N BOXルームミラーカバー塗装 完成

nbox50 大変お待たせしました!N BOX用の無限ルームミラーカバーの塗装、本日完成となります。

nbox32最初はこんな感じでホワイトパールに塗装済の製品でした。

nbox51 あれをホンダ純正色の「 プレミアムピンク」(カラーコード:R562P)に塗装し、新たに「NBOX」のロゴを同じくホンダ純正色の「プレミアムディープモカパール」(カラーコード: YR586P)で塗装を施しました。

nbox33また元々の裏側には車の仕様によって汎用出来るよう、一部をカット出来るように切り込みが入っていましたが、今回はそれも埋めてあります。

nbox53こんな感じに平らになっています。またミラーカバーの固定方法は純正のミラーに被せて両面テープで貼る構造になっているので、切り込みがあった部分の処理では裏側には飛びでないようにしてあります。

nbox52茶色とピンクのパールが良い感じに配色されていますよね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度も当店をご利用頂き有り難うございました!

nbox64ちなみにいつもは塗膜の保護の為に薄い和紙状の物を巻いていますが、ケースの造りがよく出来ていたのでそのまま元の状態にして戻しておきました。何だか良い感じだったのでおまけ的に(笑)。

ホンダNBOX 無限ミラーカバー 本塗り

nbox54 大変お待たせしました!NBOX用のMUGEN製ミラーカバー、無事本塗り完了しております。

今回はベースカラーをホンダ純正色の「 プレミアムピンク」(カラーコード:R562P)で、「NBOX」のロゴを同じくホンダ純正色の「プレミアムディープモカパール」(カラーコード: YR586P)で承っています。

まずは3コートピンクパールを塗布し、そのまま自然乾燥でテープフリーな状態まで置いておきます。

nbox55 ピンクパールが十分に乾いたら、直置きしても大丈夫なように底部分をマスキングしておき、レーザー水平器を使って水平と平行が出ているか確認します。

nbox56ちなみに 暗くするとこんな感じです。

nbox57 位置が決まったらマスキングシートを貼り付けます。

nbox58 一応貼った後にも位置を確認し、続けてロゴ部分の塗装を行います。

nbox59 ロゴ入れなどの塗装は見切りを美しく仕上げる為に極力膜厚を付けないようにしますが、これは技術的な事だけでは難しいので、そういった場合は色の隠蔽力を考えて順番を変えたりします。ケースバイケースですかね。

nbox60 全てマスキングを剥がした状態です。塗膜の一部に黒い斑点が見えますがこれはカメラのレンズにゴミが付いているだけですので気にしないで大丈夫です(と言うか私が気になって他の画像確認しましたので)。

nbox61 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

nbox62 最近の車は純正で3コートピンクパールなんてあるんですね。華やかでとても良いのですが、これを直す塗装屋さんは・・・心中お察し致します。

nbox63裏側の切り込みがあった箇所も綺麗に平滑になっています。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々御待ち下さいませ!

ホンダ NBOX ミラーカバー 下準備

nbox46 サフェーサーは既に硬化していたので早速ロゴのサイズも決めておく事にしました。こういう作業は日中よりも夜の方は集中出来ますしね。

nbox43サイズとしてはこんな感じで、上下にあるプレスライン内に収まるよう丁度良いサイズを選びました。高さが41ミリです(確か)。

ただロゴの垂直を出す基準が見つけ難く、これをどうしようかと思っていたのですが、丁度良い物があったので久しぶりにそれを使う事にしました。

nbox44 ジャジャーん!と。以前兄から頂いたレーザー墨出し機です。塗装ブースを作る時に壁を貼るのに凄く重宝したアイテムで、これはもう使わないという事で譲ってくれていました。

nbox49こんな感じに中心にあるラインに当てつつ・・・

nbox45 そのまま本体の上部だけがクルクルと回るので、ロゴを配置する所に合わせればそれが垂直かどうかは一目両全です。

nbox47勿論これは机が地球に対して水平になっている事が前提なのですが、レーザー表示は横方向にも出せるので、本番の時にはそれに合わせて机の脚を調整すれば問題ありません。まあそこまでやる必要は無いかも知れませんが、手探りで作業するよりもやはり可視化出来た方が色々安心ですからね。

