大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたUAZ-452のバックランプレンズ(3個目)の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
元々新品の状態で、ただこの型のレンズは経年でボロボロになってしまうとの事で、
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
今までの2個は左右のネジのみでしたが、
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHURE SLX-D KSM8ワイヤレスマイクの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
トヨタ「プレシャスホワイトパール」(カラーコード:090)の塗色と、
グリルに貼ってあったSHUREの丸いエンブレムは塗装前に剥がし、その部分も同色に塗装しています。
こちらのワイヤレスマイクはカプセルにRPW174 KSM8 デュアルダインが採用されていて、元々この組み合わせで設計がされていない為か、グリルのエンブレムが正面を向きません(上の画像だと45度くらいズレています)。
そういった事も含めエンブレムは無いままの方が良いのかも知れません。
先日到着しておりましたトヨタTE47の純正テールレンズです。こちらのオーナー様は以前も同型の製品を御依頼頂いておりまして、今回ニュージーランドで新品が見つかったとの事でこの度もご贔屓頂きました。この度も当店をご利用頂き誠にありがとうございます!
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。
ちなみに直近での御依頼はルームランプとナンバー灯レンズで、参考までにそちらも紹介させて頂きます。
こちらは新品では無く状態が芳しく無かった為、ウェットブラストを行ってレンズの裏側からもクリアー塗装を行っています。
レンズ以外にはヘッドカバーの結晶塗装も御依頼頂いていました。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!
先日到着しておりましたマツダデミオ用の内装エアコンスイッチパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
素材はABS樹脂製で、その上にシルバーの艶消し塗装(クリアー無し)が施されています。
御依頼内容は「艶あり黒」の塗装で、恐らく以前施工した部品が同じ物だと思いますので、参考までにそちらを紹介させて頂きます。
この時はカーボン柄の水圧転写が施されていましたが、恐らく同じメーカーの製品と思われます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!
先日下準備を行っておいた1/18のVW空冷ビートルミニカーです。
フチまでしっかり塗れるよう、極力隙間を空けた状態で固定しています。
フチまでは足付け処理を行っていますが裏側全体にそれを行っている訳では無いので、こういった場合にのみ密着剤を併用しています。自動車のバンパーを塗る際に、念のためフチの裏側にプライマーを塗っておくのと同じような感じですね(見えない部分だとしても飛んだ塗膜が後でペリペリと剥がれるのを防ぐ為)。
ドアミラーが付いていた箇所に食み出た接着剤を除去する際、既存の塗膜も一緒に剥がしているので、その部分にはプライマーを塗っておきます(画像は金属素地が露出した状態です)。
同じ様に突起した箇所は足付け処理の際に金属素地が露出しているので、こういった箇所にもプライマーを塗っておきます。
こちらはテールランプの土台部分ですね。こちらもしっかり足付け処理してあります。
ドアの内側はフチがボディカラーなので、こちらはまず一旦全体にそれを塗装し、後で合皮の部分=内張りを当時の実車と同じように艶消し黒で塗り直します。
ボディ本体もアルミ素地が露出している箇所があるのでプライマーを塗布します。
プライマーも塗り過ぎないよう、スプレーガンの口径は小さめの0.6mmを使用しています。
色は当時オーナー様が乗られていた車体と同色の、VW純正色「パステルホワイト」(カラーコード:L90D)となります。
ベースコートも同じく口径0.6mmを使用しています。塗り過ぎて細部のディテールを埋めないようにですね。
通常小物にクリアーを塗る際は口径1.2mmのスプレーガンを使っていますが、今回ミニカーの為にこちらの口径0.5mmタイプを導入しました。家庭用のコンプレッサーでも使える、スプレーガンタイプのエアーブラシですね。
口径0.5mmとその前後のスプレーガンやエアーブラシはいくつか持っていますが、平吹きのパターンが出来て且つ微粒子化の優れたタイプが欲しく、今回の購入に至りました。
塗り肌で艶を出そうとするとどうしてもある程度の膜厚を着ける必要があり、ただそうなると表面張力でクリアーのフチが盛り上がる傾向にありますから、今回それを抑える為、エアーブラシ並みの微粒子で吐出出来るスプレーガンを使いたかったのです。
ちなみに以前塗った1/43のミニカーであれば通常のエアーブラシ(丸吹き)で問題ありませんが、今回程のサイズだとそれでは厳しいと思ったんですよね。
そういったエアーブラシの中でスプレーパターンを平たく出来る物が今回のスプレーガン=IWATAエクリプス(HP-G5)という訳で、
予想通り塗り肌が少ない仕上がりと、フチの盛り上がりも極力抑えられたと思います。
クリアーはいつもと同じくスタンドックスの高品位なタイプ=クリスタルクリアーで、ただ希釈率を通常の15%から20%としています。15%のままだと粘度が高過ぎて塗り難いからですね(ただ事前のテストでは塗れない事はありませんでした)。
ボディ以外の部品であれば丸パターンのエアーブラシでも可能ですが、今回のボディ程となると厳しかったと思います。
ドア内側のパーツは、塗装が完全硬化後に改めてトリム部分を艶消し黒で塗り直すようにします。
前回塗装しておいたナンバープレートは、クリアー層を砥石で研いで均し、
この後はボディ内装も含め、艶消し黒での塗装を行う予定です。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!