スマホケース塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたアルミ製のスマホケース塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は紫色のアルマイト処理が施されていて、

そのままでは塗装は密着しませんから、サンドブラスト処理→プライマー塗装を行った上で上塗りを行っています。

色はお貸出しした色見本帳の中からこちらのHYUNDAI「vivid yellow」R.H(カラーコード:IA)をご指定いただきました。

本体内側と、

接合部は塗装せずそのままとしています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ボタン部分は稼働する事も確認しています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スマホケース 本塗り

先日お預かりしておりましたスマートフォンXperia用のCLEAVEアルミ製スマホケースです。

表面にはアルマイト処理が施されている為、このまま塗装を行っても塗料は十分に密着しませんから、足付け処理としてサンドブラストを行います。

内側に塗装するとスマホが装着出来なくなる恐れがありますので(かなりピッタリ設計されているかと)、各工程でマスキングをしておきます。

ブラストボックスに入れ、

サンドブラストを行いました。

その後よく脱脂清掃し、台に固定します。

スイッチを別体で塗ると隙間が無くなって押せなくなってしまう恐れがあるので、着けたままで塗装を行う事にしました。ただし構造によってはこの方法で固着してしまう物もあり、そういった場合はお受付自体が出来なく、今回はテーパー状になっていて、ボタンの周りは面取りされていたのでこの方法で行っています。

プライマーを塗布します。

スイッチ部分が固着しないよう(隙間が埋まらないよう)、塗出量を絞って膜厚が付かないように注意します。

プライマーが乾いたら軽くサンディングし、

続けてベースコートを塗布します。まずは下塗りとして黄色味のある白を塗りました(具体的にはVW社のハーベストムーンベージュ)。

続けてご指定頂いた色=HYUNDAI「vivid yellow」R.H(カラーコード:IA)を塗布します。

鮮やかな色は大抵隠ぺい力が弱く、プライマーの上にそのまま塗ると塗装回数を増やさなければならなくなって無用に膜厚が着いてしまいますから、こういった場合は一旦下色を塗るようにしています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

表面には削り出しの凸凹とした意匠があり、これを崩さないようにして足付け処理を行うにはサンドブラスト(または強い薬品)が必要になると言う訳です。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ボタン部分も隙間が埋まらず良い具合に塗れたと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スマホケース塗装承ってます

先日到着しておりましたスマートフォンXperia用のCLEAVEアルミ製スマホケースです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

構造としては上下で分割するようになっていて、

表面には菱形の形状で意匠が施されています。

表面には紫色のアルマイト被膜が施されていて、このまま上塗りを行っても塗料は密着しませんから、一旦サンドブラストを行ってからプライマーを塗るようにします。

ボタン部分も一緒に塗装しますが、

裏側はマスキングを行うのでとりあえずそのままで、もしそのままでは作業が難しいようなら、一旦取り外して施工する予定です(ただ飛んでいってしまいそうなので極力着いた状態で作業を行おうと思います)。

色に関しては事前に色見本帳をお貸出ししていて、その中からこちらのHYUNDAI
vivid yellow(カラーコード:IA)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ネックレスパーツ補修塗装 完成

 先日本塗りを終えていたネックレスのパーツ、樹脂製の象のフィギアです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

金具を取り付けて完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々白い被膜が塗られていたのですが、密着していなくボロボロと剥がれて来ていました。多分濃いめの色の服だと白いカスが着いて目立ってしまっていたのではないでしょうか。

 元々あった被膜は全て除去し、新たに近似色の白で塗り直しています。

「足付け処理→プラスチックプライマー→ベースコート白→トップコート艶消しクリアー」としていますので、今回は今までのようにポロポロと剥がれるような事は無いと思います。

 塗膜強度の目安としては、自動車ボディの塗装と同等と考えて頂いて大丈夫です。

各画像はサイズの縮小以外は未加工です。

こういったアクセサリー塗装のお問合せも結構あるのですが、大抵の場合で商品の金額(新品の値段)より塗装費の方が上回ってしまう為(しかも数倍に)、今回のようにご依頼に至るケースが至極稀だったりします。オーナー様にとっては余程大切な物だったのではないでしょうか。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ネックレスパーツ(象) 本塗り

先日下準備を行っていたネックレスにつているパーツ=象のフィギアです。

既存に被膜(ラバーコート)を剥がし、ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシで足付け処理を行っておきました。

 素材は白っぽいグレーで、その上に紺と白(角部)が塗られていますが、こちらの塗膜はしっかりしているので(剥がれないので)そのまま上から塗り重ねます。

まずはプラスチックプライマーを全体に満遍なく塗り、

 ベースコートの白を塗ります。

色は事前に色見本帳から近似色(RAL 9010)を選んでおいたのですが、実際に作ってみると白過ぎた傾向にあったので、オーカーを混ぜて元の色味に近づけておきました(画像の状態は汚れで赤黄色黒くなっています)。

その後艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

  艶消しなのでベースコートだけの仕様(激安コース)でも良かったと思ったのですが、今回はしっかり艶消しクリアーでコーティングする2コート仕様となりますので、使用していて色が擦り切れるという事は無いと思います(強度の参考としては自動車ボディの塗膜と同等と考えて頂いて大丈夫です)。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。さらに数日寝かしたら元のネックレスに組み付けておきます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!