしています。
こんな感じで各穴にタッピングビスを固定しました。これで塗装の準備は完了で、次は調色作業ですね。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日クリアーで下塗りを行っておいた空冷VWビートルのウィンカーレンズです。
その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、再度全体に足付け処理を施しました。
よく脱脂清掃し、まずは褪色して薄い部分だけを塗るようマスキングをします。
塗り分け部分をピッタリ見切るとそこで色の差がハッキリ出てしまうので、テープの端を折り畳んでボカして塗るようにします。
いつものようにイエローキャンディー:オレンジキャンディー=5:1にしたベースコートを重ねます。
口径は0.8mmで、薄い部分をピンポイントに狙って色味を着けていきます。
途中褪色していない箇所(塗っていない部分)と色を確認しながら塗り重ね、良さそうになったらマスキングを剥がします。
この状態でも色味が薄い箇所があるので、そこをピンポイントで狙いながら且つ暈して色味を合わせていきます。
色褪せていない箇所(カバーで隠れて紫外線に当たらない箇所)にもベースコートを塗って色味を合わせます。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
中に反射フィルムが入っているのでそれを外してみるまで判りませんが、現状では良い具合に出来ていると思います。
透過性塗装=キャンディ塗装の場合、塗り過ぎた箇所は色が濃くなり、それが延々取れなくなってしまうので今回のような塗装は非常に難しいのですが、
褪色していない箇所としている箇所でプレスライン(段差)があったので、そこを利用して上手く目立たなく出来たと思います。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルインプレッサGH純正テールランプの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
クリアー抜きにした箇所はプラスチックプライマーとは別にベースコートクリアー(色の無いベースコート)も塗っています。レッドキャンディーに塗った箇所とのブツ切りマスキングの際の段差を均す為等ですね。
こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダNボックスの純正テールランプ塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。