と言う事でとりあえずこちらは懸念材料が解消されたので一旦保管室で作業待ちとして、先にBMW R1200RTのカウル一式と、その後一日時間を掛けてBMWの内装ボリュームスイッチの本塗りを行う予定です。CB1300のヘッドカバーもサンドブラスト屋さんから戻って来たので(ただ開封すると酸化してしまうので作業直前までそのままにしたいのです)、こちらの本塗りはそれらが終わってからになりますかね。どうぞもう少々御待ち下さいませ!(朝になっちゃいましたね~)。

NBOXミラーカバー 隙間埋め

nbox35 NBOX用のMUGEN製ミラーカバーです。汎用としてパーツの一部が切り取れるよう切り込みが入っているのですが、今回はこちらをフラットにするようご指定頂いておりますので塞ぐ作業を行います。ちなみに一般的には「パテ」で埋めるようなイメージがありますが、通常プロの塗装屋さんはそんな事はしません(多分、ですが)。

nbox42 当初は構造用エポキシ接着剤(いつもの3Mのパネルボンドです)を使おうと思ったのですが、先日使った溶着用の工具をまだ仕舞っていなかったのでBMWのカウルと同じような方法で埋める事にしました。ちなみにプラスチックの素材は不明でしたがABSで間違いないと思います(に、臭いが・・・)。

作業方法としては、厚みがかなり薄いので熱による変形が怖いのですが(これが嫌だったのでエポキシを使おうかと)、前回行った方法と同じく、ABS樹脂の溶棒をそのまま使うのでは無く細かくカットしたそれを先細の半田こてで溶かし込んでいきます。やはり一度にやろうとせず場所を離しならが熱が籠もらないように進めていきます。こういうカバーで変形させてしまうと収集が付かないですからね・・・。

nbox37 と言う事で余り無理はせず大体くっついたら上からエポキシ接着剤(こちらは速乾タイプ)を塗っておきます。

nbox38 同じく表側にもエポキシ接着剤を塗布し、硬化したらペーパーで平らに研ぎつけます。熱による変形が嫌だったので表面からは均す程度にしか半田ごては当てず、残った巣穴をエポキシで埋めるって感じです。

nbox39 その後は全体に足付け処理をし、プラスチックプライマーを塗布し、2液のウレタンサフェーサーを塗って隙間を埋める作業は完了です。

nbox40 サフェーサーは完全硬化後に研ぎますが、この状態でも隙間があったとは判らない状態なので良い具合に仕上がると思います。

nbox41そして完成イメージ画像ですが、先日紹介したのは間違えてNBOXのロゴを右側(助手劇側)に配してしまいましたので修正して改めさせて頂きます。大変失礼致しました。

次の作業としては、ロゴマークをコピー用紙にプリントアウトし、それをカットして実際にミラーカバーに貼って丁度良いサイズを確認します。上の画像は2次元なのでこれでは正確なサイズは出せませんから、やはり3次元での確認は必要なのです。ミラーカバーの形状としては中心から横に広がるにつれて奥まっていますから、正面から見て真っ直ぐにするって思った以上に難しいんですよね。うーん、久しぶりにアレを出しますか(笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

NBOXミラーカバー塗装承ってます

nbox31先日到着しておりましたホンダNBOX用のルームミラーカバーです。こちらは以前CLSのテールランプをスモーク塗装でご依頼頂いた方で、今回はこちらをホンダ純正色の「 プレミアムピンク」(カラーコード:R562P)でをベースに、「NBOX」のロゴマークを同じくホンダ純正色の「プレミアムディープモカパール」(カラーコード: YR586P)でご指定承っております。この度も当店をご利用頂き有り難うございます!

nbox33部品はメーカー?から直送だったのでオーナー様としては気づいておられなかったのですが、カバーの一部にはミラーのタイプによって汎用出来るようにと一部に切り込みが入っています。ミラー本体にスイッチがあった場合はこれを切り取って装着するようになっている訳ですね。

ただ今回はこれはそのままになるとの事ですので、別途追加でこの部分を埋めてフラットに仕上げる作業もご依頼頂いています。

nbox34部品の装着方法からして裏側に出っ張りがあるとマズイようですから、今回の作業方法としては構造用エポキシ接着剤(3Mパネルボンド)を使って隙間を埋めようと思います。またもしかしたら裏側に超薄手のファイバーを貼るかも知れません。接着剤と併用して橋架出来ればさらに強くなりますしね。

nbox30そして早速ですがイメージ画像も作成してみました。ロゴが上下のプレスラインに乗ってしまうと格好悪いと思いますのでその範囲内を限界とするとこれくらいのサイズになります。後は左右の配置ですかね。ご確認の程ご希望をお聞かせ頂ければと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂き有り難うございます!